- 本日のプログラム
- 新会員卓話[自己紹介]
- 卓話者
- 小原良悟君
- 担当
- プログラム
- ゲスト
- 米山奨学生:李 在鉉(イ ジェヒョン)君
- 祝事等
- ・会員誕生日(7名)
・配偶者誕生日(6名) - 会長時間
- ・「基本教育と知識向上月間・ロータローの友月間」について
9月は「基本的教育と識字率向上月間」になっています。
このたび2015~16年度から9月を「基本的教育と識字率向上月間」と改めています。識字率向上は1986年以来、国際ロータリーの強調事項となっています。
識字(しきじ)とは、文字を読み書きし、理解できること、またその能力のことを言います。日本では、あまり話題に上がる問題ではありませんが、全世界では16歳以上で、7億7500万人、うち64%の女性が非識字、読み書きができないようです。
識字率は、ユネスコでは、「15才以上の人口に対する日常生活の簡単な内容についての読み書きができる人口の割合」と定義しています。
識字率を計算する場合、母語における日常生活の読み書きができることを識字の定義としています。 母語と公用語が異なる場合(公用語が2言語以上存在する場合)や、移民が多い国ほど識字率は低下する傾向があります。例えば、アメリカ合衆国の場合、英語に限ると識字率は50%しかないといわれています。この点で、識字率を国際的に比較するには大きな注意を払う必要があります。
識字率の国順リストについては、国連から発表されていますが、一位はキューバで識字率は99.9%です。日本の識字率は99%で23位です。 ちなみに世界の平均は75%程度で、いまだ地球上の四人に一人は十分な読み書きが出来ないと言うことです。これは大変な驚きです。
第二次大戦終結後、1948年(昭和23年)に「日本語は漢字が多いために覚えるのが難しく、識字率が上がりにくいために民主化を遅らせている」という偏見から、GHQのジョン・ペルゼルによる発案で、日本語をローマ字表記にしようとする計画が起こされた。そして正確な識字率調査のため民間情報教育局は国字ローマ字論者の言語学者である柴田武に全国的な調査を指示した(統計処理は林知己夫が担当)。1948年8月、文部省教育研修所(現・国立教育政策研究所)により、15歳から64歳までの約1万7千人の老若男女を対象とした日本初の全国調査「日本人の読み書き能力調査」が実施されたが、その結果は漢字の読み書きができない者は2.1%にとどまり、日本人の識字率が非常に高いことが証明された。柴田はテスト後にペルゼルに呼び出され、「識字率が低い結果でないと困る」と遠回しに言われたが、柴田は「結果は曲げられない」と突っぱね、日本語のローマ字化は撤回されました。
注目すべきは、欧米は原則アルファベットしか使わないのに対して日本は、ひらがな・カタカナ・漢字の3種類の文字を使いこなしていることです。
開発途上国では主として女性や子供の識字率が低く、そのことが本人に多くの不利益を与え、また国や地域の発展にとっても不利益になっています。
大切な広報や注意書きの文字が読めない、理解出来ないから大変危険です。読めて書けて文章を理解してはじめて貧困から脱却、出生率の低下、疾病の予防などが実現していくものと思われます。
日本のロータリークラブでの識字率向上への支援ではどんなことが行われているか調べてみました。ネパールの子供たちへの小学校の校舎建設のため、書き損じはがき、商品券、テレホンカード、現金などの寄付集め、バヌアツの小中学校にパソコンを活用できる環境の整備、書き損じはがきで寺子屋運動の支援、ベトナムの幼稚園や児童養護施設の子供たちへの絵本を贈る運動、ミャンマーの子供たちに絵本を贈る運動、識字率20%のハイチで識字率向上を支援、鉛筆一万本を送る運動、日本語を学ぶ在日外国人を支援する運動などです。
私たちは今、識字率の向上がなぜ必要かということをしっかりと踏まえた上で社会奉仕活動、国際奉仕、青少年奉仕を考えていくことが大切だと思います。
これを機に、識字の問題を再認識し、識字率向上に関する認識を高め、世界的に非識字を撲滅しようとする絶好の機会と意義づけていきたいものです。
・ガバナー公式訪問礼状 - 幹事報告
- ◎BOX配布物の確認
①雑誌類=ロータリーの友誌・ガバナーズレター
②「エコ・ドリーム運動」8月取組表
③会員増強資料
◎9月ロータリーレート1ドル124円 - 理事役員会
- ◎例会終了後12F「ライラック」にて第1回定例理事役員会開催
- 委員会報告等
- ◎出席 出席報告
◎広報 ロータリーの友紹介
◎人間尊重、社会奉仕 「エコ・ドリーム運動」
7月分取組結果報告及び8月取組表作成
◎ 会員増強 会員増強チーム編成について
◎ゴルフ同好会 第1回オープンゴルフコンペ
卓話時間
新会員卓話「自己紹介」
小原良悟君
私は迫田会員より推薦を受け5月に入会いたしました小原良悟と申します、よろしくお願いいたします。広島に着任いたしまして約5か月になりますが、やっと土地勘もできつつあり楽しめるようになってきました。そんな中でも、広島の方はゴルフをされる方が非常に多いのには少しびっくりしています。東京にいるときには年に2~3回程度のラウンドですが、お誘いくださることもあり、すでに4回もコースに出ています。スコアはみなさんに自信を付けていただくことをモット-にしておりますので、聞かないでください。しかし、あまりにもあまりなので、生まれて初めてゴルフレッスンに入りました。今後に期待というところでしょうか。
さて、ここからは私の紹介をさせていただきます。
1.「生まれ」
1961年1月25日に愛媛県松山市に生まれとは言っていますが、実は松山市の の南に隣接しています松前町と言うところの生まれです。松前町と言いましても誰も知りませんので、松山出身ということにしています。決して見えを張っているわけではありませんのであしからず。松前町も松山も非常にのどかで私は大好きですが、広島もよく似た街だと思っています。路面電車が走り、コンパクトに作られた街は住みやすいです。東京で飲食しタクシ-を使おうものなら飲み代より高い時がしばしばでしたが、広島は安心です。また、少し郊外に足を延ばせば海・山があり気分転換には最高です。世界遺産もありとても好印象を持っています。
2.「高校・大学時代」
そんな大好きな松山でしたが、やはり大学となると外の世界を見てみたいとの欲望が強くなりました。私の家系はほとんどが公務員で、父は県庁、叔父は郵政、警察、昔の電信電話、叔母は教員で当然ながら猛反対を受けましたが、何とか教師になるからと大阪教育大を受けることで折り合いました。しかしながら、自由とは恐ろしいもので、大学には最低限出席しほとんどアルバイトに時間を費やしました。生活費と遊ぶお金を稼ぐことに全精力を傾けた4年間というところです。アルバイトのほとんどはレストランとクラブで、その影響で料理は作るのも食べるのも大好きになりました。また、クラブ勤めのおかげで、当時のカラオケは結構覚えましたが、当時の歌ですから、今歌うとほとんど演歌で社員にはかなり馬鹿にされています。ただ、このアルバイトのおかげでいろんな人とかかわりあえることができ人生公務員だけではないかなと思うことができました。
3.「なぜか岡三証券に」
いよいよ、大学を卒業となるに近づいて教員試験を受けなければならない状況に追い込まれましたが、そのころには、教員熱もかなり覚めており、まったく勉強も進んでいませんでした。しかしながら両親の手前受けはしましたが通るはずもなく、一般企業に就職することにしました。あまり具体的な希望はありませんでしたが、教員試験の影響で10月に入ってからの就職活動でしたから、友人の勧められるままに岡三証券の面接に出かけました。金融の知識などまったくなく、とりあえず元気と明るさだけで勝負していましたが、なんということか、次の日には内定の通知をいただけました。不思議に思っていましたが、実は大量採用の年で、採用枠が残っていたのが幸いしたそうです。これも縁だろうと思いそれ以降の就職活動はやめることにしました。早いもので入社して32年が経ち、東京勤務以外に静岡・名古屋・札幌・広島と地方勤務も経験させていただきました。それぞれの土地に好感がもて、土地の美味しいものを堪能し、楽しい思い出もたくさん作ることができました。これは、全国展開している企業のいいところだと満喫してきました。もちろん仕事も頑張りましたよ。
4.「家族構成」
家族は札幌に住んでいます。妻と高校生の長男です。当初、札幌勤務になったころは、冬の厳しさにびっくりしましたが、今では、マイナス5度程度は何とも思わなくなりました。人間の対応能力には我ながら驚きます。私は札幌には4年勤務しましたが、仕事と家族で北海道を回りつくせました。北海道旅行をお考えの方は是非ご一報ください。多少のお役には立てると思います。
以上、取り留めもない話となりましたが、今後とも皆様の協力をいただき、広島での生活を楽しんで参りたいと思っています。今後ともよろしくお願いします。