卓話時間
第1593例会
2013年08月05日 (月曜日)
- タイトル :
- クラブフォーラム「会員組織委員会」
- 卓話者 :
- 理事・委員長 戸田幹雄君
1 はじめに
本年度第一回目のクラブフォーラム、討論会です。
担当は会員組織委員会です。
テーマは「会員増強」についてです。
このテーマはロータリークラブの古くて新しい問題点ではなかろうかと思います。
ロータリークラブは、1905年設立以来間もなく110年を迎えようとしています。
日本のロータリークラブも1920年、大正9年に、三井銀行の重役であった米山梅吉氏によって「東京」ロータリークラブが設立されて93年を超えようとしています。
多くの先人の努力により現在では200以上の国・地域の加盟があり、120万人を超えるロータリアンが入会をしている組織であります。日本はクラブ数、ロータリアンの数等から世界第二位のロータリー大国とも言われています。
ただ、個人的な意見でありますが、ロタリークラブの問題点として言えますのは
○ 知名度の不足が指摘できると思います
残念ながらロータリークラブの存在を知っている国民・県民・市民は半数以下で、ロータリーが何をしているかを正確にご存じの国民は五人に一人以下ではないかと思います。
ロータリーが小児麻痺の撲滅に多大な貢献をしいること、更にはポリオプラス運動でジフテリア・結核・破傷風等の予防接種に寄与していることなどは余り知られていないと思います。
○ もう一つの問題点はロータリアンの高齢化です。
我がクラブの平均年齢は66歳を越えようとしています。
これはどのクラブにも言えると思います。残念ながら高齢者になりますと、知力・体力の低下はいかんともしがたいものです。私が入会して5年目ですがこれまでに4人の会員は鬼籍に入られています。不慮の事故死の砂田会員を除きご高齢者です。
ロータリーは年寄りの昼飯会とのご批判があるのも現実ではないかと思います。
このほか、会費の問題・例会のあり方等問題点がありますが、こういった問題点を克服して行くためにも、地域社会で認められた優秀な職業人に入会していただき「会員増強」を図らなければと思います。
クォリィティー75作戦の提案です。
配布資料をみながらお聞き下さい。
その一つが会員増強の必要性です。
ロータリークラブを安定的に(財政的)維持し、クラブの効果的な活動を行うためです。
活動をするためには、人・物・金が必要です。
クラブの会員基盤の規模と強さは会員数に比例すると思います。
現在、日本にはクラブが2285あります。
会員数は88640人ですから平均しますと1クラブの会員数は39人弱です。我がクラブは、今日現在、会員が69人ですから平均よりは多い会員数です。
ただ、国際ロータリー2710地区G7では、広島南87名・広島東南84名・広島西79名に次いで4番目です。
追い越す目標はまだ先にあります。
二番目が会員増強の3つの要素です。
資料のとおりですが、新会員の勧誘・現会員の維持・それに新クラブの結成です。
新会員の入会で、新鮮なアイディア、新しいエネルギーがもたらせます。この一年で我がクラブには14名の入会者がありました。(退会者2名)例会を含めクラブ活動が活発化してきていることは皆様が感じておられるとおりです。
そして、現在の会員の維持です。
現会員はクラブの意義ある活動を続けていくために欠かせない存在です。あとでDVDを見ていただきますが、名古屋東南ロータリーの伊藤会長が言っておられますが、現会員を殺すな、そのために例会場にAEDを設置して会員の健康管理までしていると話しておられます。大事な現会員には生涯を全うするまで会員でいてほしいものです。新クラブ結成については省略します。
次は、我がクラブの現況です。
資料のとおりです。少し説明。チャーターメンバー柚木会員・久野瀬会員
クォリティー75作戦
GOGO65作戦の踏蹴です。GOGO65作戦の発案者は「竹川」副幹事でした。ご承知のとおり素晴らしい実績を残しました。本年度もGOGOで行けばとも思ったのですが、竹川副幹事に相談しましたら
「クォリィティー」がいいのではとの示唆をもらい。75人を目標にとの思いでこの作戦を提案しました。資料の説明。
あとがき
誘って・誘って・誘う チェンジ変化を怖れるな
クラブ創立記念日に新聞広告を出したクラブがあります。
例会に友達を誘ってくる、入会を直ぐには勧めない等があった示唆。
誰かがやるとの傍観論ではいけない、おれがやるんだとの強い信念・そして会長の強いリーダーシップが必要である。