例会記録
第1745例会
2017年04月03日 (月曜日)
【場所】リーガロイヤルホテル広島 【ロータリーソング】奉仕の理想
- 本日のプログラム
- ゲスト卓話
「映画で広島を盛り上げる」 - 卓話者
- 脚本家 鴨 義信様
- 担当
- プログラム
- 祝事等
- ・会員誕生日(8名)
・喜寿のお祝い:出﨑邦彦君
・配偶者誕生日(2名) - 会長時間
- ○新規米山記念奨学生カウンセラー委嘱状伝達(長場会員 )
「母子の健康に思う」
待ちに待った桜も開花し、学校や会社では入学式や入社式が行われ、新年度がスタートしました。
先週、31日(土)広島城南ロータリークラブ創立22周年記念夜間例会が行われ、本クラブを代表して大久保幹事と出席しました。1995年3月31日、本クラブチャーターメンバーの柚木宏会員が、特別代表として、創立に寄与されました。様々な委員会活動、奉仕活動に積極的に取り組まれ、本クラブともゴルフや囲碁などの会合を通して交流と親睦の絆を深めております。
特別プログラとして、歴代会長8名によるパネルディスカッションが行われ、入会の動機、入会してよかったこと、会員へのアドバイス等大変有意義な記念例会でした。
先週来訪された、百合学園インタークラブ顧問の吉川先生から、お礼状が届きました。生徒の皆さんが、中央ロータリークラブの方々に歓迎され大変お世話になり、有意義な広島学習を深めることができたことを感謝しておられます。
さて、「母子の健康月間」の話題に移ります。
少し前になりますが、2010年の調査によりますと、一年間の5歳未満の子供の死亡数は760万人で、1日当たり21,000人が亡くなっています。
また、妊娠や出産で1日当たり800人の女性が命を落としています。死亡率は、都市部から離れた地域、貧困地域、教育の普及の低い地域で特に高くなります。
日本でも、戦後間もない頃は5%でしたが、今では0.2%、新生児は0.09%で、世界でトップクラスの低さです。様々な要因がありますが、特に、1948年に交付が始まった「母子健康手帳」の貢献は大です。
ご存じの通り、これは妊娠が分かってから、妊娠中の経過、出産を経て、子供が小学校へ上がるまでの健康状態、発育、予防接種などの記録が記入され、母子の健康に大きな貢献をしています。
このように、母子の健康を守るためには、出産時だけでなく、出産前後の時期に、正しい知識とスキルをもって対応する必要があります。
この問題に積極的に取り組まれている在広クラブはいくつかありますが、呉南ロータリークラブの事例をみてみますと、フィリピンのアンヘルス市民病院での新生児死亡率は、高いときは25.6%(2012年)と、日本と比べると異常に高い状態で、新生児死亡率0を目指して、保育器や新生児光線治療器などの機器類のほか、妊婦健診手帳やビデオ教材などを提供するプロジェクトを立ち上げ、グローバル補助金を得て2014年実施されました。
このようにRIは、「母子の健康に携わる医療従事者を対象とした研修」、「不足している医療物資の提供」、「5歳未満児のための予防接種」、「地域社会での、栄養食の提供、感染病の予防、保健教育による出産前・出産時のサポート」などの多面的な活動を、世界のロータリークラブを通じて実施しています。
この「母子の健康月間」を通して、世界の女性、母、子どもの実態に目を向けたいものです。 - 幹事報告
- ◎BOX配布物の確認
①雑誌類=ロータリーの友誌・ガバナーズレター・米山学友会会報
②臨時理事役員会議事録
③「エコ・ドリーム運動」3月分取組表
④田原ガバナー年度打ち上げ会案内
◎4月ロータリーレート1ドル116円
◎回覧物
①がん予防セミナー出欠回答表
②第2回クラブ研修セミナー出欠回答表 - 理事役員会
- ◎例会終了後12F「ライラック」にて第10回理事役員会開催
- 委員会報告等
- ◎出 席 : 出席報告
◎広 報 : ロータリーの友紹介
◎青少年奉仕 : 百合学院インターアクトクラブ報告
◎人間尊重、社会奉仕 : 「エコ・ドリーム運動」3月分取組結果報告
◎河野地区事務局長 : 田原ガバナー年度打ち上げ会案内について