- 本日のプログラム
- 創立34周年記念例会・懇親会
- 卓話者
- 日本福音ルーテル大江教会牧師 立野泰博氏
中村 純様(パンフルート) 三輪真理様(ピアノ)
平田玉代様(歌手) - 担当
- 会長・幹事
- ゲスト
- 来賓
広島東南ロータリークラブ 温泉川梅代会長
衣笠准一幹事
広島城南ロータリークラブ 中村松継会長
大畑哲也幹事
卓話ゲスト
日本福音ルーテル大江教会 立野泰博牧師 - 祝事等
- 連続出席表彰 20年 橋本満君 吉清有三君
(表彰状・記念品授与) - 会長時間
- 会長時間 河野 隆会長
皆さんこんばんは。このたび広島中央ロータリークラブは創立34周年を迎えることができました。本日記念例会・懇親会に,広島東南ロータリークラブ,広島城南ロータリークラブの会長・幹事の方々を初め,記念講演を賜ります日本福音ルーテル大江教会牧師の立野泰博先生,並びにパンフルートを演奏いただきます広島大学教授中村純先生,三輪様,平田様,そして多くの会員・ご家族の皆様のご参加を賜りましたことを,心より感謝申し上げます。
ご存じのように,広島中央ロータリークラブは,昭和53年11月28日,スポンサークラブの広島東南ロータリークラブのご指導により,チャーターメンバー23名にて誕生いたしました。以来本日こうして創立34周年を迎えることができましたのも,ひとえに先輩クラブ並びに先輩会員のご指導ご努力の賜物と感謝する次第です。おかげをもちまして広島中央ロータリークラブは,この34年の歳月を経て地域に社会に存在感のあるロータリークラブとして人材も育ち,力をつけてきたものではないかと思います。私たちはこの34周年を1つの節目に,諸先輩方が築き上げて来られましたこのクラブを全員で盛り上げ,さらにさらに発展させていくことを 本日ここに全員でお誓い申し上げたいと思います。
最後にご来賓の皆様に,今後ともより一層のご指導ご鞭撻を賜りますことをお願いし,また,会員の皆様どうかどうか素晴らしい広島中央ロータリークラブを作り上げようではありませんか。簡単ですが,ご挨拶とさせていただきます。
来賓祝辞 広島東南RC 温泉川梅代会長
広島東南ロータリークラブの会長をしております温泉川でございます。今日は34周年というおめでたい席に衣笠幹事とともに呼んでいただきましてありがとうございます。そして,本当におめでとうございます。
この広島中央ロータリークラブはドクターがすごく多くて,ほとんど知っているというお顔をいっぱい見させていただいております。先だっても広島東南ロータリーに入りませんかってある人に言ったら,もう広島中央ロータリーに入ってますと言われまして,またさらわれたかというふうな感じで・・・。私たちも全員参加でということで今年はやっておりますが,会員増強というのはなかなか難しく,大変な思いをしておりますが,是非皆様方の中でお知り合いで広島東南ロータリークラブに入りたいという方がおられましたら,是非是非ご紹介いただきたいと思います。というところで,このお願いをいたしまして,私のご挨拶とさせていただきます。本当に今日はおめでとうございます。
来賓祝辞 広島城南RC 中村松継会長
広島城南ロータリークラブの中村でございます。本日は広島中央ロータリークラブにおかれましては34周年を迎えられまして,誠におめでとうございます。広島城南ロータリークラブを代表いたしまして,お慶び申し上げます。
親クラブであります広島中央ロータリークラブの皆様方には,創立以来多大なご支援をいただきまして感謝申し上げております。我がクラブも皆様のおかげで18年目を迎えました。今記念すべき20年に向かって準備をしているところでございます。会員もなんとか増えてきまして,今54名になりました。少しは奉仕活動にも予算が回せるのではないかと思っております。
ただ前にもお話ししましたように,18年目といいますと,人間でいえば本当の反抗期でございます。危険な時期でございます。若い会員も増えてきまして,年齢層も広がってきたものですから,意見の相違が出てこないかと心配しておるところでございます。何かありましたら,親クラブであります広島中央ロータリークラブの方に駆け込みますので,どうぞアドバイス,解決方法等々,よろしくお願いいたします。ご指導のほどよろしくお願いいたします。あと特に7か月はご支援の方をよろしくお願い致しまして,ご挨拶に代えさせていただきます。よろしくお願い致します。 - 幹事報告
- ◎BOX配布物の確認
①本日の式次第
②記念講演資料
◎12月のロータリーレートは前月と同じく1ドル80円
◎確認事項
12/25(火)クリスマス家族会案内をメール及びFAXにて送信済み。回答締切12/10(月) - 委員会報告等
- ◎出 席 : 出席報告
卓話時間
希望を創り出す者
日本福音ルーテル大江協会 立野泰博牧師
オリーブ・パンの笛は「希望」を語る
「なぜ人は戦争をし、人殺しを繰り返すのだろう」。僕はパレスチナの風に吹かれながら思っていた。街は破壊され、僕の命は分離壁のため倒された。でも僕はヒロシマの街を知っている。原爆で破壊されたヒロシマは、平和都市として再建した。そして僕もヒロシマで再び命を与えられた。
だからヒロシマの子どもたちに語りたい。紛争の中にいる子どもたちにとって、あなたたちは「希望」だと・・・。
「パレスチナの子どもに希望を」プロジェクト
AD2000年の紛争後、イスラエルはパレスチナとの境に、高さ8メートルのコンクリート分離壁の建設(総延長703㌔)と入植を始めました。そのためパレスチナの命の木・オリーブが次々と倒されています。その現実をパレスチナに渡航した立野泰博牧師(日本福音ルーテル教会)から伝え聞きました。牧師は、倒されたオリーブを広島に運び、パンの笛に再生し復活の命を与えたいと願っていました。
パンの笛は風が吹くと音がでます。それはオリーブの木が語っていると表現されます。紛争によって倒されたオリーブの木は、人々の平和への祈りによって再生する。苦しいことや悲しい現実に出会っても、平和を願う人々の優しさ温かさによって再び命が与えられる。ヒロシマで復活したオリーブが語ることばを聞きたい。パレスチナのオリーブはここで何を語りだすだろう。そんな思いでプロジェクトが始まりました。
倒されたオリーブの木は、ミトリ・ラヘブ牧師(パレスチナ)と、ベツレヘム国際センターの方々の協力で、広島に届けられました。日本で普通の木からパンの笛を製作できる人は香原良彦氏(広島在住)しかおりません。彼によってオリーブ・パンの笛は1年半をかけてヒロシマで完成しました。あわせて、三輪真理さん(広島在住のミュージシャン)に「Peacefu Wind」を作曲していただきました。このプロジェクトに製菓会社「にしき堂」様から、資金援助と活動へ応援をいただき心より感謝しています。
現在、オリーブ・パンの笛とピアノによる「平和と希望を語る」コンサートを始めています。保育所、幼稚園、小学校、こども平和キャンプ、新老人の会(日野原重明氏代表)、文化サークル等。原爆被害だけを訴えるのでなく、廃墟の街から平和都市となったヒロシマ。そのヒロシマが「希望」だという、パレスチナの子どもたち。そのことを日本とヒロシマの子どもたちに伝えていきたいと願っています。
「絶望の中から希望をみる」。これはパレスチナに生きる子どもたちから学んだことです。ベツレヘム国際センターでは、紛争の中で生きる子どもたちの「希望と癒し」のため、音楽学校を建てる計画を立てました。中近東で初めての音楽学校がパレスチナ・ベツレヘムに建設中です。「紛争の中で生きる子どもたちに希望を」。この計画を知った私たちは、2010年5月、ヒロシマで復活したオリーブ・パンの笛と、これまで集められたピアノ購入献金(8.000US$)をパレスチナに届けました。また、現地パレスチナでコンサート、分離壁、学校、難民キャンプの街角で演奏の時を持ちました。
このCDの収益は、パレスチナ音楽学校のために捧げられます。あなたも支援者の一人になってくださると幸いです。