第2710地区 2009-2010年度 ガバナー
- 岡田 幹矢
- Katuya Okada
ロータリーにはまろう!
2009-2010年度 国際ロータリー、ジョン・ケニー会長は「ロータリーの未来はあなたの手の中に」をテーマに揚げられました。
極めて親しみ易く、身近に感じるテーマだと思います。またケニー会長は、ロータリーが21世紀にもその意義を保って行く為には、人々に清潔な水をもたらし、保健と飢餓救済に奉仕し、識字率が向上する活動を続けていかねばならなぬと呼びかけられました。
2009-10 会長強調事項)。またケニー会長は、ロータリーの要はクラブにあり、強調事項を挙げることによって、個々の会員の意欲を喚起し、努力が結集されると述べておられます。
今、我々は、未曾有の経済的危機の最中のあります。恐らく 09-10年度に恐慌状態から脱する可能性より、むしろ悪化の懸念が大であります。
もちろん大多数のロータリアンが、深刻な影響を受けない訳はありません。私は、09-10年度は、この金融恐慌下では、会員減少のみならず、クラブの存続すら怪しくなってくる事態が現れかねないと心配しています。
少なくとも80年前のロータリアンが、恐慌に動ぜず打ち克ったのは、プロテスタントの愛の精神を基にした職業奉仕理念が大経済パニックを耐え忍ばせたことと考えます。
昨今の日米のロータリアンに果たして当時の崇高は境地を期待出来るのか、従って、この大きな試練を乗り切ることが出来るのか大いに疑問です。今日こそ、ロータリーの出番です。こういった観点から「ロータリーにはまろう」を地区ガバナーの信条として掲げました。 またロータリーの基礎である職業奉仕を、今一度勉強し直して見たいと思います。
幸いにも RI が推奨する RLI(Rotary Leadership Institute)の手法を導入する基盤が、諸先輩のご苦労で整っていますので、全国に先駆けて、同手法で研修会を充実させたいと思います。
来る年度に皆様が、素晴らしい活躍をされることをご期待します。