例会記録
第1528例会
2012年01月30日 (月曜日)
【場所】リーガロイヤルホテル広島 【ロータリーソング】それでこそロータリー
- 本日のプログラム
- ゲスト卓話
「広島の街にひそむ城下町の痕跡」 - 卓話者
- (財)広島市未来都市創造財団
広島城学芸員 玉置和弘 氏 - 担当
- プログラム
- 祝事等
- ・結婚記念日(3名)
・創業月会員(6名) - 会長時間
- 皆さんこんにちは
寒さが続きますがいかがお過ごしでしょうか?冬場になると増えるのが血管障害による病気で特に脳卒中はその代表です。脳卒中といいますと教科書的には脳出血、くも膜下出血、脳梗塞、その他血管奇形による頭蓋内出血の総称です。
今日は脳卒中にまつわるお話をさせていただきます。おなじみの結婚行進曲を作曲したメンデルスゾーンは1809年2月にドイツハンブルグの裕福な銀行家の長男として生まれ、幼少時から絵画や語学に優れ、9歳でピアノの公開演奏を行い、ベルリン大学で哲学を学び、天才的才能を発揮していました。しかし彼の家には「メンデルスゾーンの呪い」と言われた、脳卒中死の家系であったといわれています。
哲学者の祖父、銀行家の父親、4歳年上の姉、いずれも脳卒中で亡くなっています。メンデルスゾーン自身も、38歳の若さで脳卒中により死亡しました。死亡原因としてはくも膜下出血、家族性高血圧症による脳出血など類推はできますが、血圧計が発明されていなかった時代ですので確定はできません。実はメンデルスゾーン家はユダヤ人で、代々血族結婚を繰り替えしてきた家系のようです。ヨーロッパのユダヤ人には遺伝性の代謝異常症が西洋人に比べ多い一方では、ユダヤ人の社会には天才的な人間がしばしば見られます。このことからユダヤ人同士の結婚により天才的形質を与える遺伝子や、病気を発症する致死的遺伝子が濃縮する可能性が高いとの説があります。運悪くメンデルスゾーン家はこの天才的遺伝子と、脳卒中を起こす致死的遺伝子がともに家族内に存在した可能性があります。ちなみに現在でもユダヤ人と非ユダヤ人との結婚は多くはないようです。
寒さが続きますが防寒を充分に行い高血圧に注意し、血管障害を防ぎこの冬を乗り越えましょう。 - 幹事報告
- ●100万$食事(幹事告知)
●BOX配布物
(1)現・次年度理事役員会議事録
(2)2月例会プログラム
(3)会報12月号
(4)広島14RC合同懇親ゴルフ大会案内
(5)ロータリー財団寄付金領収書
(6)抜粋のつづり - 理事役員会
- ・本日例会終了後3階「安芸の間」にて第二回クラブアッセンブリーを開催
・クラブアッセンブリー終了後臨時理事役員会開催 - 委員会報告等
- ○職業奉仕 : 禁煙例会
○SAA : 座席指定実施
○出 席 : 出席報告
○ロータリー財団委員会 : 愛のコイン箱(ポリオ寄付指定)
○国際奉仕 : 古切手類収集