クラブ行事・委員会活動
- 奉仕プロジェクト委員会
- 奉仕プロジェクト委員会 I・M
- 2017年03月09日 (木曜日) 18:15
- 奉仕プロジェクト委員会
- 広島市立広島特別支援学校へ i Pad 一式5セットを寄贈
- 2017年02月23日 (木曜日) 18:25
- クラブ広報委員会
- 2016-17年度 地区大会報告
- 2016年10月29日 (土曜日) 09:00
- 奉仕プロジェクト委員会
- 2016-17年度 奉仕プロジェクト委員会IFM
- 2016年10月03日 (月曜日) 18:30
2016年
10月 1日 土曜日
青少年奉仕
2016スポーツRYLA参加
テーマ 2016スポーツRYLA参加
日 時 2016.10.1㈯〜2㈰
会 場 ツネイシしまなみビレッジ
参加者 芥川 嶋本 吉川惠[青少年5名]
内 容
2016年10月1日(土)~2日(日)の2日間にわたって、ツネイシしまなみビレッジで開催されたロータリー青少年指導者養成プログラム(Rotary Youth Leadership Awards。通称「RYLA」)に、当クラブからは嶋本会員、吉川惠会員、芥川会員と青少年5名で参加致しました。合計では青少年が95名程度、ロータリアンも含めると170名程度の参加でした。
今回はこれまでとは異なるスポーツRYLAとして開催され、「健全なる精神は、健全なる身体に宿る~スポーツ雪合戦から学ぶリーダーシップ~」というテーマのもと、初日は,スポーツ雪合戦のルール説明を受け、広島県雪合戦連盟福山支部による模範試合を見た後、参加者が9班に分かれて,練習試合(試合の合間と、1日目夜にチームミーティング)を行い、2日目に9班対抗のスポーツ雪合戦の本番の試合を行いました。この他、1日目の夜には「あなたの未来を変えるペップトーク」と題して崎谷俊昭氏によるパワーアップセミナーも行われました。
スポーツ雪合戦は1チーム7名(フォワード4名、バックス3名)で,1セット3分間の3セットマッチであり、決められた大きさのコートに身を隠す壁が7箇所置かれ、使用雪球総数も決められています。手から離れてノーバウンドで雪球が当たったり、コート外に出たらアウトです。相手チームを全滅させるか相手チーム陣地内のフラッグを奪取したら10ポイント、3分経過してもこれらができなければ各チーム残った人数1人につき1ポイントとなります(相手チーム陣地に4人以上入ると反則となり、相手チームに10ポイントとなります)。スタート時は2球しか持てず、その後は、後方からのバックスによる補給(手渡しor転がす)かコート内に落ちている雪球しか使えません。
最初は各班とも各人バラバラでやみくもに雪球を投げたり、フラッグを取ろうと1人で相手チーム陣地に突っ込んだりという状況でしたが、練習試合とチームミーティングを重ねるにつれ洗練化され、2日目の本番の試合では無駄な雪球は使わずジワジワと集団で攻めたり、複数名でフラッグ奪取に行くなど、雪合戦連盟チームさながらに進化しており、初めて会ったメンバー同士で初めて行う競技にも関わらず、たった2日でここまで変化を遂げるのかと驚きを禁じ得ませんでした。
スポーツ雪合戦では、誰1人として傍観者ではいられません(油断すると雪球を当てられます)。自チームや相手チームの特性、双方の残り人数,残り時間、残り雪球、陣地の支配状況、セットやポイントの奪取状況などにより刻々ととるべき戦略・戦術が変化し、各メンバーは他人と協力しつつ、自分の頭で考えてプレイすることが要求されます。また、雪球探しに気を取られると雪球を当てられるので、雪球の補給(ロジスティックス)も重要です。
このようにスポーツ雪合戦は、全メンバーが身をもって戦略・戦術・ロジスティックスの重要性を学ぶとともに、変化する状況に応じて臨機応変に他人と協力しつつ自分の頭で考えて行動することが問われる点で、まさにリーダーシップを体得するにふさわしいスポーツであったと感じました。
また、パワーアップセミナーは本番開始直前に、指導者や親が、選手や子どもに対してする激励のショートスピーチ(PEP TALK)について講義がなされ、単語しか頭に入らない状況であることから、相手を認めたうえでポジティブな単語を短く分かりやすく話すことの重要性(たとえば「ミスをするな」ではなく「ベストを尽くせ」とか)を指摘されました。これもリーダーとしてどのような言動をとるべきかに大いに役立つものでありました。
けが人もなく参加者は非常に楽しく過ごせましたが、準備をする側のホストクラブの福山ロータリークラブ、コホストクラブの福山丸之内ロータリークラブ、福山ロータリーEクラブ2710の皆様のご苦労は、並大抵のものではなかったであろうと思います。改めて御礼と感謝を申し上げます。