- 本日のプログラム
- ゲスト卓話
「カープへの思い」
- 卓話者
- 元東洋カープ選手、コーチ、プロ野球解説者
外木庭 義郎氏
紹介者 松村公市君
- 担当
- プログラム
- 祝事等
- ・連続出席 (9名)
・結婚記念日(10名)
- 会長時間
- 東京オリンピックのエンブレムは、ベルギーの劇場のロゴなどに酷似しているとして、盗作疑惑がかけられ、いったん決まった佐野氏のデザインが取り消され、コンペが再び行われることになった。
創作とは「無」から「有」が生まれるものではなく、過去の作品を基に生まれるもので、似ていることがはたして悪いのであろうか。
1964年東京オリンピックのマークは、太陽(日の丸)と五輪の組み合わせだが、たばこのラッキーストライクのデザインにそっくりであった。しかし、この作品はラッキーストライクのデザインを凌駕し、太陽の祭典としてのオリンピックと、戦後復興を果たして世界の舞台に再登場する日本(日の丸)を見事に表現していた。
創作の世界―例えば音楽では、アイデア(メロディー)を拝借するのは珍しいことではないようだ。
「オペラ座の怪人」のテーマは、ドビュッシーの名曲「牧神の午後への前奏曲」のメロディーとのこと、「キャッツ」の主題歌「メモリー」はラベルの「ボレロ」を見事な盗作である。
また「ウエスト・サイド・ストーリー」は、ワーグナーやブラームスのメロディーを巧みに取り入れ、その「パクリ」の見事さにある。そのなかの名曲「サムホエア」はベートーベンの「ピアノ協奏曲第5番『皇帝』」第2楽章で、その冒頭のメロディーの、最後の1音だけを変えたものである。
「皇帝協奏曲」の第1楽章のメロディーは、中村八大作曲の名曲「上を向いて歩こう」の基になったとしか思えないほどソックリとのこと。
ザ・ピーナッツが歌ってヒットした「恋のバカンス」は、ヨハン・シュトラウス2世の喜歌劇「こうもり」のワルツを「パクッた」もの。
ミュージカル、メリー・ポピンズの「チム・チム・チェリー」はプッチーニのオペラ「妖精」のパクり。そもそもベートーベンはバッハやモーツァルトのメロディーを模倣している。ドレミファソラシと半音階の12の音を組み合わせる世界では「似る」「パクる」「拝借する」は当然のこと。デザインの世界も似ている。
創作とは「無」から「有」が生まれるものではない。創作とは過去の作品を基に生まれるもので、多くの作曲家たちのように、過去の作品を凌駕したものが創作・傑作と言われる。だから佐野氏のデザインが過去の作品に「似て」いても問題ないが、残念ながら、過去を凌駕する斬新さは認められない。五輪や日本や東京の新しい意味も読み取れないことが問題なのかなと思う。
(出典2015年10月3日(土)中国新聞 玉木正之のコラム)
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卓話時間
ゲスト卓話「カープへの思い」
元東洋カープ選手、コーチ、
プロ野球解説者 外木庭 義郎氏
外木場義郎氏