卓話時間

第1747例会
2017年04月17日 (月曜日) 12:30
広島原爆障害対策協議会 平松恵一会長(RC会員)
同協議会健康管理・増進センター 藤原佐枝子所長(RC会員)
広島市医師会臨床検査センター  谷敷圭美センター長
第1746例会
2017年04月10日 (月曜日) 12:30
アメリカンドリーム代表 吉川浩司氏
第1745例会
2017年04月03日 (月曜日) 12:30
脚本家 鴨 義信氏

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第1597例会

2013年09月02日 (月曜日)

タイトル :
クラブフォーラム(青少年奉仕)
卓話者 :
新世代奉仕委員長 嶋本文雄君

嶋本文雄君

広島中央ロータリークラブの新世代奉仕(青少年奉仕)活動と今後について
                      新世代委員長 嶋本文雄
 歴史的には、ロータリーの新世代への奉仕は、古くから行われているようですが、1979年国連の国際児童年に合わせてRIは「ロータリーは子どもを大切に」というスローガンを採択し、また、「ロータリアンは青少年の模範」の標語を採択しました。そして1996年度ルイス・ジアイRI会長は、青少年対策を最重点課題と考え、未来を担う新世代が何を望んでいるかを知るために、全世界のクラブが新世代会議を開催することを要請しました。そのようにして2010年規定審議会で、新世代奉仕は、ロータリー・クラブの活動の土台となるクラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕に続く、第5の奉仕部門として承認されました。 2010年手続要覧では「年齢30歳までの若い人すべてを含む新世代の多様なニーズを認識しつつ、よりよき未来を確実なものとするために新世代の生活力を高めることによって、新世代に将来への準備をさせること」を各ロータリアンの責務とし、すべてのクラブと地区は新世代の基本的ニーズを支援するプロジェクトに着手するよう奨励しています。
現在4つのプログラムが有り、IAC(インターアクトクラブ)は12~18歳まで、RAC(ローターアクトクラブ)は18~30歳を対象に、そしてYE(青少年交換)、RYLA(ロータリー青少年指導者養成)の4つをRI(国際ロータリー)常設プログラムとして毎年地区と各クラブにおいて活動がされています。なおインターアクトは現在 広島地区9クラブ、山口地区9クラブの計18クラブ 総勢400名程度が参加しています。しかしローターアクトクラブは減少して7クラブ 65名となり問題になっています(今日の例会で配布されたガバナー月信 Vol.3「青少年の為の月間」参照)。
一方広島中央ロータリークラブの新世代奉仕(青少年奉仕)活動につては、古くから青少年の支援をしていますが、IAC, RACの支援はありません。継続されている活動が少なく、この5年前から奉仕グループの中で行われている献血とマイカー乗るまぁデー活動、そして2年間続いている特別支援学校、東北震災児童の支援があります。
献血とマイカー乗るまぁデー活動では、現在広島市内の6大学の学生さんが参加してくれて、活動前の事前勉強会、さらに活動後の例会での感謝状贈呈式、そして反省会・研修会をおこなって、学生さんと会員のそれぞれ相互の親睦交流を行っています。このような広島中央ロータリーの奉仕活動は、広島市保健医療課長阪谷氏 の卓話で、学生さんたちの「思いやりの心を持つ若者の育成」につながるとのお話をしていただきました。そして献血のような活動で若者が、もっと思いやりの心を持つので、他のRCもやってもらえば、広島はさらにいい街になっていくだろうとの感想でした。
さらに2011年度から発足した我がクラブの新世代奉仕では、出前講義を県立広島大学の公開講座の中で行っています。テーマを「食といのちと社会奉仕」について、福田会員(社会奉仕)、黒瀬会員(食・生・いのちー共生の社会をめざして)、高田会員(口は災いのもと?)、太田会員(食の安心安全について)、嶋本(食に重要な人体のしくみ)がそれぞれ講義をしました。高校生、大学生、大学院生が参加し、幅広い貴重な講義を聞け、いろいろな話合い等の体験に感謝の言葉をもらいました。
最後に今後の活動の問題点として、いろいろありますが、学生さんを主体に継続することと学生さんを集めることが、むつかしくなる可能性があります。そこで広島中央ロータリーのなかに、青少年のための青少年奉仕クラブを設立して、会員を募集し、彼らの奉仕活動を我がロータリークラブが支援することができるだろうかの提案をしました。それらふくめて青少年奉仕について各テーブルで討議し、最後に発表してもらってフォーラムを終了しました(下記に会員の意見)。短時間でしたが、今後の活動の方向性を示すいろんな良い案が提案されました。

なお各テーブルで、奉仕グループの会員(前原会員、徳見会員、吉川会員、平兮会員、神田会員)が、会員の意見をまとめて以下のごとく述べてもらいました。

1.献血、マイカー乗るまぁデー支援活動や特別支援学校への体育用具の寄贈と生徒との交流会については、今後とも「継続は力なり」で今後も支援活動を進めたら良いのでは。しかし、特別支援学校の支援は、補助金が3年で打ち切られるので、次に何の支援活動をするかを検討する必要があります。出前講義は、県立広島大学でなく、鯉城会館のような街の中の施設で、公開講演すると、多数の学生達が集うのではないかと意見がありました。また、青少年奉仕活動に於いて、ロータリーの概要について、積極的にPRするようにすべきだ。田原先生から、その手法について研究してください 等の意見がありました。
2.・ロータリーアクト導入を以前に検討したことがあるが、わがクラブでは非常に困難であり、導入できなかった。学生を集めるにしても、
・学生は毎年卒業してゆくことでメンバーが変わり、継続的な活動が難しい。ローターアクトのような仕事をしている若い社員がメンバーであれば継続するという面では比較的可能ではないだろうか。
・大学生を出していただけるような先生の顧問を増やすことが大切。顧問になっていただき、その先生をいずれわがロータリー会員になっていただけば、一石二鳥。
3.・ローターアクトを当クラブで抱えることは体力的に無理。
・8月6日原爆の日に山野井会員が行なったような奉仕活動を広島中央ロータリークラブが主体として活動し、学生ボランティアを集めたらどうか。
・大学のサークル、リーダーのいる学生の集まりなどへ声をかけ、奉仕活動に参加してもらう。サークルなどは横のつながりや上下関係もあり継続的に活動への参加が期待できる。そうした仕掛けをロータリーが行い、若者たちの奉仕への理解と成長を促す。
・参加者への感謝状贈呈も魅力的である。
4.・一部の会員への声かけでなく、会員全員に声かけ参加者をふやすべき
  ・各大学はボランティアの団体が多く活動している。考えや行動も我々よりはるかに進んでいる。そこのキーマンあるいは担当教授を通じて人脈を作り支援の体制をつくっていく。また就職に有利なポイントや単位取得に加点がつけば活動する学生も増えるのでは。
・ 学生同士の交流は、参加して楽しいはずである。
・ 奉仕活動にはいろいろある(献血,街頭募金、清掃活動、東北支援など)

Posted by IT at 12時30分

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