卓話時間

第1747例会
2017年04月17日 (月曜日) 12:30
広島原爆障害対策協議会 平松恵一会長(RC会員)
同協議会健康管理・増進センター 藤原佐枝子所長(RC会員)
広島市医師会臨床検査センター  谷敷圭美センター長
第1746例会
2017年04月10日 (月曜日) 12:30
アメリカンドリーム代表 吉川浩司氏
第1745例会
2017年04月03日 (月曜日) 12:30
脚本家 鴨 義信氏

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第1486例会

2011年02月07日 (月曜日)

タイトル :
クラブフォーラム「国際奉仕」
卓話者 :
国際奉仕 福田 浩君
     古澤宰治君

前原恒泰君

奉仕プロジェクト 理事 前原恒泰君

今日は、国際奉仕のクラブフォーラムの日となっています。
ロータリーの奉仕は、クラブ奉仕・職業奉仕・社会奉仕・国際奉仕・新世代奉仕の5つに大きく分類することが出来ます。
国際奉仕は数ある世界奉仕と国際理解を推進するNGOの中で、ロータリーほど、草の根レベルにおいて、その実現のために、貢献した団体はありません。それは、ロータリーが国際的な会員のネットワークを持っているからです。
今日の例会では、私たち会員が、最近取り組んでいる活動で、古切手・外国紙幣・カードなど収集を行っています。
もう一つは、2年に一度来広している、米国カルフォルニア州サンタローザ市の(大学生・高校生)交換学生プログラムで、国際奉仕が中心になって活動をしております。
平和学習で平和公園 慰霊碑を巡り原爆ドーム、資料館を見学したり、宮島散策、お好み協和国で野菜中心のお好み焼きの体験などをされてきました。
サンタローザ市の学生交換の受け入れ経過や活動について、熱心に関わっていただいた、前年度の古澤委員長にお願いして10分間程度、お話を聞かせていただく事になりました。
続いて、国際奉仕 福田委員長から、国際奉仕の意義や活動について、お話をして頂くことにしておりますのでよろしくお願いいたします。
それでは、古澤会員、福田委員長よろしくお願い致します。

福田 浩君

 国際奉仕 福田 浩君
 本日のクラブフォーラムのテーマは、国際奉仕です。国際奉仕について、皆様のご理解の一助になればと思い、少しのお時間をいただいて、国際奉仕についてお話しさせていただきたいと思います。

 ロータリー特別月間として、毎年2月は、世界理解月間と決められています。2月は、どうして、世界理解月間なのでしょうか。分からないときは、ロータリー情報マニュアルをひも解け、ということで、私もさっそく、ひも解いてみました。
 マニュアルには、こう書かれています。「1905年2月23日は、ポール・ハリス、ガスターバス・ローア、シルベスター・シール、ハイラム・ショーレーの4人がシカゴで初めて会合を開いた日で、この日はロータリーの創立記念日です。よって2月は『世界理解月間』と指定されています。」。
 2月23日は創立記念日である、今年は106周年を迎える、ということは分かります。しかしながら、「よって2月は『世界理解月間』と指定されています。」と書かれているものの、何回読み直しても、どうして2月は世界理解月間と指定されているのか、理解できませんでした。
 進んで、マニュアルには、こう書かれています。「この月間中、ロータリー・クラブは世界平和に不可欠なものとして、理解と善意を強調するクラブ・プログラムを行うよう要請されています。また、2月23日の創立記念日は、世界理解と平和の日と定められ、各クラブはこの日、国際理解と友情と平和へのロータリーの献身を特に認め、強調しなければなりません。さらに2月23日に始まる1週間を『世界理解と平和週間』と呼び、ロータリーの奉仕活動を強調することを決議しました。」
 ここでいう「クラブ・プログラム」、「奉仕活動」は、具体的にどのような活動内容が想定されているのでしょうか。国際奉仕について、ロータリー情報には、こう書かれています。「ロータリアンが、国際理解、親善、平和を推進するために、実施できることすべてから成る。その方法は、他国の人々、その文化、慣習、業績、抱負、問題を知ることであり、また、旅行や国際大会出席による個人交流であり、読書や文通であり、さらに、他国の人々の役立つクラブの活動やプロジェクトすべてに協力することである。」。誤解を恐れずにまとめるならば、「国際理解」、「親善」、「平和」の3点を推進するものすべてということになりますが、抽象的にしか想定されておらず、具体的な活動内容は、各クラブに委ねられているようです。
 さらに、読み進めてゆくと、国際奉仕活動については、やや抑制的なトーンで書かれていることに気づかされます。例えば、国際奉仕におけるロータリー・クラブの責務について、「RCは、政府や世界問題あるいは国際間の政策に影響を与えるような団体行動をとってはならない」、「RCにおい国際的な論題を取り上げる場合、論者に他国の国民を攻撃しないように注意してほしい」、「RCは、国際問題に関係をもつ特定の計画に関するいかなる決議をも採択してはならない」、「RCが存在する国家間の関係が緊迫している場合には、悪意や誤解を増すことがないように、関係国及び他の国々のクラブは、細心の注意を払わなければならない」などと規定されています。
 自由、正義、人権尊重は、ロータリーの原則に備わっているものであり、国際平和、秩序の維持、人類の発展に不可欠であるというのが、ロータリーの思想であるはずです。にもかかわらず、国際奉仕活動に関しては、このようなロータリーの思想を前面に押し出すのではなく、いわば、価値中立的な考え方のもとで推進してゆくものとされています。私見ですが、ロータリー創立以来の世界戦争、国際紛争の流れが、その時代背景にあったのではないかと思います。

 さて、広島中央ロータリー・クラブの国際奉仕活動は、先ほど、古澤会員にお話しいただいた「米国カルフォルニア州サンタローザ市との交換学生プログラム」、「姉妹クラブである台中西区ロータリー・クラブとの交流」、「古切手等収集を通じた国際援助協力」の3本となっています。
 「古切手等収集を通じた国際援助協力」は、会員の皆様お一人お一人が、日々、身近にできる国際奉仕活動です。多くの会員の皆様からのご協力をいただき、昨年7月から今年の1月までの間に、古切手1635グラム、書き損じ葉書36枚、使用済みプリペイドカード709枚を、途上国の妊産婦と女性を守る活動を行っているジョイセフに届けることができました。会員の皆様の日頃からのご協力、本当にありがとうございます。
 なお、ジョイセフにつきましては、先日お知らせしましたとおり、使用済みプリペイドカードの収集を終了しております。しかしながら、まだまだ多数の使用済みプリペイドカードをお届けいただいており、そのお志を無にしないよう、ジョイセフと同じく古切手等収集を通じた国際援助協力を行っている団体に届けたいと考えております。この点につきましては、理事会のご承認をいただいたうえ、皆様にお知らせする予定でございますので、引き続き、使用済みプリペイドカードを含めた古切手等の収集にご協力いただきたく、よろしくお願いします。
以上

古澤宰治君

 昨年度 国際奉仕 古澤宰治君
 2年に一度、アメリカのカリフォルニア州サンタローザから約15名の学生が広島を訪問するプログラムがあります。これは、鹿児島西RCとサンタローザ・サンライズRCの間で、行われている学生交換プログラムの一環です。
 広島には3日泊4日の滞在になりますが、近年では平和教育を主体に広島中央RCが支援をしています。具体的には、平和公園で資料館などを訪問したり、もう一つの世界遺産である宮島の厳島神社など、広島の歴史と文化を学びます。資料館を訪問した際には、今までよく知らなかった原爆について学ぶことができ、友達に話したいとの声も聞かれました。本当に些細な取組みかも知れませんが、一人でも多くの人が平和の大切さを実感でき、周りの人に伝えようとする活動に携わることができたと実感しています。広島で生まれ育った者の紛れも無い国際奉仕の活動だと思います。広島中央RCの会員の皆様との交流はウエルカムパーティーと、さよならディナーでの交流のほかに、先に述べたプログラムに参加していただく事があります。スケジュールが合えば例会にゲストとして迎えることもできますが、なかなかスケジュール的に難しいのが現状です。
 今年の7月下旬にサンタローザから学生が来ますので、皆様のご協力をお願いいたします。また、隔年ということは、日本からサンタローザへホームステープログラムもありますので、ご子息やお孫さんで興味がある方がいらっしゃいましたら参加してください。

Posted by 事務局 at 12時30分

2016-2017年度

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2017 6/30Friday

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