卓話時間
第1737例会
2017年01月30日 (月曜日)
- タイトル :
- 広島市手をつなぐ育成会知的障害者施設いくせい訪問
- 卓話者 :
- 奉仕プロジェクト 前原理事
人間尊重・社会奉仕 西井委員長
今年で6回目になる地区補助金活動が1月30日第三例会で会場を育成会の施設に移して会員40名が参加して開催された。
知的障害者支援施設いくせいの入所者は、平均年齢は47.5歳で高齢化してきており、日々、体力の衰えが目立つようになってきた。かつては、散歩や運動を喜んでしていた人たちも部屋に閉じこもりがちになり、歩行や移動に困難を来す人も増え始めた。障害の有る施設利用者の健康管理を、理学療法士のアドバイスを受け、リハビリ機器を使用することによって楽しく興味関心を維持しながら、体を動かすことは、大変効果的に体力作りをしていける機器である。また、体力作りはそれのみならず、活発な精神の働きにも作用し、健常者より高齢化が早いと言われている知的障害のある方たちの、認知症への防止に繋がっていくものとされています。
例会・贈呈式・施設利用者とのふれあいに参加したのは、広島市、育成会、広島中央RC、施設利用者、施設スタッフ総勢約65名。
黒瀬会長から本日の主旨説明と参加者各位へ感謝の意が伝えられた。
来賓を代表して広島市から福岡障害福祉部長から支援の感謝と広島市手をつなぐ育成会の発展を祈念された。また、育成会から山本一隆会長から御礼の挨拶と感謝状をいただきました。
倉 施設長より、当施設の概要や利用者の健康状態、本日贈呈される健康器具の重要性などを丁寧に説明頂き、贈呈式の後、健常な利用者と指導員15名が参加。指導員による健康器具のデモンストレーションが行われた。
施設利用者がリハビリ機器を体験する様子を見学したり、ロータリー会員が利用者に感想を聞いたり、引っ込み思案する利用者に試乗るよう働きかけたりした。
利用者は、心地良い汗を出しながら足腰強化の機能運動を楽しんでくれました。施設職員の方も、今回の機器は楽しく健康機能維持が可能となることから、とても感謝して頂きました。
贈呈したロータリアンとして、知的障害のある方たちが、リハビリ機器を活用することにより、少しでも長く、自分の力で動き、健康を維持していくことは、地域社会のなかで、生き生きと暮らしていく人々を増やすことになると考えます。広島市手をつなぐ育成会への支援は今回で3回目となり規定により今年度で終えることになります。
この奉仕活動に支援して頂いたロータリークラブ会員の皆様、ご協力ありがとうございました。