卓話時間
第1704例会
2016年04月18日 (月曜日)
- タイトル :
- クラブフォーラム 「グローバル補助金事業について」
- 卓話者 :
- 司会(国際奉仕 城本委員長)
本日は国際奉仕委員会でお時間を頂きまして、「当クラブでグローバル補助金事業を行うことの可能性について」フォーラムを行いたいと思います。
①昨年2月に「国際奉仕を通じた平和について」のお題でフォーラムをさせて頂き、「特定の会員に任せきりにせず、自ら参加して奉仕活動を楽しみ、他国の方々を継続して支援していきましょう。」という結論に到り、「今後具体的なプロジェクトを国際奉仕委員会から提案させて頂く」ことになっておりました。
今回ここで、具体的なプロジェクトについてご提案させて頂き、フォーラムを行って頂きたいと思います。
② 今回提案させて頂くプロジェクトは、グローバル補助金を利用する事業でして、とてもハードルが高い事業ですが、医師、大学教授、渉外弁護士、公私共に海外に飛び回っておられる方が多い当クラブは、人的資源には恵まれておりますので、ハードルを1つひとつクリアしていくことは可能かと考えております。
③ また、当クラブの「歴史と伝統」を積み上げてきて下さった先輩達に負けることなく、これからの当クラブの「歴史と伝統」は我々が積み上げていかなければいけません。是非とも今のメンバーでグローバル補助金事業にもチャレンジしていきたいと、奉仕プロジェクト委員会では考えております。
今日の予定ですが、まずは、嶋本理事からグローバル補助金事業についてご説明頂き、在広ロータリークラブの例を城本が紹介し、グローバル補助金事業の一つの候補としてパラオの検診支援のお話を吉川恵青少年奉仕委員長がお話し、それからフォーラムに入らせて頂きます。
(パワーポイントのプレゼン資料を基に説明。概要は下記の通り。)
1. 嶋本理事 (約3分)
① 広島中央ロータリークラブは70名を超える大きな組織になったこと。
② 次年度はガバナーを輩出するような、在広ロータリーでも中心的な存在になったこと。
③ 昨年ガバナー訪問で、ガバナー補佐から、グローバル補助金の検討の依頼があり、さらに東ガバナーから、地区補助金以外にもグローバル補助金を獲得できる国際支援の依頼が当クラブにあったこと。
④ グローバル補助金事業の一般的な内容(対象となり得る事業、全体の金額と当クラブの負担、現地クラブとの協同)
2. 城本委員長 (約1分)
① 在広ロータリークラブでの具体的な事例
広島南RCと呉RCの実例
② 当クラブでの事例
カンボジアの医師・歯科検診支援、パラオの検診支援
3. 吉川恵委員長 (約4分)
パラオの検診支援をもっと拡大して、国全体の糖尿病予防に発展させる事業にできないか。
吉川委員長の現地視察の報告。
①パラオの現状:平均寿命50歳ぐらい、肥満が多い。
②現地ロータリークラブからの依頼もあり、協同できる。
③日本の大使館の強いバックアップがあり、また、JAICAから栄養士が派遣される。
司会(城本):各テーブルで以下のようなポイントについてフォーラムを実施して頂き、各テーブルのディスカッションリーダーがそれぞれ約1分間で発表して下さい。
① 当クラブでグローバル補助金事業にチャレンジするか。
② 当クラブで現在進んでいるプロジェクトで、グローバル補助金事業にしていけるものとしては「パラオの糖尿病予防プロジェクト」がありますが、このプロジェクトを候補にして検討を進めてよいか。
③ プロジェクトの規模は今後の先方との話し合いではあるのでまだ定かではないが、国を変えるようなプロジェクトであるため、総額1,000万円~1,200万円位(当クラブの予算300万円~400万円位)まで想定しておき必要があると思うがそのような予算でもよいか。
④ 当クラブのどの委員会で進めていくべきか。奉仕プロジェクト委員会(特に国際奉仕委員会)を中心に、糖尿病に詳しい医師の方々にご協力を頂く体制でよいか。
⑤ グローバル補助金事業という新たな試みですので、皆様から留意すべきポイント等があれば適宜ご指摘頂きたい。
4.クラブフォーラム (約10分)
5.各テーブルからの発表 (約5分)(@1分間x5テーブル)
(各テーブルからの発表をご参照下さい。)
司会(城本):
本日はお時間を頂き、真剣に議論して頂き、ありがとうございました。
今日頂いた皆様のご意見を基に、奉仕プロジェクト委員会を中心に関係者のご協力を得ながら、パラオの糖尿病防止のプロジェクトでグローバル補助金事業にチャレンジしたいという結論に至りました。
今後も都度皆様に進捗状況をお伝えし、ご相談しながら進めていきたいと思いますので、ご協力の程宜しくお願いします。
本日はありがとうございました。
以上