卓話時間
第1279例会
2006年02月13日 (月曜日)
- タイトル :
- 「男女の機能の違いを理解し、効果をあげる人材育成について」
- 卓話者 :
- 大阪・心斎橋有限会社営業会議社長 野口明美 氏
弊社は、企業研修業を営んでおります。そこで、管理職研修の際、よく男性の管理職の方から、「女性社員は叱ると、泣いてしまうので、気を遣ってしまうよ。」という声を耳にします。同感!とうなずく方もいらっしゃるのではないでしょうか?
しかし、私は、女性こそ、営業職に向いているので、どんどん、導入してくださいと、ことあるごとにセミナーで講演しております。
えー? ストレス度合いの高い営業職に女性は耐えられるの?という声が聞こえてくるようですね。
営業の流れは、
1. お客様と接触する
2. お客様と良い人間関係を築く
3. 提案する
4. 決断ていただく
この4つの流れです。私が着眼しているのは、?の人間関係構築の部分です。
女性特有の、おしゃべり機能で、人間関係構築が以外に楽にこなしてくれる方が多いのです。実は、営業にとって重要な?提案の前に、きちんと、こちらの提案内容を聞いてくださる、また、お客様の悩みをお聞かせいただく関係を構築しておくことは、とても重要で、かつ必要なことであります。?提案の段階の前で、きちんと?人間関係構築がなされているのと、なされていないのとでは、その提案内容も、決断の結果も大きく違いがあるのです。ですから、女性特有のおしゃべりをしながら人間関係を構築する機能を重要視しながら、戦力化することをご提案しております。
男女は、お互いその違いがあります。
男⇒問題解決をしたがる・方向感覚が優れている
女⇒感情型・~しながらが得意・おしゃべり
その持ち備えた機能を理解した上で、優秀な人材に育成していくのが我々管理職・経営層の大きな役割ではないでしょうか?
ストロング(強い気持ち)ウォーム(育てようという暖かい気持ち クリア(常に判断基準が明確である)この3つがバランスよく、我々のハートに位置しているとき、
いい人材が育つ環境を作り上げているのではないでしょうか?
我々の大切な役割の後世への人材育成!みなさんと息をあわせて取り組んでまいりたいと思います。