- 本日のプログラム
- 新会員卓話 「自己紹介」
- 卓話者
- 神田栄治君
- 担当
- プログラム
- ゲスト
- 米山奨学生:盧 尚 逸(ノ サン イル)君
- 祝事等
- ・入会月会員(5名)
・創業月会員(6名) - 会長時間
- 黒瀬副会長(会長代行)
皆さん、こんにちは。福田幹事からご紹介がございましたように、河野会長がちょうど今米国の方にご出張中でありますので、その間を代行するようにという命を受けましたので、今日は代わって務めを果たさせていただきます。
例年よりも早く桜の花が咲き始め、入学式のときはどうなるんだろうかと逆にまた心配になりますけれども,ちょうど年度末を迎えまして、官公庁や企業、教育界、各界において1年間のまとめと同時にまた新しい年度への準備の時期で、大変皆様方もお忙しくしていらっしゃると思います。
私もこの3月卒業式の時期で、広島女学院の場合には幼稚園、中学・高等学校、大学、大学院とございますので,年齢で言いますと6歳から22歳まで、今年度は大学院の中には56歳の方もいらっしゃいましたので、こういう中で毎年大変喜びであるんですけれども、特に幼稚園の場合には、入園式のときにお母さんの手から離れず泣きじゃくっていた子どもが、3年間で見事に凛として姿勢を伸ばしながら園長から証書をもらっている姿を見ながら、家族の方々、また教職員の努力の賜物であったかと、いつも感動を覚えながら迎えるわけであります。そういう意味で、入学して3年間、あるいはまた6年間、4年間という中のめざましい成長ぶり、そういった生徒・学生あるいは園児を預かる中におきましては、その責任の重大さと同時に、また成長を見ることができる喜びというのは、やはり教育にあって感ずることができる幸せであります。
本年度私は、幼稚園から大学院まで挨拶をしなくてはいけませんので、非常に心をいろいろと配ったのですけれども、特に大学生には、「3つのV」という話をさせていただきました。この3つのVというのは、聖路加の理事長をしていらっしゃいます日野原重明先生のお父様が1930年から12年間広島女学院の院長を務められましたけれども、ちょうど12年経って退任される1941年に教職員に向かって言われたときに残されたものです。
1つには「vision」です。tele(遠く離れたところから) +vision(映像を送る)というのがありますけれども、visionというのは、視力であるとか、誓いであるとか,洞察力であるとか、将来の想像力であるとか,いろいろございます。とにかく何かを決める場合にはvisionをしっかり持って行こうと。
その次には、2つ目のVは「venture」です。トムソーヤの冒険のタイトルにはadventureという言葉が使ってありますけれども、ventureというのは勇気を持って果敢に冒険心をかき立てながら、試練や苦難を克服するために前に進んでいくことです。日野原先生のお父様は、このventureのことを、単なる冒険心ではなくて,高い視野に立って深みへ向かって歩み始めることだと言っておられました。特に、他人への思いやりであるとか、あるいは勇気ある行動という中にこれが含まれていると思うんです。
その結果として、3つ目のVとなるのが「victory」です。努力をしていって得る勝利・到達点という意味だと思いますけれども、単なる人間的な勝利、誰かに打ち克つという意味ではなく、我々の思いを超えたところの大いなる存在、これは女学院の場合キリスト教でしょうし、仏教あるいは他の宗教もあるでしょうが、いずれにしましても,人間を超えた大いなる中での祝福を受ける、これがvictoryだということです。
私は,ロータリーに入会させていただいて,今年も2回の研修会で,新入会の方々と一緒に改めて初心に帰りながらロータリーの目的は何だろうかということを学ぶ中に,社会生活における人間の幸せというのは,結局は思いやりのある生き方,あるいは助けあうということがあり,その中でロータリーは4つの奉仕があり,我々ロータリアンが各種の職場で,家庭にあって,奉仕の理想を推進することが目的であるということを感じたわけであります。そういう意味でいきますと私は,特に4つのテストというものが,先ほどのvision, venture, victoryの一番上に置かなくてはいけないのではないのかなあと思います。私が送り出す学生や生徒に向かって申しましたのは,4つのテストにありますように,本当に我々は責任をもってこれから学びそれを社会に返そうとしているのかどうか,同時に我々は人生生きてきた中で最後に残るものは,お金でもない,名誉でもない,結局は友情なのではないか,どれほど多くの方達と青少年,あるいはまた会社においても友情を深めていって残るのは友の存在なのではないか。また,みんなに公平か,みんなのためになるかどうか,ということでした。私がロータリーに入らせていただいて,こういった卒業のときに中学生・高校生にメッセージを送るときに非常に大きな宝を頂き,一番大きな座標軸を置きながら,言葉をつないで参りました。
最後に生徒にも言いましたのは,結局これらを実行するためには「本を読め,友と交われ,汗を流せ」ということでした。「本を読め」というのは生涯学ぶ姿勢が大事なのではないかということ,「友と交われ」というのは先ほど言いましたように最後に残るのは結局目に見える物質的なものではなくて,友との交わりの中に我々がお互いに大いなる励ましを頂くこと,そして,「汗を流せ」というのは,ロータリーにありますように我々社会のために働いているのか,公平か,真実かどうか,ということです。
大変内容がまとまりのない話でありますけれども,私が学生に送りましたメッセージの中からお話させていただきました。ありがとうございました。 - 幹事報告
- ●100万ドル食事告知
●BOX配布物
①2月号会報
②理事役員会議事録(訂正分)
③名簿追加・訂正
④米山学友会会報
●回覧物
①台中西区RC会報
②米山学友会会員リスト
③新会員歓迎懇親会及びロータリー情報集会出欠表(本日締切)
●米山学友会の年間会費について
3月会費にて徴収。取消に変更される場合は事務局までお知らせ下さい(会員リスト確認)。尚、昨年2012年3月以降の入会者各位には新規ご案内を配付しております。ご協力宜しくお願いします。
●ロータリーレート変更(4月より1ドル94円)UP - 理事役員会
- ・例会終了後4F「竹の間」にて第1回次年度クラブアッセンブリー開催
・次年度クラブアッセンブリー終了後、次年度第4回理事役員会開催 - 委員会報告等
- ・出 席 : 出席報告
・ロータリー財団委員会 : 愛のコイン箱
・国際奉仕 : 古切手類収集
卓話時間
自己紹介と広島市信用組合について
神田栄治君
昭和28年11月24日沼田町生まれ
地元戸山小学校・中学校を卒業
昭和47年広島観音高校卒業
昭和51年広島修道大学卒業
同年広島市信用組合入組、大河・南観音・出島支店長
審査部審査役、管理部長
平成23年6月常勤監事
中学校からシシンヨーへ入組するまで野球に没頭。
非常に楽しい思い出。
シシンヨーへ入組し、休部状態だった野球部を復活。
広島市軟式野球連盟へ登録。
Cクラスでの広島市軟式野球選手権で優勝。Bクラスへ昇格。
選手の高年齢化により廃部。
広島市信用組合を就職先として対象とした理由は、長男ということで広島に残らねばならないという使命感と、姉が銀行勤めをしていた影響で、金融機関を選ぶことになりました。広島市周辺が営業エリアで自宅からの通勤が可能なことを条件にすると、広島市信用組合に行き着きました。父が地元に就職したことで喜んでくれました。
昭和51年広島市信用組合に入組。配属先は新設開店したばかりの南観音支店。26番目の店舗。そこには山本現理事長がおられました。山本理事長はその当時から融資一筋の営業マンでした。当時係長でしたが、営業スタイルは当時のままです。
広島市信用組合について
全国157信用組合のうち、預金量第6位、融資量第3位、西日本最大の信用組合。平成24年9月末預金残高4,275億円、融資残高3,810億円。役職員400名。
保険、株式、投信をせず、金融機関の本来業務である「預金・融資・為替」に特化した経営。「地元の金は地元で活かす」をモットーに地域金融機関のあるべき姿で、地元の中小零細企業、勤労者等へ融資することにより地域経済に貢献しています。そのためにはシシンヨー自体の内容が良くなくてはなりません。常に物事を「顧客目線」で考え、如何にお客様に喜んでいただけるかを考えることにより、顧客からの支持を集め、応援いただき、必然的に内容も良くなってきます。今シシンヨーは全国的にビジネスモデルとして注目を浴びています。シシンヨーに関心を持ってみてください。利用してみてください。