卓話時間

第1747例会
2017年04月17日 (月曜日) 12:30
広島原爆障害対策協議会 平松恵一会長(RC会員)
同協議会健康管理・増進センター 藤原佐枝子所長(RC会員)
広島市医師会臨床検査センター  谷敷圭美センター長
第1746例会
2017年04月10日 (月曜日) 12:30
アメリカンドリーム代表 吉川浩司氏
第1745例会
2017年04月03日 (月曜日) 12:30
脚本家 鴨 義信氏

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第1336例会

2007年06月04日 (月曜日)

タイトル :
会員による、5分間スピーチ
「たまにはプロになれそうな時もある・??・」
卓話者 :
迫田勝明君「私と囲碁について」
柳川寿子君「私とゴルフ」
小佐古哲哉君「私と絵画」
前原恒泰君「私と美術」

本年度の卓話例会は後2回のみとなり、ロータリアンは何かプロ顔負けの特技や、趣味を持っているだろうと、世が世であれば私は◎◎プロになっていた。という前提で5分間スピーチを考えた。面白い話が飛び出しそうな何人かを選び出し、今日に至った。予測通りそれぞれ個性あふれる楽しい卓話だった。少し時間を延長した会員がいたので、1名次週へ廻って貰った。

「私と囲碁」迫田勝明君

「私とゴルフ」柳川寿子君


「私と絵画」小佐古哲哉君

「私と美術」前原恒泰君


「私と囲碁」迫田勝明君

本日はプログラム委員長から「囲碁の面白さ」についてスピーチするようにご下命を受けました。
先ず、私の持っている囲碁に関するお宝をお見せしたいと思います。
本因坊治勳のサインと名人経験者3名を含む合計36段のサインです。
さて、司馬遼太郎は、彼の著書での中で、「天才」であることが成立するためには、「人々が異常として切り離した世界と、日常の現実世界の間に境界を引かず、自由に往来する資質が大切である」と述べていますが、私の場合は、このテーマをいただき、それを安易に引き受けてしまったのは、私の夢と現実の境界が分からないでいる鈍感力の性であるとご理解いただきたいと思います。

私は性格的に、何か始めるとき、道具と理屈から入るタイプです。囲碁の場合、道具で言いますと、碁石は日向ハマグリと那智黒、桑の碁笥、榧の碁盤でなければならない、となりますが、理屈で言いますと囲碁は陣取りゲームであるということになります。
囲碁では、自分の碁石を使って盤面の領域を囲み、如何に相手よりも領地を広げるかを競います。その時、領地を囲うだけでなく、相手の石の周りを自分の石で囲んで石を取り合う争いがあります。相手の石を取り、自分の領地を広げるには戦略が必要です。自分がこう打ったら、相手はどう応戦してくるか、それを考えるのが読みであります。
だが、相手の石を取ろう取ろうと思うほど視野が狭くなり、取ろうとした土地を逆に召し上げられてしまいます。「取ろう、取ろうは取られのもと」という言葉はこうした状況を端的に表す格言であります。
「囲碁は経済である」と大隈重信は言いました。
囲碁もビジネスも相手があって初めて成立します。先を読む、即ち相手のニーズを察知することで私たちは成長できます。これは、ビジネスの世界では当然のセオリーです。しかし、成果を挙げようと必死になるばかりに、セオリーを無視して視野が狭くなることは私自身しばしば経験する事であります。
“意味のある手を打て”という言葉も囲碁をやるものが良く聴かされる言葉です。相手が打ち込んでくる一手一手の意味を察知し、それに対して意味のある手を返さなければ勝ちは得られません。「定石を覚えて2目弱くなり」と言う川柳は有名ですが、ある局面では適切であった定石も他の局面では不適切と言うこともあり、一つの考えに凝り固まることは実戦では戸惑うことになります。ほんの45cmほどしかない碁盤の上には、ビジネス社会に生きるための摂理が隠されているのではないかと思ってしまいます。
また、囲碁では、置き碁といって上手と対局するときにハンディとして初めからいくつかの石を置いて対局します。最初から有利な状況で戦いを始めますから、途中までは優勢が続きます。初心者はえてしてそこで自分の立場を勘違いしてしまいます。そして、勝てると思った瞬間に上手の技でひっくり返されてしまいます。
もう大丈夫だと安心すると、必ずポカが出て逆転される。あと一突きすれば勝てるというときにそれが起こります。
だからと言って、「石橋を叩いて」という思いが強すぎても相手にやられてしまいます。攻めと守りの気持ちのバランスが大切であることを痛感しています。
目の前に、中に何が入っているか分からない「大きな箱」と「小さな箱」があるとき、好きなほうを選べといわれたら、昔話の教訓から言いますと、迷わず小さいほうを選びます。欲深な人間は幸せになれない。だから小さいほうを選べといいます。
だが、囲碁では必ずしもそうではありません。むしろ大きいほうを選びなさいと言います。「小は捨てて大につけ」中国唐代の詩人王積薪の作と言われる「囲碁十訣」という有名な10大訓戒の一つです。碁石で囲んだ盤上の領域の大きさを競う囲碁では、欲張って小さなことにこだわらず、もっと大局を見て行動しないさいということです。
囲碁では、「死ぬ」だの「死なない」などと物騒な響きの言葉を使います。杉本先生や土肥先生は相手に「死ぬ、死ぬ」と言わせることを好まれますが、私は自分は殺されても相手が死ぬなどつぶやくことは好みません。
私は仏教徒です。殺すなかれ、殺させるなかれと言うのは仏教の戒律の中でも第1番にあげられるものです。戒律は釈迦の定められたものであり、釈迦の思想の根幹であります。良い人間は暴力に脅え、死を恐れるのであります。
戦いに負けた経験から自らを律することも沢山あります。優勢を築いた後、一番恐いのは相手の開き直りです。あきらめずに勝負手を繰り出してくる相手ほど厄介なものはありません。所謂、一か八かのギャンブルであります。通谷さんなどは正にこのタイプであります。戦いには、その人の人間性がもろに出ます。
勝負と言うのは一般的には、相手にグーの音もださせないで完璧に勝ち切ったときが一番気分が良いと思いがちですが、碁の場合は、完璧に勝つよりも、ぎりぎりの一目違いで勝つのが一番良いのではないかと私は思います。その方が内容的には濃くて、楽しんだと思えるのです。その場合、お互い集中して考え充実感も倍化します。
ロータリークラブでの囲碁の楽しさは、対局の後に懇親会があることではないかと思います。一目勝ちした後で、酒を飲みながら語り合えば、対局した相手のことがまるで兄弟であるかのように理解できます。
しかし、アマチュアの囲碁では、勝った、負けた、の結果は重要ではないと私は思っています。強くなろうと努力するプロセス、あるいはプロになれるかもしれないと夢を追い続けることが大切ではないかと思っています。ダイアモンドはほっておくと普通の石と同じでまったく光りません。何度も磨いたり傷をつけたりすることで輝き、強い石になれるのではないかと思います。
今日のテーマは「たまにはプロになれそうなときもある」という副題がついていますが、囲碁のアマチュアとプロの違いは、アマチュアの碁は終わればガチャガチャと混ぜて記録が残りませんが、プロの碁は全て記録が残ることではないかと私は思います。私もたまには名局として記録に残せるような碁を打ちたいものだと思っていますが、なかなかそのような碁を打てないのが悩みです。

「私とゴルフ」柳川寿子君

たまには プロになれそうな時もある・・・・
大それたテーマに、とても お受けできないと 固辞したのですが、若木委員長の強引な申し出に 断るすべも無く、出てまいりました。
ゴルフは 大好きですが、いかに楽天主義の私でも このテーマで話すほど 厚かましくはありません。
でも ゴルフを楽しいと思う気持ちは、大きいので その話します。
先週のニコニコ箱でも 話しましたが、ここ2年は、業績が伸長していて、2年連続 前年比135%超えの伸びをしめしていますが、ゴルフの腕前は、全くの反比例で、下手になる一方。練習をしない 月一ゴルファーは、どんどん下手になり、とうとう 昨年末には、ゴルフを辞めようと思うほどでした。
ところが、春先に 田中会員から、14ロータリーのコンペに参加しようと誘われて、
少なくとも ドライバーの感触だけでも取り戻したいと、初心に戻って、朝の素振りを始めました。時々 練習場で確認練習をして、最近 結構 絶好調!
すっかり ゴルフが楽しくなっています。
なんたって とりあえず ドライバーが飛べば、ゴルフは楽しい!
ドライバーの芯に当たって、ヘッドがスコーンと抜ける時、こんな風に、頭が残り、右腕がまっすぐ伸びて、まるで プロみたい?と 思う時もありです。
それと最近 時々 まれにですが、 膝を柔らかく使って、ソフトなアプローチが決まって、ワンパット圏内によった時も、まるで気分はプロみたい!
もうひとつ 4月14日のロータリーのコンペ以来、取引先とか、設計事務所、メーカー、ロータリーのコンペが続き、1月半の間に、7箇所のゴルフ場を転戦、これも プロみたい!
私の場合、まず 緑の風のなかを、背筋をのばして、フェアウェイを歩くとき、この上なくハッピーを感じます。次に 一緒にラウンドする方との会話の時間が楽しい、勿論 スコアが良ければ、もっと 楽しい、流行をチェックしてウェアを楽しみ、何よりも スコアに関係なく、お昼の生ビールの美味しいこと。
この前の3ロータリーのコンペの時は、ビールの飲みっぷりがイイと 誉めてもらいました。本当は、ショットを誉めて欲しかったのに・・・
と言いつつ、ゴルフをエンジョイしています。


「私と美術」

私は、美術同好会員と言っても、ピカソ、ルノアール、横山大観、平山郁夫氏らが有名な画家である、といった程度の知識しか持っておりません。
こんな私が、美術に興味を持ったきっかけをご紹介いたしますと、まだまだ現役の最前線で、日々忙しく働き通していた頃にさかのぼります。関係官庁への要望を携えて東京へ出張した折、ふいに思い立って、上野公園にある国立西洋美術館、東京都美術館へ足を踏み入れてみました。そこで出会った数々の有名な画家の作品を前に、評論家よろしく「この描写がこのように素晴らしい」と語ることはできないのですが、「何となくいい絵だなぁ。」であるとか「どうしてこのように自然な風景画を描くことができるのだろう。」「遠近感があって素晴らしい絵だなぁ。」などと感じ入るうちに、片時ではありましたが、毎日の忙しさを忘れ、とても楽しい時間を過ごすことができたのです。
以来、上京する機会を捉えては、日展をはじめとした特別展や独立展を開催しており、何度訪れても飽きない上野の美術館を訪ねたほか、特色ある地方の美術館をめぐる楽しみも覚えました。
 広島中央ロータリークラブでは、美術同好会に加えて頂き、趣味を同じくする皆さんと各地の美術館を訪ね、旅をする楽しみが増えました。思い出深いところでは、徳島県の大塚国際美術館を訪ねることを旅の中心に、大鳴門橋の橋桁空間に設置された渦の道や、十郎兵衛屋敷など、様々な名所をめぐりました。この時は、貸切バスを利用したのですが、奥村チヨと称したとても素敵?なバスガイドさんが、ウィットがあり話し上手で、道中退屈することなく終始楽しく過ごすことが出来たこと、また、特産の「金時芋」が甘くておいしかったことがとても懐かしいです。
昨年は、美術同好会で初めての海外美術館めぐりへ旅立ち、ロシアの都市・サンクトペテルブルグ市に4日間滞在して、エルミタージュ美術館、ロシア美術館、ピュートル大帝の夏の宮殿を訪ねたほか、歴史ある広大な都市の市内観光をして来ました。
我らが美術同好会では 会員が夫婦ぐるみで参加して、あちこちへ旅する機会が多くあります。私の場合は、共稼ぎ夫婦でしたので、定年になってやっと自分たちの生活をエンジョイする余裕ができたこともあり、夫婦揃って美術館めぐりと観光地めぐりを兼ねた旅を楽しんでいます。今では、美術館を訪ねるだけでなく、初めて訪れる都市や町を旅することや、会員の皆さんとの触れ合い、夜は素晴らしい仲間と親睦を深めることがこの上ない喜びでもあります。
このような美術同好会ですが、会員の皆様も、ぜひご参加いただいて、楽しい思い出を作りませんか。

「私と絵画」小佐古哲哉君

「プロになれそう!」と思ったことはございませんが、絵を描くことの楽しさ・魅力・上達に必要かと思うことをお話させていただきます。
(1).楽しさ・魅力
1)集中力が養える
2)自己表現が可能(事実に変化を加えることができる)
3)満足感・開放感を得られる
(2).上達に必要な要素
1)創作意欲の保持
2)師匠・ライバルの存在
3)作品の評価をしてくれる人物の存在
以上、理想を追求しつつも、同好会では「絵を描くこと」を楽しみたいと考えて
おります。

Posted by 事務局 at 12時30分

2016-2017年度

本日の広島中央RCの予定

2017 6/30Friday

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これからの広島中央RCの予定

今月の予定更新中!!
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今月の予定と例会変更

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