卓話時間
第1724例会
2016年10月03日 (月曜日)
- タイトル :
- ゲスト卓話
「日本留学で得たものと成果について」
- 卓話者 :
- 米山奨学生 李 在鉉君
米山記念奨学事業について、配布した豆辞典を参考に、近年の米山奨学会について説明をするR財団・米山奨学 長場委員長
まず、⽇本留学で得たものについて、⽶⼭奨学⽣としての⽣活を中⼼にしてお話します。私の⽇本留学⽣活を、ご覧のように、図式化してみましたが、普段の⽣活は、ご覧のとおり、家・学校・家・学校、たまに家・アルバイト・家・学校のような⽣活をしていました。
⽶⼭奨学⽣になってからは、[ロータリークラブ]や[⽶⼭学友会]に参加することになり、⽇本⼈の⽅や他の留学⽣と交流することで、無味乾燥だった留学⽣活が⼤変楽しくて有益になりました。
このように、⽶⼭奨学⽣になり、[RC][⽶⼭学友会]などを通じた交流ができることによって、私の視野が広がり、成⻑の機会になったと思います。もちろん、奨学⾦をいただけることになって、経済的に安定し、勉学に集中できるようにもなりました。
このように、⽶⼭奨学⾦のおかげで、私の留学⽣活は⼤変有意義なものになれました。
これからは、⽶⼭奨学⽣としての⽇本留学での成果について、勉学の⾯を中⼼にしてお話したいと思います。まず、私の研究分野と内容を簡単にご説明させていただきたいと思います。
簡単に⾔えば、私の研究分野は、⽇本語と韓国語の対照研究です。研究内容は、⽇本語と韓国語のアスペクト表現ですが、アスペクト表現とは、ある出来事が始まりの段階にあるのか、途中なのか、終わったのかを表す⽂法⽤語です。たとえば、「⾷べる」という出来事が、始まりの段階にあれば、「⾷べ始める」と⾔い、途中であれば「⾷べている」、おわったら「⾷べ終わった」といいますが、このように、「〜始める」「〜ている」「〜終わる」というのがアスペクト表現を表す形式になります。
最後に、今後の計画です。
⼀つ⽬は、今までのように、⽶⼭奨学⽣として、RCや⽶⼭学友会の⾏事に積極的に参加することです。
⼆つ⽬は、博⼠論⽂の内容に関する研究の⼝頭発表や論⽂執筆することです。
今年は、⼝頭発表2回と、研究論⽂2本を予定しています。
三つ⽬は、博⼠論⽂の2次審査を受けることです。今の進捗状態から⾒れば、来年の前期に受けることができるかと思います。以上で本⽇の卓話を終わりたいと思います。
ご清聴、ありがとうございました。