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2012年
7月 28日 土曜日
人間尊重・社会奉仕
福島学童の周防大島夏休みホームステイを応援
福島学童の周防大島夏休みホームステイ事業「広島・山口金魚島元気っ子クラブ」のプロジェクト支援に参加して
12-13年度の人間尊重・社会奉仕委員会の事業計画において、東日本大震災支援活動を進めることで、同じ「中央」というクラブ名の福島中央ロータリーを通して、何かお手伝いする事があったら、協力したい旨の要請を出しておりました。
その後、福島中央ロータリーから、福島県を中心として、東電福島第一原発事故で放射線の影響で、未だなお子供たちが、外で十分に遊べない制限を受けている状態が続いています。福島学童の周防大島夏休みホームステイ事業の名のもとで、「広島・山口金魚島元気っ子クラブ」のプロジェクトの支援要請がありました。
このプロジェクトは、福島の子ども達を夏休みに周防大島に招待し、瀬戸内海の海や山で元気いっぱい過ごしてもらい、被爆地広島で平和学習を行いその学びを通して平和の大切さを知ってもらう趣旨です。
広島での平和学習は7月29日にあり、午前中は、幟町の世界平和祈念聖堂で、神父様による祈りの指導、パイプオルガン伴奏、聖堂の見学、休憩食事して、午後から広島平和公園に行き、原爆死没者慰霊碑に参拝、その他慰霊碑巡り、平和記念資料館巡り・アオギリ見学して16時に周防大島へ帰る計画でした。
今回の広島・山口金魚島元気っ子クラブ」のプロジェクトの支援については、主催するNPO法人が既に行動計画が決められていたことから、協議の結果、広島での福島児童のお昼のお弁当と3時のおやつ(お菓子)を支援援助し、広島での見学する際の児童の見守り役を手伝うことになりました。
広島中央ロータリーの会員は、河野会長、藤村前会長からのお迎えの挨拶をしていただき、奉仕仕プロジェクト会員の徳見理事、村上職業奉仕委員長、前原人間尊重・社会奉仕委員長、吉川人間尊重・社会奉仕副委員長夫妻、嶋本新世代奉仕副委員長夫妻が出席して、見守り役のお世話をしました。また、私は、島根県のアクワス水族館や神話博しまねのPRが入ったうちわ50本を、村上会員は「広島カープ4番バッター栗原選手(山形県出身)も右肘の手術して現在リハビリで頑張っています。皆さんも頑張って下さい。」と栗原選手のサイン入り色紙をそれぞれ児童に手渡し大変喜んで頂きました。そして、嶋本会員は知人である布絵芝居・紙芝居作家森本マリアさんにわざわざ来ていただき、自分の原爆の体験を福島学童に紹介しその上たくさんの自分の絵本の提供をしてもらい、学童やNPO法人の関係者から大変喜んでもらいました。
来年度は、このプロジェクトを企画の段階から参加して、福島学童と一緒に楽しい交流が図られるような企画を検討して見たいと思います。
人間尊重・社会奉仕委員長 前原 恒泰
福島学童の周防大島・夏休みホームステイ報告 その1
7月25日(水)福島の子供たち20名は8時過ぎ新幹線で福島を出発し、夕方18時ごろ周防大島の宿泊所である和田に到着しました。
二日目の7月26日(木)15時大島を訪れてみました。
26日午前中は、オリエンテーション、大島町長もおいでになり交流をした後10時ころから近くの「片添えが浜」へ海水浴に行っていました。
15時30分まで海水浴をし、海岸にある温泉遊湯ランドで1時間ゆっくり湯につかりました。
ボランティアの高校生が5人くらいで、水泳監視等に活躍をしていました。
子供たち元気いっぱいですでに初日で真っ黒に(真っ赤に)日焼けしていました。
付き添いの大人たちのほうはややエネルギー不足の状態のようです。高校生のボランティアに助けられています。
17時温泉を後にして宿泊所に帰り、18時から夕食時間でした。
宿所ではみんなそれぞれ自分で水着の洗濯、荷物の整理、今日の記録などをとっていました。
食事は特製コロッケ。また、地元でとれた魚の刺身、そのあらでとった汁、近所から届いた新鮮な野菜など大島でこそできる食卓でした。
私も元気な子供たちに挨拶をさせてもらい、29日の広島での平和学習でまた会いましょうと会場を後にしました。 吉川 惠