- 本日のプログラム
- クラブフォーラム(R財団)
「グローバル補助金について」 - 卓話者
- R財団委員長 大久保会員
- 担当
- ロータリー財団委員会
- 祝事等
- ・連続出席表彰(8名)
・結婚記念日(11名) - 会長時間
- ・マルチプルポールハリスフェロ-PIN贈呈(古澤会員)
・GEメッセージ(田原会員)
国際ロータリー第2710地区
2016-17年度ガバナーメッセージ
ロータリー財団100周年という特別な年度に、ガバナーを務めることの重責を与えられたことに、身が引き締まる思いであります。国際ロータリーは、21世紀(奉仕の第2世紀)に入り、戦略計画を推進する国際ロータリーとロータリー財団の2つの組織が、目指す進路を一つに集約し、更には、世界の平和に繋がる6つの重点分野が、ロータリー特別月間に導入されました。まさに、ロータリーの創設者、ポール・ハリスの言葉「ロータリーはしかるべく運命を切り開くには、常に進化し、時には革命的にならなければなりません」の如く、国際ロータリーは、大きく変遷し深化しようとしています。事実、RI理事会は、Alzheimer 病の予防と治療のため、Alzheimer/Dementia Rotarian Action Groupを承認しています(The Rotarian April 2015)。
しかし、我々は、二つの標語からなるロータリーの哲学、奉仕の理想“Ideal of service”を今後も堅持し、特に職業奉仕の原点である「最もよく奉仕する者は、最も多く報いられる」という「人生の哲学」を、実践して行かなければなりません。
そこで、2016-17年度地区ガバナー信条を、「奉仕の中にこそ幸福(幸せ)と平和がある」“Vocational service only brings about happiness and peace ” としました。
上記ガバナー信条に掲げた「奉仕」は、ロータリーの目的である「職業奉仕」であり、その意図することは、二つあります。その一つは、職業奉仕の実践強化であり、もう一つは、がん予防の推進であります。
前者では、21世紀に入り社会生活は目覚ましい進歩を遂げたにも拘らず、道徳観の倒錯による様々な不祥事が頻発しており、それを防止するためには、我々ロータリアンは何をなすべきでしょうか。それは、職業奉仕の理念を実践するための二つの行動指針の実践強化です。即ち、一つは、我々が、「ロータリアンの行動規範」を遵法する、もう一つは、我々ロータリアン一人一人が職業奉仕の行動指針である「四つのテスト」を職業生活のみならずロータリアンの日常生活全てに言行することであります。それらは、職業倫理の高揚と人格の向上を惹起させ、究極的に我々に幸福(幸せ)を齎すからであります。まさに、それは、ポール・ハリスのいう「奉仕の生活」は「幸福の生活」を意味し,
平和に繋がます。
後者では、我が国が抱える大きな社会問題、2025年に団塊世代が後期高齢者となり、がん難民の大発生(3人に2人ががんに懸り、がん死亡者3分の2が後期高齢者)です。そこで、その2025問題について、我々ロータリアン一人ひとりが危機感を持ち、ロータリーとして対策を立てる必要があります。そこで、ロータリー戦略計画の中で、人道的奉仕の重点分野「疾病予防と治療」に相当する「がん予防の普及推進」を地区活動計画の一つとして提案します。その目的は、ロータリアン自身及び高齢者社会のニーズを満たす奉仕活動「がん予防の普及推進」の実践を通じて、がんになっても安心して働き暮らせるよう、自己責任に基づく健康管理を目指すものであります。その具体的な活動方針は、我々ロータリアン一人ひとりが、がんは「生活習慣病」であり、「がん予防」を職業奉仕の理念「ロータリアンは如何に生きるかという生活姿勢— Way of life」として把握し、がん一次予防(禁煙と食生活改善)、がん二次予防(がん検診率の向上とがん早期治療)そして青少年へのがん教育に真摯に取り組むことにあります。強調したいことは、がん予防とがん教育は、健康に生きるための地域づくりであり、ロータリアン自身のみならず、家庭、職場、地域社会の人々の命を守り、さらに、ロータリーの将来を担う次世代の人達が健康に生きるために必要なことであります。将来、国際ロータリー第2710地区が我が国で最もがん罹患率・がん死亡率が低く、早期発見・早期治療によりがんになっても、幸福の生活を過ごせる地区になることを実現しようではありませんか。
その他の地区活動方針(案)は下記の如くですが、2016-17年度RI会長 John Germ氏のテーマ・強調事項が決まり次第、第一義的に導入します。 - 幹事報告
- ●BOX配布物の確認
①理事役員会議事録・12月例会プログラム
②GEメッセージ
③クラブフォーラム資料 - 理事役員会
- ・本日18:30~リーガトップにて、第1回クラブ研修セミナーを開催
- 委員会報告等
- ・職業奉仕 : 四つのテスト唱和
・出席 : 出席報告
・マリンアドベンチャー同好会 : 海外遠征案内
卓話時間
クラブフォーラム
「ロータリー財団・米山奨学委員会」
ロータリー財団委員会 大久保委員長
2015年11月9日(月)、クラブフォーラムを開催しました。
始めに大久保雅通ロータリー財団委員会理事・委員長から、本日のクラブフォーラムについての紹介とグローバル補助金を利用した呉南ロータリークラブ、弘前西ロータリークラブの事業の説明を行いました。
続いて5テーブルに分かれて、「グローバル補助金を使った広島中央ロータリークラブの今後の活動について」をテーマにディスカッションを行っていただきました。ディスカッションの議長役は土肥パスト会長、緒方パスト会長、迫田パスト会長、戸田直前会長、嶋本理事、村上会長にお願いしました。ディスカッションの後、テーブルごとのまとめを発表していただきました。多くの貴重なご意見をいただきましたが、それらをまとめてみますと以下のようになります。
(1)相手国はロータリークラブに限らず公共的な団体であればよいが、グローバル補助金の手続きは厳格なので、慎重に相手団体を選択すべきである。また、相手国としては東南アジア、アフリカ、中南米が考えられるが、お互いの事情を熟知し、共鳴した上でプロジェクトを進める必要がある。
(2)ロータリークラブHPの「マイロータリー」に6つの重点分野ごとの具体的な事例が掲載されている。各会員が事例を調査し、長期的なスパンで検討していくべきではないか。
(3)6つの重点分野の中でも健康・医療や教育に関連するものであれば取り組みやすいのではないか。
(4)広島在住の留学生等から話を聞くのはどうか。
(5)現在交流のある台中西ロータリークラブや会員と接点のある諸外国の調査をしてみてはどうか。
(6)6つの重点分野があるということであるが、特に子供の関係に絞って検討してみてはどうか。
上記の貴重なご意見をこれからの委員会運営につなげていきたいと思います。
最後に大久保理事より、ポールハリスフェロー認証運動についてお願いをさせていただきました。どうかご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
(長場誠)