卓話時間
第1285例会
2006年03月27日 (月曜日)
- タイトル :
- 職業奉仕部門フォーラム
- 卓話者 :
- 健康増進委員長 藤村 欣吾君
本年度健康増進委員会では3つの活動目標を掲げた。本日はその内の一つ健康診断についてご案内したい。本クラブにおいては柚木会員のご尽力により例年広島市の総合検診センターにて会員の健康診断を実施している。このセンターは原爆被爆者健康診断と共に、広島市住民の健康管理を行うために広島市の委託事業の一つとして一般住民の健康診断もあわせ行っている。では一体健康診断でどのくらいの病気が発見されるのでしょうか?例えば関心の深い “ガン”発見率について平均年齢61歳の一般住民の健康診断結果を見てみると平成16年度においては19455名の受診者の内、主要ながん例えば胃ガン、大腸ガン、肺ガン、乳ガンだけでも104名の早期癌が発見され、実に0.5%以上となっています。これは他の検診センターよりも若干高いようです。
また一方では“ガン”のみならず最近では生活習慣病に関する健康診断も充実し、運動負荷をかけ、心肺機能を測定し、日常生活における運動処方箋を作成したり、栄養指導を行う、循環器専門医、管理栄養士が配置されています。従来の病気発見型の検診に加え、今後は将来の良質な日常生活を約束する様な健康診断もご利用ください。