卓話時間
第1189例会
2004年01月19日 (月曜日)
- タイトル :
- 年男の抱負
- 卓話者 :
- 年男
三宅恭次君
年男といっても、今年は特に節目の年、「還暦」ということのようだ。「…ようだ」と、他人事のようにいうのも、私自身「還暦=赤いちゃんちゃんこ」の実感が全くないためである。ひとつは“老後”のことも含め、人生無計画に生きた為か、はたまた四囲の状況からバリバリの現役でいたい、いなければならない為…、恐らく、その両方であろう。
とは言え、1944年10月3日生まれは厳然たる事実である。
干支の「甲申」の「甲」は鎧、亀などの外表を被う殻。申は「猿」と理解しているが、「伸」に通じている。つまり、我々を覆っているものを突き破って出る、新しいもの、良いものを伸ばし、悪いものを捨て去る年なのだそうである。
このようなことを知るのも、こうした機会を与えられればこそのことである。「還暦」は人生の一通過点に過ぎないが「ちょっと立ち止まって考えてみよ」との天からの思し召しと理解し、来し方を省み、行く末について、少しは考える年にしたい。
古澤宰治君
昭和43年生まれの36歳になります。お正月にニュースを見ていて年男の人口が紹介されており詳しく調べたものをご紹介させていただきます。申年で一番多いのは私と同じ昭和43年生まれの36歳で、183万人です。全体では993万人(男性482万人・女性511万人)で、干支で区別すると10番目になるそうです。実は私の父も申年で昭和7年生まれの72歳(137万人)になり、申年の中では5番目に多い年齢になります。その他の年代はどうなっているかと見てみて、非常に驚かされたのは、6番目になるのが、平成4年生まれの12歳で120万人であるということです。72歳の方々より少なく、さらに私の年代と比べると、65%しかいないことになります。これより少ない年代は、大正9年生まれ以降の方々になってしまいます。いかに少子化が深刻化しているかを改めて考えさせられました。われわれ教育の分野にいるものにとって深刻な問題の一つであると考えます。専門学校という分野ではありますが、教育の重要性を認識しながら質の高い教育を目指したいと考えます。もちろん私個人にとっても、皆様方よりご指導いただきながら一回りも二回りも成長していきたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
谷平英俊君
私は広島中央ロータリークラブへ入会させて頂きまして2回目の年男でございます。
12年前の年男の抱負として“夢元年”として語らせて頂きました。
今年の抱負でありますが、“感動元年”です。
近年の厳しい環境の中で今一度、原点に帰り、可能性すべてにチャレンジしたいと思っています。
今年の申は“甲申”ということで、春樹木の新芽が出てきたけれども余寒が厳しく、新芽が伸び悩んでいる。しかしあらゆる困難にくじけることなく筋を通して行くならば、新しい可能性に導かれる運勢となっています。
お客様あっての経営に携わるものとして私の会社の今年のスローガンは“お客様‥感動元年”でございます。
お客様に感動して頂ける(ワクワク)提案、又お客さんのためになることをすれば必ず自分たちも感動する。そしてワクワクすると思います。その希望の中で3月と9月に新しい事業に挑戦し、感動を提供しなからチャレンジしてまいります。
どうか今後共、皆様方のご指導をよろしくお願い申し上げます。