例会記録
第1696例会
2016年02月08日 (月曜日)
【場所】リーガロイヤルホテル広島 【ロータリーソング】われらの生業
- 本日のプログラム
- ゲスト卓話
「中国地方の最近の経済情勢」 - 卓話者
- 中国財務局 局長 佐藤秀明 様
- 担当
- プログラム
- 祝事等
- ・連続出席表彰(3名)
・結婚記念日(3名) - 会長時間
- ・新ポールハリスフェロ-認証状及びPIN贈呈
(土谷会員、長場会員、山野井会員)
・マルチプルポールハリスフェロ-PIN贈呈
(松村会員2回目、吉川惠会員、山肩会員)
中国の「爆買い」と偽物の関係 2016.2.8会長時間
本日2月8日は中国の春節(旧正月)です。日本の観光産業は中国人の「爆買い」への期待にわきたっています。しかし、中国の政府関係者の顔色はさえません。景気の下支えになる消費の一部が、海外に流出していることになるからです。
中国国営通信新華社は、工業情報化省の次官の話としてこんな発言を伝えています。
「国外の製品と国産品を比べると、最大の差はブランドの知名度と影響力である」。次官は根拠として、日本と中国の電子炊飯器で炊いたご飯を10人に食べてもらって、ご飯の味にほとんど差がないとの調査結果を紹介しています。10人の感想で優劣を決める事には問題がありますが、少なくとも政府の高官が、「ブランド力では劣る」ことを認めた点に一定の意味があります。
中国人が海外で買い物をする訳にはほかにも理由があります。次官によると、「先進国は偽物が少なく、安心して消費できる」ということです。ブランド力の次は信用力の欠如です。これも自国の「急所」を正直に認めた発言と言えます。
中国ではネット通販が急速な伸びを示しています。だがそのネット通販こそが、偽物にむしばまれている張本人となっています。
「2014年の調査によると、ネットで販売された商品のうち、品質に問題なく偽物でもない比率は58.7%」。ネット通販の半分以上が偽物であることを認めています。国内で安心して買い物をしてほしいと求めること自体に無理があります。これが「爆買い」の背景にある中国の消費の実態のようです。
政治分野を除くと、中国政府は自国の矛盾を意外なほど率直に表明しています。企業の過剰設備も、環境悪化も、食品汚染も、政府が問題を指摘し、是正キャンペーンを張ってきました。だがどれも経済と社会の構造に深く根ざしており、海外から消費を取り戻せと旗を振っても簡単には根治できません。それが安定成長への移行の大きなハードルになっています。 - 幹事報告
- ◎BOX配布物の確認
①理事役員会議事録・3月例会プログラム
②アジアトライアスロン大会協賛のお願い
◎韓国3690地区 地区大会 二次募集のご案内(詳細回覧)
申込み〆切2月19日(金)
◎回覧物
①2/28開催のインターシティミ-ティング出欠確認(出欠表回覧)
欠席に変更のかたは事務局までお知らせ下さい。
②次年度用ロータリー会員手帳注文書 - 理事役員会
- ◎例会終了後12F「ライラック」にて次年度第3回理事役員会開催
- 委員会報告等
- ◎職業奉仕 : ロータリアンの行動規範唱和
◎出 席 : 出席報告
◎幹 事 : 台湾地震に対する当ロータリーの対応について今後検討を行う