同好会活動
2007年
1月 20日 土曜日
2006年
9月 2日 土曜日
囲碁同好会
9月定例会
定例の囲碁同好会が、正弁丹吾で9月2日(土)に開催された。優勝は5勝(全勝)の山村忠次君。続いて迫田勝明君の4勝1敗。4勝負けなし同士が対局した優勝戦は、一日の長山村忠次君が見事に勝利をものにし、迫田勝明君の連覇を阻んだ。
参加者 : 山村忠次君、松本團治君、迫田勝明君、杉本嘉朗君、土肥博雄君
2006年
8月 2日 水曜日
美術同好会
エルミタージュ美術館への旅
8月2日~8月6日美術同好会は、エルミタージュ美術館へ鑑賞ツアーへ出発した。
8月1日 現地時間18時30分(日本時間はこれより5時間早い)田原団長、赤羽幹事のもと、私たち(15名)は、徳山由美子添乗員さんと無事サンクトペテルブルグの空港に降り立ったが決してきれいとは言えない空港であった。
「小泉首相もここに降りたのかなあ」、「こんなところで無くもっと良い空港でしょうよ」(実際はここであった)
空港を出ると、現地ガイドのアレキサンダー氏と働きくたびれたような大型バスが私たちを迎えてくれた。アレキサンダー氏は流暢な日本語を使いこなし長身で歩くのが速い男性だった。サンクトペテルブルグは白夜で日本時間の17~18時位の明るさが22時過ぎまで続いた。
2回の機内食であまり空腹を感じていないのに、夕食を取る為レストラン「イースタン・パリ」に案内された。薄暗い店内、乱雑に切られたキャベツとトマトの角切りのサラダ、そして、無愛想なウエーターが私たちを待っていた。
「個人の飲み物はそれぞれに注文します。ビール大○○ドル、小○○ドル、赤ワイン○○ドル、白ワイン○○ドル、ジュース類○○ドル、どれにしますか?」
これからの食事もまずアレキサンダー氏のこのセリフから始まる事になる。
このレストランでは驚いたことに、メイン料理の前にデザートのピロシキやコーヒー、紅茶が先に出て来たり、ビールの注文のサイズが間違われたりと早速言葉の通じない現実に遭遇してしまった。そして、「美味しかった」という感想が聞かれない、これからの食事が思いやられる初日であった。
ホテル プルコフスカヤ泊(4日間このホテルに滞在)
8月2日 ホテルでのバイキングの朝食後、念願のエルミタージュ美術館の見学に出かけた。広い広い宮殿広場と美しい外観と宮殿ホールが連なる館内。ヨーロッパの夏休みのクルージングの集団と一緒になり人混みの中を歩いて歩いて歩いて鑑賞した。あまりの作品と人の多さに圧倒され一つの作品の前で足を止めゆっくりと世界最高峰の傑作が放つとされているエネルギーを直に感じる余裕はなかった。そして、とうてい半日では全作品を鑑賞することは不可能であった。
一つしかないトイレ 女性の方は長だの列だったが運よく(?)私たち3人は従業員らしきおばさんに見染められ男性トイレの 方に導かれすばやくのうち用をたすことが出来た。
午後はロシア美術館を見学。移動中バス中から、ギリシャ彫刻の施される建物やピュートル大帝の青銅騎士像、レーニン像、町並みや運河を見「ああ外国に来ているのだ」と実感した。
夕食、スズキのフライジージャーレモンソースかけは美味しかった。食後アレキサンダー氏の提案により、日程になかったバレー「白鳥の湖」を鑑賞した。「私はすぐ寝てしまうから・・・」とちゅうちょされていたご婦人も最前列の席でバレリーナたちの迫力を真近かに感じ感動されていた。一日の疲れを忘れ心豊かに眠りにつくことが出来た。
8月3日 市場に行きお土産を買った。果物がきれいに飾り付けられていた。私は徳山さんのお陰でハチミツを2ドル安く手に入れ、値切り方を教わったが、どの店に行っても中々上手くいかなかった。
その後、聖イサク寺院、ザヤーチイ島に渡りペトロバヴロフスク要塞、また、特別に戦艦オーロラ号も見ることが出来た。バスをおり青銅の騎士像の側までデカブリスト広場を散策した。花嫁と花婿がこの像の周りを手をつないで歩きながら永遠の愛を誓うと幸せになれると言われているようであるが、私たちは、ここで一組の花嫁と花婿に出会った。彼らの永遠の愛を誓うポーズを真似、私たち一行のうち、二組のご夫婦が同じポーズではいパチリ。帰国後もますますお幸せにお過ごしのことであろう。
最近、ロシア産のワインの販売が禁止され中々手に入らなくなったと聞いていたが(実際いくつかの店を回ったが置かれていなかった)アレキサンダー氏の交渉のお陰で何とか手に入れることが出来た。
この日から、土産物店を訪れるとキャビアの値段の交渉が始まった。いつ、どこで、どれ位の値段で買われたのか知らないがきっと交渉は上手くいったのだろう。
8月4日 ピュートル大帝夏の宮殿の見学、庭園と噴水が見事だった。見学前、有料トイレを使用(一人10ブール、日本円で約50円、エルミタージュ美術館はたしか1ドルだったと思うが)料金を出して使用するようなトイレではなかった。午後、ロシアバロック様式のエカテリーナ宮殿に伺う。修復の技術にただただ感動。
夕食に話題のキャビア登場。いただいたご厚志により追加されたキャビアと白ワインを堪能した夕食であった。
8月5日 アレクサンドルネフスキー修道院、血の教会へ。血の教会のモザイクは世界一と言われているが、なるほど素晴らしいものであった。五つ星のホテルヨーロッパでお茶を飲み、これも日程に入っていなかった大ネヴァ川クルージングへ。シャンパン、ウオッカを飲みながらロシア民族踊りを見、ロシア民謡を聴いた。一緒に楽器を演奏したり、踊ったり楽しいひとときだった。男性は可愛いお踊り子さんとゲームをし、ほほに口づけをされ、中でも団長さんは両ほほにキスマーク「何年ぶりだろう」と大変喜ばれていた。船上より、跳ね橋や川岸通りの建築物等を眺め、旅行の余韻に浸った。
サンクトペテルブルグは今日本食ブームだそうである。この日の昼食は予定変更で「将軍」というレストランで日本食だった。20時30分、出国手続きを終えソウルへ。アレキサンダー氏とお別れ「スパシーバ!!」
8月6日 10時10分ソウル仁川空港着。これまでいろいろ買い物されていたご婦人方だったが、ここで待ち時間約1時間の間、免税店巡りをされていた。勿論私も。孫に嫁に婿にそして従業員の人たちにと細かい心遣いの買い物ばかりだった。16時59分無事広島着
追伸
一人でスーパーに出かけ、持っているお金以上に品物をかごに入れ返品を余儀なくされた人。落し物探しで逆戻りし、バスで待っている人をやきもきさせた人。スリに狙われそうになった人。家への電話で「犬は元気か?」の第一声で奥様からお叱りを受けた人。大ネヴァ川クルーズ中に、○○才の誕生日を迎えられた人。次のトイレが間に合わずバスを急停車させた人・・・・・
美術鑑賞だけでなく、人との触れ合いの味わい深い旅行でした。
執筆者 前原 佳子
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