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2011年
1月 31日 月曜日
出席
健康一口メモ「中高年男性の大腸癌リスク」
嶋本文雄君
日本人中高年男性の大腸癌10年リスクの予測モデルを作製
国立がん研究センターがん予防・検診研究センター予防研究部の津金昌一郎氏ら:
多目的コホート(JPHC)研究40歳から69歳までの個々の男性が今後10年間に大腸癌を発症する確率を推定する予測モデルを開発した。
Cancer Epidemiology誌2010年10月号
年齢50才、BMI 23、身体活動 25、飲酒量300g未満/週、現在喫煙習慣ありの人の場合、スコアシートにより計算すると、スコアの合計=年齢50才(3)+BMI 23(0)+身体活動 25(-1)+飲酒量300g未満/週(1)+現在喫煙習慣あり(1)=3+0+(-1)+1+1=4
したがって、10年間における大腸がんの発生確率は1.3%と計算されました。
たとえばこの例の50才の男性が年齢以外の4つの因子すべてが最もリスクの低い状態だった場合の大腸がんの発生確率はどのくらいと算出されるでしょうか。スコアの合計=年齢50才(3)+BMI 23(0)+身体活動 25(-1)+飲酒習慣・なしまたは時々(0)+喫煙習慣なし、(0)3+0+(-1)+0+0=2
つまり10年間における大腸がんの発生確率は0.7 % となります
身体活動と飲酒習慣のカテゴリーの割り振りには計算が必要ですが、以下にその目安を示します。
身体活動の単位「メッツ・時」ですが、活動の種類と時間から計算され、この値が高いほど、身体活動が活発であることを示します。一般的な人の日常生活であれば、メッツ・時は24.7以上(スコア-1)と考えてよいでしょう。
週1回以上飲む方の場合、飲酒量はアルコールの種類(濃度)も考慮して週当たりのアルコールの総量で表します。たとえば日本酒1合はアルコールに換算すると約23gです。これはビールなら大瓶1本、焼酎や泡盛なら1合の2/3、ウイスキーやブランデーならダブル1杯、ワインならボトル1/3程度に相当します。
※参照 http://medical.nikkeibp.co.jp
から抜粋
フィトケミカル(phytochemical)
一般的な意味では、通常の身体機能維持には必要とされないが、病気を予防したり健康を維持するのに重要と考えられる植物による化合物を指す。このため、植物栄養素(しょくぶつえいようそ、phytonutrient)とも呼ばれる。必須栄養素とは異なり、通常の代謝には必要ではなく、摂取しなくとも欠乏症が起こることはない。
広義の意味では、植物由来の化合物や栄養素を指す
※参照 http://ja.wikipedia.org/wiki
から抜粋
「ファイトケミカル摂取を中心とした「がんに打ち勝つ食養生」として7つの食習慣の実践」
(1) ファイトケミカルを摂取する。
(2) 糖の摂取を控えてインシュリンを抑える
(3) ビタミン類、とくにビタミンA、B2、B6、C、Eを積極的に摂取する
(4) 水分を十分に摂って、デトリックス(解毒)機能を高める
(5) 活性酸素の発生を高める鉄分を摂りすぎない
(6) 塩分は控えめに
(7) 暴飲暴食、化学薬品を避ける
高橋弘 セレン・クリニック診療部長
※参照 http://www.gsic.jp
から抜粋