例会記録
第1539例会
2012年04月23日 (月曜日)
【場所】リーガロイヤルホテル広島 【ロータリーソング】奉仕の理想
- 本日のプログラム
- ゲスト卓話「使おうやあ、広島弁」
- 卓話者
- 元RCC中国放送アナウンサー 煙石 博氏
- 担当
- プログラム
- ゲスト
- グループ7ガバナー補佐 久笠 信雄氏
- 会長時間
- ・グループ7ガバナー補佐よりIM実施協力の御礼
・識字率向上に因んで
“ロータリーの友”3月号によると全世界で16歳以上の内6億7700万人は読み書きが出来ないとあります。
従って世界人口の約10%に当たる約7億の人は読み書きが出来ないと報告されるとびっくりしてしまいます。
日本においては幸いに読み書きが出来ない16歳以上の人は殆どいないと思います。
日本では何故識字率が高いのかについて江戸時代の寺子屋が大きな役割を果たしていたと云われています。
すなわち江戸時代には現在の小学校の配置と同じくらいの寺子屋の数があったそうです。淺田 次郎日本ペンクラブ会長によると、そこではお坊さん、神主さん、に加えて最も大きなウエイトを占めたのは家督を譲ってリタイアした武士が教えていたとあります。江戸時代の武士は15歳で元服し、20歳までは父親からの仕事の引き継ぎ期間で、以後40~45歳まで働き家督を譲り、約60歳までご隠居として生活するライフサイクルでした。したがって定年後の期間ボランティアとして寺子屋で子供達の教育を行ったことが、江戸時代にすでに90%以上の識字率を保っていた理由ではないかとされています。
また識字率の高さが後に、明治維新が成功した最大の理由に挙げられています。すなわち国民が書き物を読めることは、国が何をしようとしているかが理解でき、行動する事に繋がったと云うわけです。価値観を変えるような明治維新という革命が世界的に類を見ないようなスムースさで成功したことには高い識字率に伴う教養が日本国民に備わっていたことが大きな原動力とされています。
しかし最近の若者の間では“平均”の意味が解らない、“分数”が解らない、“字が書けない”、“読めない”、まさにないない尽くしとなりつつあります。これから日本の識字率についても、考えなければならない時が来るのではないかと危惧している昨今です。 - 幹事報告
- 〇BOX配布物の確認
①会報3月号
〇回覧物
次年度名簿作成用個人データ記録提出状況(封筒)
〇5月のロータリーレート1ドル82円(4月と同様)
〇次週例会は振替休日の為無し - 委員会報告等
- ・SAA : 座席指定(ネームABC別)
・職業奉仕 : 禁煙例会
・出 席 : 出席報告
・国際奉仕 : 使用未使用古切手類収集
・米山奨学生カウンセラー : オリエンテーション参加報告(予定)