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2004年
214日 土曜日 

美術同好会

「徳島美術鑑賞紀行」 三宅恭次

【場所】四国~淡路島
【出席者】美術同好会員 8組の夫婦と1名

底冷えのする寒い朝、空はあくまでも青く快晴、絶好の旅行日和。2月14日午前8時、広島中央ロータリークラブ美術同好会の面々を乗せた広島電鉄最高級観光バスは、リーガロイヤルホテル玄関前をゆっくりと離れ、一路目的地徳島へ。谷平さんが風邪でドタキャンになったため17名によるツアー。会員のご夫人方の肉まん作りの先生であり、お嬢さんにかって中央フラワーズのピアノを担当していただいていた秦鶴慈さんが特別参加、あとは元会員の東さんをはじめなぜか8組の夫婦(美術愛好の士は皆、夫婦仲が良い?)。今回初参加でバスの手配もしていただいた前原さん、ガイドも超一級を差し向けていただいたようで、その名も「奥村チヨ」、本名ですぞ。バスの進行に合わせて通過する町の歴史、産業などなどが名調子で次から次と。最初のトイレ休憩の時は「皆さん、しっかりと一番絞りを」とのジョークも出る名ガイド振りには田原直前会長も大感激!

バスは山陽道、明石海峡大橋を渡って淡路島へ。その玄関口にある幅40メートルのアトリウムが美しい淡路ハイウエイオアシスでお昼ご飯。腹ごしらえも出来て、私たちを乗せたバスは今回のハイライト「大塚国際美術館」に向けて淡路島を一気に南下、午後2時過ぎには鳴門公園内にある世界初の陶板名画美術館に到着しました。

この美術館、言わば小山を刳り貫いて作ったようなもので、正面玄関は地下5階、そこから長いアプローチのエスカレーターで上って行ったところが地下3階展示場です。ここで先ず度胆を抜かれるのがシスティーナ礼拝堂。講演会等にも使われるホールにもなっており、バチカン美術館にあるミケランジェロが6年の歳月をかけて完成させた天地創造などの天井画、壁画がそっくり再現されています。このような古代遺跡や教会などの壁画をそのまま再現した「環境展示」はこのほかエル・グレコの祭壇衝立復元、スクロヴェーニ礼拝堂壁画などがあり、いずれも壮大なスケールで観るものを圧倒します。

大塚国際美術館は大塚製薬グループが創立75周年記念事業として設立した日本最大の常設展示スペースをもつ美術館です。地下3階から地上2階までの各フロアには古代から現代までの壁画、絵画1,074点が原寸大で再現されています。オリジナル作品は退色劣化は避けられませんが、この陶板画は特殊技術により二千年以上にわたってそのままの色と姿で残るといわれています。入館前に「鑑賞時間が短いですよ」といわれ、「本当かいな」と思っていましたが、ゆっくり観ていたら集合時間に間に合わなくなりそうになり、「現代」のフロアなどはほとんど駆け足状態になる始末でした。陶板画ということで美術館としての評価は大いに分かれるところですが、世界の名画が一ヶ所で観れる!ということで確かに一見の価値はあるような気がしました。

絵画鑑賞って結構疲れるんですよね。が、そこは幹事の細かい配慮、ホテルは美術館と目と鼻の先の「ルネッサンスリゾートナルト」をセット、全ての部屋が海に面していて、大鳴門橋が一望できる南欧風のリゾートホテル。待ちに待った夕食はフランス料理のフルコース。美味しい料理を食し赤、白ワインを飲むほどに話題は美術から食へ、そしてなぜかワタリガニの話に。田原さん「それはどんなカニ?わしゃ食ったことがない!」、すかさず神保さんが「私が用意しますから反省会はワタリガニたっぷりで」、日にちは3月1日、場所は吉清オーナーの「弐百人倶楽部」、こういうことは決まるのが早い。

後日談:結局、ワタリガニは準備できず(インターネットで調べてみると漁期はどうも秋のようで…)、でも松葉蟹がタップリ!(3日3晩、寝ずに悩まれ当日はカニまで捌いていただいた神保さんに感謝)ツアーには参加できなかった渡邊さん、吉清さん、小笠さんも出席され、東さんご提供のヒガシマル海苔を土産に満足、満足でした。

翌朝のホテルの土産コーナーは当同好会のメンバーでごった返し状態。快晴、ホテルを定刻発。鳴門へ来てこれを見なければ、ということで「渦の道」へ。大鳴門橋橋桁空間450メートル先まで設置された遊歩道。所々、45メートル下の渦が見えるようガラス張りになっています。ガラスの上を歩いても決して落ちることはないのですが、恐いですよね、誰も歩きませんねえ。渦巻く時間でなくて大渦が見れなくて残念!それにしてもバス停から入り口まで送り迎えのマイクロを出している土産物屋の商売の上手い事。結局、皆、そこで買い込む羽目に。

次に訪れたのが人形浄瑠璃「とと様…、かか様」で有名な「阿波十郎兵衛屋敷」。坂東十郎兵衛の刀剣など武具甲冑類の遺品の前で、この辺に詳しい東さんに「これは相当なものですか?」と聞いてみると、東さん「十郎兵衛のものというだけで、価値はありませんな」とバッサリ。傍にいた赤羽さん、意味深な笑いを浮かべながら「刀には赤羽刀というのが有るんですよね」、東さん即座に「ありゃ、占領軍が日本の武装解除の一環で、全国の刀剣類などの提出を命じ、米軍の兵器庫があった東京の赤羽に集めたんですよ。それを総称して“赤羽刀”といったんですよ」。それでチョン!

次の訪問先が今回のツアーの最後、「中津万象園」。丸亀藩主京極高豊候の築庭。庭園見学よりも懐風亭での昼食、特に讃岐うどんへの期待大。しかし、これはがっかりものでした。田原直前会長と神保会長エレクトは腰を落ち着け日本酒を酌み交わしながら「会員増強」で話し込んでしまい、直径15メートル、樹齢六百年の“天下の名松”といわれる大傘松の鑑賞もそこそこにバスに乗り込むことに。

土産もタップリ買い込んだし、これからは瀬戸大橋、山陽道経由でリーガホテルまで帰途一直線。心地良い疲れの中で、奥村チヨさんのガイドを子守唄に無事帰還したのでありました。

Posted by 事務局 at 10時28分

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