- 本日のプログラム
- ゲスト卓話
「カンボジアの子どもたち~自分たちの未来を、自分たちの手で~」 - 卓話者
- カンボジア ワットボー小学校校長補佐、
アナコット カンボジア代表 田中千草 様 - 担当
- 奉仕プロジェクト委員会
- ゲスト
- 広島大学病院 小児歯科 医師 岩本優子様
- 祝事等
- ・入会月会員(5名)
・創業月会員(8名) - 会長時間
- ◎金田秀子君本日退会されます
◎カンボジア支援活動 田中千草先生のご紹介
◎ウルグアイ大統領について
◎金田秀子君退会のご挨拶
本日をもって退会させて頂く事となりますが、たくさんの方々と充実した日々を送ることが出来たのは、ロータリーの皆様のおかげです。何もお返しできなくて大変申し訳ありません。広島が私の第2の故郷になりました。本当にありがとうございました。 - 幹事報告
- ◎100万$食事(幹事告知)
◎BOX配布物の確認
①次年度第6回理事役員会議事録、所属委員会表(修正分)
②会報4月号
◎来る5/31(日)は「マイカー乗るまぁデー」PR活動 & 献血支援活動を実施します。参加予定の方はよろしくお願いいたします。
◎次年度地区大会着用ブレザー作成につき、6月第1~第3例会で採寸を行います。出席を宜しくお願いします。
◎回覧物
①5/31(日)街頭活動出欠表・・本日締切
②6/29(月)最終夜間例会並びに新会員歓迎懇親会出欠回答表 - 委員会報告等
- ◎出 席 : 出席報告
◎ロータリー財団委員会 : 愛のコイン箱
◎国際奉仕 : 古切手類収集
◎人間尊重・社会奉仕 : エコドリーム運動について
◎がん予防啓発推進委員会 : 活動内容について
卓話時間
ゲスト卓話
「カンボジアの子どもたち~自分たちの未来を、自分たちの手で~」
カンボジア ワットボー小学校校長補佐、
アナコット カンボジア代表 田中千草 様
2007年1月から、小学校教員としてカンボジアに赴任。2009年に帰国する時、一万人の署名が集まり引き留められたと伺っています。現在は自費でカンボジアでのボランティアを続けていらっしゃいます。田中千草先生は、国際ボランティアは、それぞれの人が自分なりの事をすれば良いとお聞きし、私も続ける事が出来ます。田中千草先生宜しくお願い致します。
カンボジア ワットボー小学校校長補佐
アナコット カンボジア代表
田中千草 様
プロフィール(HPより)
1978年北海道根室市生まれ、芦別育ち。学校卒業後、芦別小学校、茂尻中学校で勤務。
2007年1月より2年間、青年海外協力隊小学校教諭としてカンボジアの小学校に勤務。音楽教育を中心とした支援活動を行う。
2009年4月より、JICAという組織を離れ、個人としてワット・ボー小学校へ再赴任。
同年に非営利団体アナコット カンボジアを設立。
校長補佐として学校運営の助言、教員の指導と子どもたちへの音楽指導を行い、また就学が困難な児童への就学支援も行っている。
現在、家庭の事情により学校に通うことのできない子どもたちとともに暮らしている。
1574回例会のクラブフォーラム(国際奉仕)の記事より (髙田 隆会員)
「国際ボランティアのあり方を考える」チイ先生の小さな音楽隊」
田中千草さん(チィ先生)は2007年1月より、ICA青年海外協力隊小学校教諭としてカンボジアへ赴任しました。配属先となったワット・ボー小学校は、アンコールワット観光の拠点となるシェムリアップにある児童数約5000人のマンモス校です。シェムリアップ市内には次々と豪華な施設が建築されているものの、教育環境は未だ整っていません。チィ先生は青年海外協力隊員としての2年の任期を終え、2009年1月に一旦帰国しましたが、帰国時に集まった1万人を越える児童や父兄からなの「残ってほしい」と願う署名に感動し、同年4月から再び同小学校に、今度は個人として自費で赴任しました。カンボジアでは、ポルポト政権下で教育システムが崩壊し、未だ十分な教育が行われているとは言えません。特に音楽や体育といった情操教育は確立していません。そこで、チィ先生は音楽の授業を始めるために音楽教員の研修や授業のカリキュラムを作成するとともに、日本からの寄贈による楽器を集めて「チイ先生の音楽隊」を結成しました。当初は11人の小さな音楽隊でしたが、今では全校に音楽教育が普及しています。
現地における活動の中で、貧困により学校に通えない子ども達のいることに心を痛め、チィ先生自ら6人の子供たちを引き取って一緒に生活するとともに、「アナコット基金」を創設して子ども達の就学支援をしています。
チィ先生のこのような活動に対して、国民栄誉賞の青年版である人間力大賞グランプリ内閣総理大臣奨励賞(2011年度)が授与されました。
チィ先生は言います。
ものだけあげてももったいなあと思います。使われないで放置されているものが、少なくない。何もせずに施しをもらうのでなく自分たちの力で自立することを誇りに思ってもらいたい。
カンボジアの子ども達はまだまだ過酷な環境にありますが、決してかわいそうだと思いません。夢を持って真剣に生きている子供たちから逆にたくさんのことを学びます。夢と輝く瞳をなくさないように、自分たちの未来を自分たちの手で作っていけるように、そんな手伝いをしたい。
カンボジアの歯科医療支援を通して、田中さんの活動を知る機会を得ることが出来、彼女の活動に感動する一方で、このような活動が自分にも出来るかどうかと考えた時に、正直なところとても自分には出来そうもないと心が重くなりました。しかし、人間力大賞を受賞したときの田中さんのコメントに以下の一説がありました。
「自分のやっていることは、人が人として困っている人を助ける.ただそれだけのことです。出来る時に、出来る人が出来ることをすれば良いと思います。」
この言葉を聞いて、ほっとするとともに、また、国際ボランティアに取り組む勇気がわいてきました。
カンボジアの現状VTRです。
今年度の国際奉仕活動は、昨年度に引き続きカンボジア歯科医療支援を行いました。
このカンボジア歯科医療支援は2回目となります。広島大学歯学部国際歯科医学連携開発センターから報告書が提出されましたので、ご紹介します。
国際奉仕 委員長 田中 純子
2015 年2 月25 日より3 月6 日にわたって、カンボジアを訪れ、
第8 回カンボジア歯科医療支援活動を実施して参りました。今回は、シェムリアップ州での活動に加え、首都プノンペンでも初めて歯科健診や口腔保健指導等を実施することができました。広島中央ロータリークラブ様からも引き続きご支援をいただき、以下のような活動を実施して参りましたのでご報告いたします。