同好会活動
2012年
3月 6日 火曜日
ワイン同好会
ワイン同好会3月例会
第二回ワイン同好会一口メモ(2012年3月6日 @AGRI 7F Party Room)
ワインの楽しみ方(その2)
第一回目を欠席された方や出席はしたものの既に忘れられた方の為にもう一度基本的なことから入りましょう。
ワインは鼻と舌全体で香りと味を楽しみましょう。
香りは、第一アロマ(ブドウ自体から出る香り)、第二アロマ(発酵段階で生まれる香り)、第三アロマ(木樽内、瓶内での熟成中に現れる香り)があります。各ワインの香りの特徴を自分なりに覚えていきましょう。他の方のコメントを聞くのも参考になりますので、次回からはそれぞれ一言づつコメントを言ってもらうことにしましょう。
白ワインは、白ぶどうの皮と種子を取り除いた果汁のみで作られておりますので、甘みと酸味のバランスを楽しんで下さい。
赤ワインは、黒ぶどうの皮と種子を果実と共に醸造しておりますので、果汁の甘み、酸味に加えて、皮や種子の渋みや苦みが含まれておりますので、それらのバランスを楽しんで下さい。更にグラスを回してワインを空気に触れさせる(オープンアップする)と香りも味も大きく変わってきますので、楽しみが倍増します。
また、ワイン・グラスを少し傾けて、ワインの最上部の色の透明度、色調、濃淡、粘性を観察しましょう。
今回は二回目ですのでワインは赤白共にフランスワインとフランス以外のヨーロッパの産地のワインの対比を楽しんで頂くことにしました。
白ワインの一本目はドイツ・ラインガウ地方の GB (ゲオルグ・ブロイヤー)社製のリースリング種を使った辛口のワインSauvage (ソヴァージュ)です。2010年と若いワインですのでややグリーンがかった色をしており、ミネラルの香り?がします。良く冷やして飲むとオードブルにもとてもよく合います。もう一本はフランス・ブルゴーニュ地方のジャン・リケール社製のVire-Clesse Le Pinet (ヴィレ・クレッセ・レ・ピネ)の2007年のシャルドネです。やや黄色がかった色で、洋梨や黄桃の香りがします。繊細でまろやかな味で、料理を引き立てます。同じ白ワインでも両者は全く味わいが異なりますので、好みに応じてお楽しみ下さい。
赤ワインの一本目はフランス・ボルドー地方(ボルドー=いかり肩のボトルですよ!因みにブルゴーニュ=なで肩のボトル)のChateau Giscours のサードワインの Le Haut-Medoc de Giscours (ル・オー・メドック・ド・ジスクール)の2005年もの。メルローとカベルネ・ソーヴィニョンのブレンドで渋みも酸味も充分ありますが、口当たりは柔らかく、優しくて飲みやすいワインです。もう一本はイタリアワインの王様と言われている Barolo (バローロ)。バローロとは、イタリア・ピエモンテ州にある小さな自治体の名称ですが、この地域で一定の条件を備えて作られたワインの総称に使われます(筆で言えば「熊野筆」って感じか!)。今回のワインはFontanafredda(フォンタナフレッダ)社製の2005年ものです。ブドウの種類はネッピオーロ種で、口に含むと軽く若々しい酸味を感じますが、あとからボリュームを感じる辛口でやや重めのワインです。
4種類のワインを飲み比べるとそれだけでハーフボトル以上の量を飲むことになりますので、飲み過ぎにご注意下さい。おっと、もう遅いか。(笑) 城本
厨房付きのパーティールームでパスタを3品用意しました。お奨めは手作りベーコン、パルメザンチーズ、フレッシュな卵黄、黒コショウ、玉葱で作るカルボナーラ。 赤ワインに合うパスタです。 吉清
今回は、吉清会員のご紹介の「アグリ」での開催でした。キッチン付の 貸切パーティルームで、前回と違い、皆でテーブルを囲み、城本会員の ワインの説明も しっかり聴くことが出来ましたし、みんなで ワイワイと楽しい時間を過ごすことが出来ました。しっかり ワインを楽しみ、〆は、吉清シェフの絶品パスタ!!・・3種類のパスタ!・・この上ない美味しい集いになりました。 柳川