- 本日のプログラム
- 新会員卓話「自己紹介」
- 卓話者
- 田中純子君
- 担当
- プログラム
- ゲスト
- 入会予定者 古籏淳一様(岡三証券株式会社広島支店 支店長)
元会員 舛岡美寿子様 - 祝事等
- ・入会月(11名)
- 会長時間
- 本日,箕輪元会員の後任としてご入会予定の岡三証券広島支店長の古籏様をゲストとしてお迎えしております。次回には入会式をさせていただければと思いますので,よろしくお願い申し上げます。それと,本日,元会員の舛岡さんが遠方からおいで頂いております。またお客様も2名ご来客でございます。どうぞごゆっくりご歓談いただければと思います。
特に今日,私の方からの会長時間はございませんので,少し,中小企業の事業承継とか,後継者問題についてお話しをさせていただければと思います。
中小企業の定義は,資本金3億円以下,従業員300名以下,日本の法人企業で270万社あると言われております。帝国データバンクの調査によりますと,社長の平均年齢が59歳7か月だそうでございます。そしていつまでに引退したいかということについては67歳だとなっております。 これから先10年,おそらく多くの企業で世代交代が行われてくるのではないかと思いますが,昨年の12月,同じく帝国データバンクの調査によりますと,国内企業の65.9%が後継者がいないということが調査結果で出ております。特に広島県は75.2%,4社に3社がまだ後継者が決 - 幹事報告
- ●100万ドルの食事
●BOX配布物の確認
①会報10月号
●回覧物
第2回研修セミナー(12月10日)出欠表
●次週例会について
次週11月26日(月曜日)は、創立34周年記念夜間例会を午後6時より,開催。お昼の例会は無し。 - 委員会報告等
- ・ロータリー財団 : 愛のコイン箱
・国際奉仕 : 古切手収集
・出 席 : 出席報告
卓話時間
新会員卓話 「自己紹介」
田中純子君
広島大学大学院 医歯薬保健学研究院 疫学・疾病制御学 田中純子
悪性新生物による部位別死因の第4位をしめる「肝」がんについては、近年の高齢化の影響を調整した肝がん死亡の全体リスクは減少傾向を示しているものの、肝がん死亡の実数は依然として3万人を超え、わが国の疾病対策上、重要な疾患のひとつです。
これまでの血清疫学的また病理学的研究の成果から、肝癌の原因の8割以上が肝炎ウイルスの持続感染を起因としたものであり、特にC型肝炎ウイルス(HCV)に起因するものが多いことが明らかとなっています。現時点のわが国の肝炎ウイルスの感染状況とその対策について疫学的視点からご紹介します。
悪性新生物による部位別死因の第3位をしめる「肝」がんについては、近年の高齢化の影響を調整した肝がん死亡の全体リスクは減少傾向を示しているものの、肝がん死亡の実数は依然として3万人を超え、わが国の疾病対策上、無視できない疾患のひとつである。また、その原因の8割以上が肝炎ウイルスの持続感染を起因とし、特にC型肝炎ウイルス(HCV)に起因するものが多いことが明らかとなっている。肝炎ウイルスの感染状況を疫学的視点から検討することは、現在および将来の感染予防対策のみならず、キャリア対策、治療戦略を含んだ医療政策を構築する上にも重要であると考えられる。2000年以後に得られた二つの大規模集団の成績を元にした、地域別出生年コホート別にみた肝炎ウイルス感染率の状況および社会に潜在するキャリアの推計数等を中心とした疫学的知見を紹介する。
10万人対肝がん死亡の年次推移は、全体では2002年にピークを迎え足踏み状態であるが、女性では依然として微増傾向がみられる。年齢調整死亡率では、1995年以後、男女とも減少傾向にある。