- 本日のプログラム
- クラブフォーラム(青少年奉仕)
「ローターアクトクラブの魅力」 - 卓話者
- RI第2710地区ローターアクトクラブ地区代表 平田京平君
- 担当
- 奉仕プロジェクト/青少年奉仕
- ゲスト
- 米山奨学生:李 在鉉(イジェヒョン)君
- 祝事等
- ・会員誕生日(2名)
・配偶者誕生日(7名) - 会長時間
- ポリオ根絶は正念場に 最後の壁は政情不安である。
ロータリーは、1985 年、世界からポリオを撲滅するための、「ポリオプラ ス」を開始しています。これまでに 12 億米ドル以上をポリオ撲滅に投入し、122 カ国の 20 億人以上の子どもに予防接種するなど大きな役割を果たしています。
発症数は年間 35 万件から 220 件未満にまで減少し、更にナイジェリアでは、2014年7月から新たな発生はありません。しかし、アフガニスタンとパキスタンでは、依然として野生ポリオの感染が続いています。
2016年4月12日時点で、パキスタンで8人、アフガニスタンで2人の発症が確認されていますが、昨年の同時期に比べて半数以下に収まっています。
ただ、いまも流行が収束しないパキスタンとアフガニスタンでは、ワクチン接種が行き届いていない地域があります。理由は、不安定な政情で、根絶の大きな壁になっていることです。武装勢力が支配している地域に医療チームが入れないほか、近年はワクチン接種活動そのものに対する不信もあるようです。
2011年に米政府が国際テロ組織アルカイダのオサマ・ビンラディン容疑者の潜伏先を特定する作戦で、肝炎のワクチン接種チームを装った地元医師が重要な役割を果たしたとされています。このことから、ワクチン接種がスパイ活動と疑われることにつながったようです。
パキスタンでは、家庭を回って子どもにポリオワクチンを接種する医療チームのメンバーが射殺されるなど、活動が妨害される事件が起きています。今年1月には、パキスタン南西部の都市クエッタにあるポリオ根絶センターが自爆テロの標的になり、十数人が死亡しました。ポリオ根絶は正念場に差し掛かっていますが、最後の壁は政情不安にあるようです(朝日新聞、4月26日)。 - 幹事報告
- ◎BOX配布物の確認
①雑誌類=ロータリーの友誌・ガバナーズレター
②献血カード
③ローターアクトについてのアンケート用紙
◎回覧物
社会奉仕「街頭活動出欠回答(5/17〆切)
◎5月ロータリーレート110円
◎2017-18年度 青少年交換派遣学生募集について(詳細はポスター参照)
留学先:アメリカ、フランス、カナダ、その他
応募締切:クラブ(7月末) - 理事役員会
- ・例会終了後12F「ガーベラ」にて第11回理事役員会開催
- 委員会報告等
- ◎出 席 : 出席報告
◎広 報 : ロータリーの友紹介
◎人間尊重、社会奉仕 : 「エコ・ドリーム運動」3月分取組結果報告
◎地区大会幹事 : 地区大会事務局開設のお知らせ
◎幹事 : 広島14RC合同ゴルフ大会報告
◎次年度幹事 : サンタローザ生活体験について
◎ロータリー財団
卓話時間
クラブフォーラム(青少年奉仕)
「ローターアクトの魅力」
RI第2710地区ローターアクトクラブ地区代表 平田京平君
(下関ローターアクトクラブ所属)
<ローターアクトの概要>
1960年代の初頭に、世界各地のロータリークラブが社会奉仕プロジェクトとして、大学レベルの青少年・少女グループの提唱をしたことが起源。現在では、18~30歳の青年男女で構成されており、学生も入会可能。
1968年に、ロータリークラブの公式プログラムとして承認を受け、ロータリークラブが提唱する世界的な団体となり、2016年3月時点では、世界150カ国以上の地域に、529地区、8.341クラブ、2万人以上の会員がおり、日本では、34地区、284クラブ、約3.180人の会員が在籍。
<ローターアクトクラブの定款より>
ローターアクトの目的は、青年男女が個々の能力の開発に当たって役立つ知識や技能を高め、それぞれの地域社会における物質的、あるいは社会的ニーズに取り組み、親睦と奉仕活動を通じて全世界の人々の間によりよい信頼関係を推進することにある。
ローターアクトの目標は、
1.専門技術および指導能力を開発すること。
2.他人の権利を尊重する観念を養い、あらゆる有用な職業の道徳的水準および、品位を保持し推進すること。
3.若い人々に地域社会をはじめ、世界社会のニーズおよび懸念事項を提起する機会を提供すること。
4.提唱ロータリークラブと協力して、活動にあたる機会を提供すること。
5.ロータリーにおける将来の会員として若い人々の意欲を喚起すること。
<ローターアクトの基本的な活動の流れ>
1.企画、なにをするか、なにがしたいかを検討
2.プレゼン、自分がしたい事を他のメンバーにプレゼンテーション
3.賛同、他のメンバーから賛同を得る
4.準備、詳細を検討
5.開催
例会や行事の企画・運営は、全てローターアクトの会員自らが行っている。
ローターアクトの例会は月に2回開催。ローターアクトの五大奉仕は、国際奉仕・社会奉仕・専門知識開発・クラブ奉仕・財務の5つの奉仕を元に例会を企画。
<例>
専門知識開発委員会:専門的な分野を勉強・体験等を例会にしている。
社会奉仕委員会 : 地域貢献として、地域へのボランティア。又、国内の社会問題について考える等を例会にしている。
国際奉仕委員会 : 海外の事について学んだり、国際問題について考える等を例会にしている。ロータリアンの方に卓話やご協力していただいて開催している例会もある。
<2710地区ローターアクトについて>
現在、2710地区内のクラブは、山口県内に下関、宇部、徳山、広島県内には広島、呉、福山にそれぞれクラブがあり、現在、地区全体で73名の会員が在籍。
<2710地区ローターアクトの主な行事>
海外研修 : 年に一度、海外のローターアクトへ訪問し、国際交流を主な目的におこなっております。交流のほかに、ホームステイや観光をして、その地の文化や習慣を体験している。
地区協議会 : 地区運営の学習、課題に対してのディスカッション、個々のスキルアッププログラム、講演や各種発表などをメインとし、年に2回開催。プログラムは毎回内容は違う。ローターアクトでは、人前で話す機会や、グループディスカッションを行う事が多いので、日頃より経験を積んで精進しております。
RYLA : 毎年参加している。フィールドスタディ、基調講演、グループワーク・発表を行います。アクターは普段から団体行動やグループディスカッション等の経験を積んでいるので、協調性や自己主張性などローターアクターは一般の同年代より、優れているとお褒めの言葉を頂いている。
年次大会 : 地区内外のローターアクターやロータリンの参加、100~150名程度でローターアクト最大の総会。式典や活動報告、レセプション、メインプログラムなどを行っている。
「ローターアクトクラブに所属して地区代表平田が思うローターアクトの魅力」
経験の場:普段の生活では味わうことのできない体験や、経験を積むことができる。例会や人前で話すこともローターアクトの醍醐味で、自分がしたい事も行事に組み込んで企画することができる。このように様々な経験を積む事で、いろいろな場面でも対応することができる様にもなる。
出逢いの場 : ローターアクトを通じて様々な方と出逢うことができる。同年代やロータリアンの皆様、各県の方や海外の方までも繋がることができ、色々な方と出逢うことによって良い刺激にもなり、視野も広がる。又、様々な職種がおり、ローターアクトは異業種交流会の場でもある。
成長の場 : ローターアクトでの出逢いや経験・学んだ事で自らの成長を実感でき、仕事や私生活に役立てることができる。その成長に伴って、自分への自信にも繋がっていき、責任感や率先して仕事や行動ができる様になる。
<ロータリアンの皆様へ>
ローターアクトを言葉でご説明するのは非常に難しいです。一番ご理解いただけるのは、ロータリアンの皆様に、ローターアクト活動にご参加頂いて、実際に目で見て、肌で感じて頂くことだと思っております。実際にご参加頂いたロータリアンに方々からご理解や、ご好評頂いておりますので、ロータリアンの皆様にもっとご参加頂きたいです。ローターアクトは30歳までという限りがあるので、その30歳までの期間をローターアクトに預ける価値はあると思います!仕事にも役立つ経験や、成長ができるのもローターアクトです。きっと将来の有望な人材になりますので、青少年に様々な経験や、成長する機会を与えてあげてください!ローターアクトは、ロータリアンの皆様のご協力が必要不可欠となりますので、今後ともローターアクトを宜しくお願い致します。