卓話時間
第1360例会
2008年01月07日 (月曜日)
- タイトル :
- 「年男大いに語る」
- 卓話者 :
- 山村忠次君、田原榮一君、栗栖昭夫君、頼岡�在君
今年の年男は8名いらっしゃいます。本日4名と次週4名の卓話をお願いしています。まず一番若くお元気な山村忠次君からお願いします。
年男 山村忠次君
みなさんあけましておめでとうございます。
今年は中央ロータリークラブも30周年の節目の年にあたり、新年のご挨拶をさせて頂くのは大変光栄と感謝致します。
私は大正13年甲の年の生まれで84歳になります。
甲子の年=甲子園となりますが、20数年前甲子園で全国ロータリー野球大会があり、試合の応援に行きましたが、私と甲子園には一寸した因縁があります。
私は広島県立工業高校の機械科を昭和17年3月に卒業しましたが、12月20に大東亜戦争が勃発したため、12月に繰り上げ卒業し、住友金属に就職しました。当時住友関連の企業は住友財閥住友本社が管理してた関係で住友銀行、住友生命の方々と甲子園球場南の側にありました寮に入寮し通っていました。当時阪神鉄道が甲子園開発で甲子の13年に甲子園球場が完成したのを後に知りました。
全国では甲子の84歳の男女の数が69万人だそうです。次の12年後はどうでしょう・・。
機械科を卒業後、昭和13年からずっと今日まで鉄の販売、加工に丁度70年関わり続けていますが、鉄のような意志かというと、そうでもないのですが、染みこんでいるとは思います。華麗なる一族のテレビドラマが放映されましたが、鉄鋼マンとしてドラマのとおりでした。今、業界からは退くことになりましが、私の信条から「おかげさま」と云う言葉をいつも思っています。皆さんのお役に立てることがございましたら今後とも努力したいと思っています。これからもよろしくお願い致します。
年男 田原榮一君
明けましておめでとうございます。我が広島中央ロータリークラブ会員の皆様方におかれましては、お元気で輝かしい新年をお迎えになられたたこと心からお慶びを申し上げます。
私は、我がロータリークラブに入会して、今年で3回目の年男を、私の人生72年間で6回目の年男を迎えたことになります。私は、昭和53年に広島大学医学部教授に就任して3年目の昭和56年7月、当時の山村会長、熊野幹事の時に我がクラブに入会しましたので、今年でロータリー27年目を迎えます。ロータリーに入会したことにより、ロータリー会員の方々・財界・大学・医師会の各関係者のご理解とご支援により平成4年に財団法人広島がんセミナーが設立され、昨年にはお陰様で設立15周年記念事業を開催することができました。平成12年広大退官後も、カリフォニア大学サンデエゴがんセンター客員教授、日米共同研究機関である放射線影響研究所研究担当理事を経て、現在広島がんセミナーの理事長として、この様に元気で様々な奉仕活動が出来ますのは、我がクラブの皆様方のご支援・交歓のお陰であり、皆様方に対して衷心よりお礼を申し上げまる次第であります。
さて、昨年は激動の年でした。温暖化による気象異常、政党政治のエゴとねじれ国会、その上倫理的規範と道徳の欠如による官僚や企業の不正等、将に美しい日本の伝統と文化が失われようとしています。そこで、今年我々ロータリアンが、今こそロータリー理念に基づいて職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、クラブ奉仕により積極的に取り組み、明るい希望のある社会にする必要があると考えます。
国際ロータリーでも昨年新しい組織改革が導入され、我がクラブも昨年CLPを採用しました。そこで、現在「長期プロゼクト検討委員会」を立ち上げ、社会のニーズに応じた長期プロゼクトを底上げの形式で計画したいと考えております。管理運営委員会委員長として、皆様方の全員参加のご協力とご支援を心から期待するものであります。
また、今年は我がクラブ設立30周年を迎えます。この節目の年に、国際ロータリー第2710地区グループ7のガバナー補佐を務めさせていただきますことは、私にとつて光栄であり、かつその責任の重大さを痛感しております。今後、私は、クループ7の各クラブのクラブフォーラムとガバナー公式訪問の支援共に、各クラブの管理運営委員会への直接接触等行う予定でありす。その上、従来のガバナー補佐とは異なつた役割等も与えられています。尚、我が中央ロータリークラブのガバナー公式訪問は8月25日です。従って、7月に、即ち新年度に入り早々にはクラブフォーラムを開催する必要が有ることを申し添えたいと思います。
最後に、本年11月28日の我がクラブ設立30周年記念事業が成功裡に終了することを祈念すると共に、来年6月末までのガバナー補佐の役割をご理解賜り、ご支援・ご協力を頂きますよう心からお願いを申し上げ私の挨拶とさせていただきます。
年男 頼岡�在君
皆様、明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い申し上げます。
私は昭和23年(1948年)1月23日生まれですので、本年は年男に当たります。さらには還暦を迎えることになります。我が国の平均寿命からすれば、60歳は長寿とは言えませんが、ここまでたどり着けなかった人も少なからずおられることも事実です。私には若くしてこの世を去った弟子が2人おり、現在も元気でいられることに喜びを感じるとともに感謝しています。
さて今回の卓話のテーマは、「年男多いに語る」ですので私の本年度の抱負を述べてみます。健康の話が出ましたので、まず私的な目標から話を進めて参ります。第一に毎日美味しい食事とお酒が飲める健康体を維持したいと考えています。身体の調子が悪ければ、お酒は欲しくありません。昨年は365日のうち2日、体調不良でお酒を飲むことが出来ませんでした。本年は皆勤を狙います。第二に少しでも身体を動かすことに努めます。愛犬マリア(ミニチュアダックス)との散歩のみならず、ゴルフの再開も考えています。第三に根っからのカープきちがいの私としては、本年は久しぶりの優勝を目指して応援したいと思っています。
次に公的抱負ですが、第一に11月21日~23日に広島国際会議場で開催される第29回日本アフェレシス学会を、大会長として盛会になるよう頑張りたいと考えています。御支援の程、宜しくお願い申し上げます。つぎに我が国では末期腎不全のため透析療法を受けざるをえない人が28万人以上もおられます。また、驚くことにその予備軍は400万人を超えると推測されています。そしてこれら腎臓病を有する人々は心筋梗塞、脳卒中などの病気を併発する危険性が非常に高いとされています。このような背景から、慢性腎臓病(CKD)対策が世界各国で展開されています。高血圧、糖尿病、肥満などの人は管理が十分でなければ、いずれCKDになると言われています。そこで第二の抱負としてつぎの国民病と考えられているCKDの啓蒙を昨年に引き続き、本年はさらに拡大したいと考えています。御鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。第三に透析療法の1つである腹膜透析における腹膜の劣化防止に再生医療を早くに臨床応用させることを頑張りたいと思っています。
肝心のロータリー活動においては最低限のことしか出来そうにありませんが、全出席を目指したいと思っています。
以上、卓話のテーマとは程遠い小さい抱負となりましたが、御容赦賜ればと存じます。
年男 栗栖昭夫君
私は昭和11年9月生まれで、本年72才になります。ロータリークラブに入らせて頂いて約20年です。昭和62年に河野雅安会長時代に大塚さん、城本さんの推薦で入会しましたが、残念ながら両名様共亡くなられました。入会した頃は若くてバンバン仕事をこなしており、苦労はいとわず洋菓子協会の会長として、又(株)ボストンの経営者として洋菓子業界で仕事をしていましたが、10年ほど前から少しずつ息子(一典)に徐々に譲り渡して、昨年会長に退き第一線から引く準備をしております。
いつも両親(特に母親)から、ねずみ年というのはコツコツ働いて小金を貯めるのは上手いが、大きいことが出来ないので気をつけるよう注意を受けていました。全くその通りの人生の様です。