- 本日のプログラム
- ゲスト卓話
「日本留学で得たものと成果について」 - 卓話者
- 米山奨学生 李 在鉉君
- 担当
- ロータリー財団・米山奨学
- ゲスト
- 入会予定ゲスト:松田 隆様マップス(株)代表取締役副社長)
米山奨学生:李 在鉉君
戸田会員知人:大村末子様 - 祝事等
- ・会員誕生日(8名)
・配偶者誕生日(6名) - 会長時間
- ○「経済と地域社会の発展月間・米山月間」に因んで
10月になりました。秋風に揺られるコスモスの花や、どこからか金木犀の香りが漂い秋の深まりを実感します。
今月末29日~30日はいよいよ地区大会が実施されます。その準備も大詰めとなり東奔西走されております緒方実行委員長をはじめ関係者の皆様お世話になります。どうぞよろしくお願いいたします。
本日の卓話を担当してくださる米山奨学生イ・ジェヒョン君、拝聴できますことを楽しみにしておりました。よろしくお願いします。
さて、10月のロータリー特別月間は、「経済と地域社会の発展」と「米山月間」が提示されております。
経済に疎い私は、「経済と地域社会の発展」に関して、具体的にどのような活動が該当するのか、6つの重点分野の中でも特にわかりにくいように思います。「経済と地域社会の発展」に対するロータリーの考え方を私なりに調べたところ、ロータリーでは先ず「人」に投資し、地域社会や人々の暮らしに、持続可能な改善をもたらし、地域社会の経済発展を促すことに重点を置いているようです。
具体的な取り組みとしては、「収入をもたらす活動を始める」、「貧困を緩和する」、「市場への参入や商品のマーケティングを助ける」、「経済開発を促す人材を育てるための奨学金を提供する」、「地域社会の改善を目指して、人々が、リーダーシップスキルを身につけられるよう支援する」、「職業研修や事業を始めるための研修を行う」ことなどを提唱しています。
そしてその推進のために、3種類の活動を示しています。
まず第一は、「奨学金の提供」で、これは大学院で、「草の根の経済開発」や「地域社会の開発」といった分野を学ぶために提供するというものです。
第二は「地域社会の人々の能力向上」で、「地域社会でのリーダーシップに関連する研修」や、「地域住民が主体となる包括的・建設的な活動を実施するための支援」などの活動です。
第三は「職業研修」で、「起業」や「金融に関する知識」、「収入を得るための職業スキル」などの研修を行う機会を提供したり、マイクロクレジットの導入や、小さな事業を起こす支援、そして自給自足や小農家のための農業開発、市場参入などの支援活動です。
推進に当たっては、ロータリー地域社会協同隊(RCC)とのタイアップも有効との提案もなされています。
RCCは、ロータリアン以外の人が集まり、地域社会のためにボランティア活動をするグループで、ロータリークラブがスポンサーとなって結成されます。地域社会の幅広いニーズに対し、持続可能で創造性に富んだ解決策をもたらすことを念頭に活動されるようです。
門外漢の私に、なんとか理解できる範囲でお話しさせていただきましたが、経済界を代表する会員の皆様に、さらに教えを乞い、理解を進めて参りたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。 - 幹事報告
- ◎BOX配布物の確認
①雑誌類=ロータリーの友誌・ガバナーズレター
②「エコ・ドリーム運動」9月分取組表
③米山記念奨学会より豆辞典
◎ロータリーレート
10月は1ドル102円で変更なし。
◎次週10/10は祝日のため例会はありません。 - 理事役員会
- ◎例会終了後12F「ライラック」にて第4回定例理事役員会開催
◎本日18:30よりホテルニューヒロデンにて奉仕プロジェクト委員会IFM開催 - 委員会報告等
- ◎出 席 : 出席報告
◎クラブ広報 : ロータリーの友紹介
◎人間尊重、社会奉仕 : 「エコ・ドリーム運動」8月分取組結果報告及び9月取組表作成
◎青少年奉仕=RYLAについて
卓話時間
ゲスト卓話
「日本留学で得たものと成果について」
米山奨学生 李 在鉉君
米山記念奨学事業について、配布した豆辞典を参考に、近年の米山奨学会について説明をするR財団・米山奨学 長場委員長
まず、⽇本留学で得たものについて、⽶⼭奨学⽣としての⽣活を中⼼にしてお話します。私の⽇本留学⽣活を、ご覧のように、図式化してみましたが、普段の⽣活は、ご覧のとおり、家・学校・家・学校、たまに家・アルバイト・家・学校のような⽣活をしていました。
⽶⼭奨学⽣になってからは、[ロータリークラブ]や[⽶⼭学友会]に参加することになり、⽇本⼈の⽅や他の留学⽣と交流することで、無味乾燥だった留学⽣活が⼤変楽しくて有益になりました。
このように、⽶⼭奨学⽣になり、[RC][⽶⼭学友会]などを通じた交流ができることによって、私の視野が広がり、成⻑の機会になったと思います。もちろん、奨学⾦をいただけることになって、経済的に安定し、勉学に集中できるようにもなりました。
このように、⽶⼭奨学⾦のおかげで、私の留学⽣活は⼤変有意義なものになれました。
これからは、⽶⼭奨学⽣としての⽇本留学での成果について、勉学の⾯を中⼼にしてお話したいと思います。まず、私の研究分野と内容を簡単にご説明させていただきたいと思います。
簡単に⾔えば、私の研究分野は、⽇本語と韓国語の対照研究です。研究内容は、⽇本語と韓国語のアスペクト表現ですが、アスペクト表現とは、ある出来事が始まりの段階にあるのか、途中なのか、終わったのかを表す⽂法⽤語です。たとえば、「⾷べる」という出来事が、始まりの段階にあれば、「⾷べ始める」と⾔い、途中であれば「⾷べている」、おわったら「⾷べ終わった」といいますが、このように、「〜始める」「〜ている」「〜終わる」というのがアスペクト表現を表す形式になります。
最後に、今後の計画です。
⼀つ⽬は、今までのように、⽶⼭奨学⽣として、RCや⽶⼭学友会の⾏事に積極的に参加することです。
⼆つ⽬は、博⼠論⽂の内容に関する研究の⼝頭発表や論⽂執筆することです。
今年は、⼝頭発表2回と、研究論⽂2本を予定しています。
三つ⽬は、博⼠論⽂の2次審査を受けることです。今の進捗状態から⾒れば、来年の前期に受けることができるかと思います。以上で本⽇の卓話を終わりたいと思います。
ご清聴、ありがとうございました。