- 本日のプログラム
- 新会員卓話
- 卓話者
- 松村公市君
- 担当
- プログラム
- ゲスト
- 蓮笑庵くらしの学校(福島県)代表 渡辺仁子様
- 祝事等
- ・会員誕生日(7名)
・配偶者誕生日(3名)
・古希の祝い(戸田幹雄)
・連続出席表彰(9名)
・結婚記念日(2名 - 会長時間
- 2週間のご無沙汰でございました。本日は予定している行事が多いので、短く切り上げさせていただきます。
野球観戦が8月6日にありまして、60名の定員のところ76名の方が参加され大変盛況でございました。試合は最後までもつれましたが、9回の裏に犠牲フライで1点を取りましてカープのサヨナラ勝ちということで、多いに気勢を上げたところでございます。参加していただきました皆様およびご家族の皆様に、厚く御礼申し上げます。
さて、先週からこの土日にかけて、「広島・山口金魚島元気っ子クラブ」という集まりがありました。これは昨年から取り組んでいるものでありまして、福島県の子供たちを招いて、元気っ子ということで晴天の下で遊んでいただこうという企画でございます。昨年度は色々と心配しまして、泣き出す子供もいるのではないかと思いましたが、それもなく今年もつつがなく終了したようでございます。本日は蓮笑庵暮らしの学校から先ほどご紹介のありました渡辺仁子様がおいでになっておられますので、ご挨拶をいただきたいと思います。それでは吉川理事にバトンタッチをいたします。 - 幹事報告
- ●BOX配布物の確認
①理事役員会議事録・9月例会プログラム
●回覧
①ロータリーカレンダー注文書
前年同様に全員一部ずつ配付予定、追加希望者は注文書に追加部数記入
●お知らせ
本年度の会員手帳名簿訂正箇所
30頁の徳見会員と戸田会員の番号が前年度のままになっています。訂正をお願いします。(正しくは徳見T-53.戸田T-54番) - 委員会報告等
- ・職業奉仕(吉川理事)=禁煙例会・四つのテスト唱和
・出席(藤原副委員長)=出席報告
・人間尊重、社会奉仕(前原委員長)=「エコ・ドリーム運動」
前年度実績報告と表彰(熊野・吉川修・吉村)
卓話時間
新会員卓話「自己紹介」
松村公市君
昨年10月に緒方俊平会員・戸田幹雄会員のご推薦により入会させていただいた「松村公市」です。
既に10か月が過ぎましたが結構楽しく参加させていただいています。これも素晴らしい先輩ロータリアンの配慮によるものと感謝しています。
今日はまた、貴重な時間を頂き有難うございます。
私の職業が「特定非営利活動法人 ポラーノ」と聞いても何をしているのかも想像できないと思いますので先ずは、法人の説明をさせていただきます。
現在させていただいてる仕事は、指定管理者として公共スポーツ施設等の管理運営業務でございます。
その公共施設を核として「スポーツを通して地域を元気にする事業」をしています。
その事業は、子供たち対象の野球教室、サッカー教室、ソフトボール教室、ソフトテニス教室等多岐にわたり、子供たちが夢をつかむために必死で頑張っているのを応援するPJをはじめ、安全な公園づくりは公園活性化することで成し遂げようと様々な事業に取り組み、地域の方々に喜んで頂いています。
この様な仕事をしている法人ですが、元々は、社会への使命感だけで始めたわけでなく、公共スポーツ施設の維持管理に必要な予算が削減され、能力のない会社との競合が増え、施設が悪くなっても安ければ良いという行政の姿勢が目立ちだし、スポーツ施設が壊れていくことに危機を感じていた時に民間活力を利用した行財政改革の一つで指定管理者制度が法制化され、行政だけでなく企業・組合・NPOでも公共施設を運営管理することができるようになると決まったのを聞き、スポーツ施設を壊さないためには、公共施設運営予算の全体の中で施設維持費を捻出し、利用者から不評な役人管理を施設利用者であるスポーツ関係者が「利用者の立場に立った運営」をすることで、利用者を増やしたり、スポーツの普及活動に力を入れたり、スポーツ以外のイベントによる利用者増を図ることで社会から信頼を得る法人となれると思ったから設立に踏み切りました。
設立しても、指定管理者として行政に指定をされなければ、基地もできず、予算も作れず、目的を果たせないのは明白でしたので、先ずは、広島で信頼される方々に協力をしていただくことが行政の信頼を得ることに不可欠であったことから、川村毅先生・緒方俊平先生を初めとして広島で信頼の厚い方々に理事となっていただきました。
設立から3年間はすべてボランティアで、陸上教室・野球教室・スナッグゴルフをしていたのですがこの程度しかない実績でも、設立時の理事の信用は絶大で、広島県で初めての広島県営総合グランドの指定管理者に指定され、その後は、わずか3年で廿日市市、三原市、庄原市、東広島市、広島県、と順次指定を受け現在は県内6施設を指定され、設立10年で会員・スポンサーも180を超え、職員も140名、年間予算も6億円を超えるようになってしまいました。
私たちが指定されるまでは、公共施設は殆ど、週一日休館日がありましたが、私たちの提案では、公共施設に休みがあるのは可笑しいのでどの施設も年中無休を提案してきましたが、今では、私たちと競合する可能性のある外郭団体や企業・団体は休館日をなくす提案をどの方々もしてくるようになり、その分、利用者は年中無休での利用が実現されつつあります。
その他にも、外郭団体がするよりもいい指定管理者が増えてくれているし、外郭団体そのものも、民間感覚のところも増えだしましたので、参入したことは素晴らしい事につながっていると自画自賛しています。
これもひとえに、設立時の理事長である川村毅先生を初めとして縁を持たせていただき縁を広げていただいた方々のお蔭です。本当に感謝です。
まだまだ、日本一の指定管理者となったわけでもないし、特定非営利活動法人として、スポーツで地域を元気に出来たとは全然思っていないので、スポーツで地域を元気にすることができるためにも、指定管理者として一層の信頼を受けて、永続的に安定した経営を続けることで、地域社会に貢献できていくと思います。現在も進めている水辺のコンサートのさらなる充実や、その他の文化活動にもより力を入れてさらなる地域社会への貢献を果たしつづけながら、今年度から始めた福島支援のPJである「ホームスイートホーム」の充実、ポラーノドラワン塾でドラフトにかかる野球選手を一人でも多く送り出すことで、広島を元気にしたいと本気で思っていますし、まだまだ、日本社会に寄付文化は出来ていないことから新たなる事業へも参入して、永続的に社会に貢献できる特定非営利活動法人として頑張ることをお誓いし、「特定非営利活動法人ポラーノ」を今後もロータリアンの皆様にご指導ご支援をお願いさせていただき、今回の卓話を終わらせていただきます。
ご清聴ありがとうございました。