卓話時間
第1442例会
2010年01月18日 (月曜日)
- タイトル :
- 寅年会員大いに語る
- 卓話者 :
- 久野瀬弘・吉川修平・通谷 章・矢吹広昭・吉村洋恵
会員リレー卓話No.6は、寅年生まれの会員に今年の抱負などを大いに語って頂ました。
矢吹広昭君 昭和37年1月8日生4回目の寅年
寅=虎=トラについて
2010年(平成22年)の干支は、(寅)であり、正確には十干十二支では庚寅(かのえ とら)の年です。
「虎」とは、ネコ科ヒョウ属に分類させる食肉類の動物で、学名(ラテン語)パンテラ・チグリス=Pantera tigris。(チグリスは英語のTiger の語源。古代ペルシャ語で「矢」を示す“チグリ”から派生した言葉。)
森林や藪地に生息し、夜行性ではあるが昼間に活動することもある。
群れは形成せず繁殖期以外は単独で生活。オスは数十平方キロメートル、メスは20平方キロメートルにもなる縄張りを形成する。現在ではシベリアトラ、スマトラトラ、ベンガルトラ、マレートラ、アモイトラなど5種類が生存している。かつては8つの亜種があったが3種は絶滅し、前途の5亜種が生存しており、IUCN(国際自然保護連合)によるレッドリスト(絶滅危惧種)に指定されており、生存数は推定で 3~5000頭しかいない状況です。又、ネコ科ではライオンを凌ぎ最大で、シベリアトラは300Kgを超すものも存在している。
寅年の歴史を振り返ると、新しい制度のスタートや、新組織が誕生することが多い。東京株式取引所や大阪株式取引所の開業(1878年)、第1回衆議院議員総選挙(1890年)、昭和元年(1926年)、雇用保険法成立(1974年)などがあました。又、海外では数々の戦争や動乱が起こった年でもあり、第一次世界大戦勃発(1914年)、朝鮮戦争(1950年)、キューバ危機(1962年)などが起きています。
戦後の寅年の株式相場を見ると冴えないパフォーマンスとなっており、十二支別に日経平均の騰落率のパフォーマンスを集計すると、十二支中10位となります。戦後5回の寅年相場のうち、4回が年間を通じて日経平均は下落となったが、1986年にはこの傾向を打ち破り、日経平均は42%を超える大幅上昇をみせた。但し、この年を含めて翌年のウサギ年は大きく上昇しています。
寅年は波乱の年の傾向が強いですが、「寅」の本来の読みである「イン」は、春が来て草木が生ずる状態を表しており、今年は年男でもあり来年の飛躍に向けた充実した年にしていきたいと思います。
通谷章君 昭和25年10月10日生5回目の寅年
五回目の干支まわりを迎えました。嬉しさ半ば、悲しさ半ばといった心境です。言うまでもなく、若い頃、この年を迎えるなんて考えたこともなかった私です。まったく月日の速さに驚きです。そして愕然です。
気落ちはしましたが、しかし、失意のどん底というほどでもありません。まあ、ぼちぼち今までと同じ生活を続けるしか残されていないからでしょう。気分は変わらず、体は動かずといった按配です。
ロータリーには先輩方が大勢いらっしゃいます。私よりずっと長く人生のあれこれをなぞっておられます。かつ逞しく日々を過ごしておられます。それらの方々を見るとホッとします。自分はまだまだ、だなと思うからです。
今後、どれだけ諸先輩に近づいていけるでしょうか。大きな背中を目当てに明日も楽しく生きよう、そして私も大きな背中になれればと思いながら、ときを過ごしていくのです。
吉村洋恵君 昭和37年12月5日生?回目の寅年
今年一年の抱負 寅年に因んだ話
寅年年女一回目、11歳の頃は、小学生で、真っ黒に日焼けして、泳ぐのが大好きな女の子でした。
二回目、23歳の私は、関西学院大学文学部美学科を卒業し、実家の建設会社の手伝いをするべく、インテリアコーディネーターと二級建築士の勉強をしていました。そして、アメリカに半年ホームステイをさせていただき、夢いっぱいの乙女でした。
三回目、35歳の私は、主人が他界をして二年が経ち、姑と同居しながら、六才の長男と二才の次男を自転車に乗せ、危なっかしい三人乗り自転車で、保育園と公園に通う毎日でした。診療所は、親戚と広大皮膚科医局の先生方のサポートで、毎日応援をいただき、綱渡りのように、一日も休まず頑張っていました。
そして、四回目、47歳の今、長男は高3(18歳)、次男は中2(14歳)になり、昨年より、この中央ロータリークラブにご縁をいただき、素晴らしい人間性の皆様との出会いに感謝しています。そして、今年一年は、NLP(神経言語プログラミング)と社交ダンスの指導を通して、周りの皆さんの笑顔と活力を引き出して、社会に貢献していく所存でございます。
では、本日は、そのNLPについて、少しお話をさせていただきます。
NLPは体験することで、気付き、学び、発見をします。
では、皆さん、この部屋をぐるりと見渡して覚えてください。しっかり、観察したら目を閉じていきます。さあ、この部屋の中に『赤い色』は、何処にあったでしょう?
思い出していきます。では、目を開けていきます。いかがですか?赤い色が目に飛び込んできませんか?そうです!脳ではっきりと望むことがアンテナとなって、自然に情報が入ってくるのです!これが、『引き寄せの法則』です。
では、このことを知り、応用していくと、ネガティブな思いのアンテナを建てて、不幸を引き寄せ、問題から抜け出られない人のサポートをすることができます。ポジティブアンテナを建て、幸せを引き寄せます。アンテナは、自分の体験によって持つ思い込みや、信念・価値観です。出来ない思考で、出来ない理由を探す思考から、出来る思考で、どうやったら出来るのか?という、可能性を探る思考に変化させることが出来ます!
もう一度目を閉じてください。こんどは、大好きな人を一人思い浮かべます。
その人は、何処に見えますか?距離は近いですか?大きさは大きいですか?色は鮮やかですか?何か声や音は聞こえますか?何処から、聞こえてきますか?その絵を見て、音を聞いていると、身体の感覚は、何処がどんな感じがしますか?温度は温かですか?呼吸の速さは、ゆっくりですか?重さは軽いですか?では、ゆっくりと目を開け、この部屋に戻ってきます。
では、今度は、大嫌いな人を一人思い浮かべます。その人は、何処に見えますか?距離は、近いですか?遠いですか?色はついていますか?白黒ですか?はっきり見えますか?ぼんやり見えますか?音は聞こえてきますか?何処からどんな音や声が聞こえてきますか?すると、身体の感覚は、どこがどんな感じがしますか?重さは?温度は?呼吸の速さは?では、目を開けて、嫌な感覚を振り払うために、深呼吸と背伸びをしっかりしていきます。
この違いから、脳は「好きな人」と「嫌いな人」を認識するために、見え方や聞こえ方に違いをつけていることに、気付きます。NLPでは、サブモダリティと言います。
では、この見え方、聞こえ方を変化させると、身体の反応が変わり、問題の状況から、抜け出すことが出来ます。
このように、NLPでは、脳の仕組みを知り、無意識の領域に変化を起こし、楽にポジティブ反応に変化させることが、可能になります。
毎週出会うこのクラブのメンバーがこのことを知り、応用すると、毎週この時間が元気になる、更にかけがえのない素晴らしい仲間のクラブになることは間違いありません!
では、そのためにどんなことが出来るのでしょう?
素敵なところ、出来ているところを伝えていき、みんなの笑顔をお互いで、作り出しましょう!
そんな毎日が続いたら…そんな家庭や仕事場を、自分で創り出せる人に、多くの人がなれたとしたら?
地域に、そして、世界に、安心安全の場が創りだせることでしょう!
私は、ひとりでも多くの人の笑顔を作るため、NLPカウンセリングやセミナー、ワークショップをしています。実際に、不登校や引きこもり、うつ状態に入っている方々が元気になられていくのを目の当たりにし、感動と共に、自分の使命を感じています。
「皇太子妃雅子様に、NLPで楽になっていただきたいです!」
そして、これからの12年後の五回目の年女の年、わたくし59歳、還暦の年には、長男30歳、次男25歳になり、みんなどんな人生を送っているのか…とても楽しみです!!
ご清聴ありがとうございました!