卓話時間
第1473例会
2010年10月04日 (月曜日)
- タイトル :
- クラブフォーラム(職業奉仕)
テーマ : 職業奉仕についての理解
- 卓話者 :
- 奉仕プロジェクト委員会 理事・委員長 前原恒泰君
10月は、職業奉仕の月間月です。今日は、ロータリーの職業奉仕について、基本的な意義について少し述べて見たいと思います。
ロータリーの奉仕は、クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、新世代奉仕の5つに大きく分類することが出来ます。5大奉仕部門の1つである職業奉仕は、ロータリアンがそれぞれの職業を通じて他の人々に奉仕し、社会に貢献するよう奨励しています。
ロータリーでは 1987-88年度RI理事会が次の職業奉仕に関する声明を採択されました。
職業奉仕とはあらゆる職業に携わる中で、奉仕の理想を生かして行くことを、ロータリーが育成、支援する方法である。職業奉仕の理想に本来込められているものは、次のものである。
あらゆる職業において、最も高度の道徳水準を守り、推進すること。
自己の職業またはロータリアンの携わる職業のみならず、あらゆる有能な職業の社会に対する価値を認めること。
自己の職業の手腕を社会の問題やニーズに役立てること。
これらの3つが採択されました。
また、1940年以来多くのロータリアンが、自分の職業、地域、個人レベルにおける言行の尺度として、職業奉仕にふさわしい言葉として四つのテストを使用されて来ました。
そうしたロータリーの意義を勘案しながら、今日のフォーラムでは皆さんが
職業奉仕とは、どのように理解しているか?また、それをどのように実践していますか
この2点について、今回、RLI方式を導入して、4つのテーブルに分かれて、私たち会員が個々に意見を述べ合い、各テーブルにデスカッションリーダーを置き、会員の意見を自由に発言してもらい(20分)、リーダーがテーブルでの意見をある程度まとめていただき(1分程度)ます。
最後に田原先生に総括していただき(4-5分)、有意義なホーラムであるように終わらせたいので、ご協力の程を、よろしくお願い致します。
それでは、四つのテーブルに分かれてください。
デスカッションリーダーは熊野会員、藤村会員、迫田会員、河野会員にお願い致します。
まとめ
初めに、前原奉仕プロジョクト委員会理事より、職業奉仕の基本的な意義について、
説明がなされました。
次いで、RLI方式を導入して、4テーブルに分れ、各テーブル毎にディスカッションリーダーの司会で
(1) 職業奉仕をどのように理解しているか。
(2) それをどのように実践しているかについて自由に討論をしました。
その後、各ディスカッションリーダーから、テーブル毎の意見を纏めて発表しました。
◎ ロータリーの活動の基本であり、最も重要な課題である。会員相互の協力が大切である。
◎ 自己の職業を通じて、社会に貢献していく。
◎ 自利利他の考えに基づいて、行動する。
◎ お互い助け合っていく、それこそがロータリー
◎ 職業倫理など教育を通じて、高めていくことが重要。
◎ 日常の仕事に、超我のこころで接する。
◎ 4つのテストの意識を高める。
◎ お互い異業種の人たちが集うことで、おおいに助けられている。
等の意見が、報告されました。
最後に、田原長期プロジェクト委員長より、総評がありました。
ロータリーは、倫理を高揚する団体である。
倫理を貫くことが重要。
4つのテストを、いつも心において、根底は「思いやり」の心である。
と、明確に職業奉仕を表現されました。
職業奉仕委員長 柳川 寿子