- 本日のプログラム
- 新会員卓話 自己紹介
- 卓話者
- 笠井裕予君
- 担当
- プログラム
- 会長時間
- 先週は広島特別支援学校での例会はいかがでしたか?
人間尊重・社会奉仕活動として的を得た奉仕活動であったと思います。企画していただいた前原理事、島本委員長、並びに報道関係にご尽力いただいた戸田理事をはじめ関係会員に御礼申し上げます。
さて、今月は29日まである閏年に当たり、今年は1年が366日となります。これは地球が太陽の周りを1周する日数が365,242190日であるために、1年で0,2422日の誤差が出ます。
4年で0,9688日となります。そこで4年に一度1年を366日にし、これを閏年と呼んでいます。ちょうどオリンピックの年が閏年となります。しかしこれには例外があり、1900年の第2回のパリでのオリンピックはうるう年ではありませんでした。
ではうる年はどのように計算されるのでしょうか?現在のグレゴリウス暦では次のように計算されています。つまり
1. 西暦年が4で割り切れる年はうるう年
2. 例外として4で割り切れても100で割り切れる西暦年はうるう年としない。
したがって西暦1900年や2100年はうるう年ではない
3. またこの例外として4で割り切れ、かつ100で割り切れても400で割り切れる場合はうるう年である。
たとえば西暦2000年はうる年で、400年に1度の修正であった、ということになります。
2月29日生まれの人は誕生日が暦上4年に1回ですが、年齢計算に関する法律第1項に基づき、出生日の応答日の前日の満了をもって年齢が加算されるため、29日生まれの人も前日の28日が満了した時点で年齢が加算されます。つまり閏年生まれの人も平年生まれの人と年齢計算は法律上違いがないということになり、いつまでも子供料金で済ますことはできないようです。
卓話時間
新会員卓話「自己紹介」
笠井裕予君
本日は、あらためまして『会社のご紹介と自己紹介』をさせていただきます。
サブタイトルとして、『マイナスから始める人生設計』というテーマでお話を致します。
弊社株式会社オフィシャルは2005年1月に会社を設立。現在8期目のまだまだ発展途上の会社です。
鉄砲町に会社を構え、社員6名と社長の7名の会社です。
事業内容はファイナンシャルプランニング事業とコンサルティング事業です。
具体的には、自立型ライフプラン(人生設計)を軸に、個人のお客様には家計の見直しや貯蓄のアドバイス、法人のお客様には会社と社長個人にお金を残すアドバイスや売上アップの支援などを行なっています。
弊社の理念は、「縁を絆に変え、共に成長する」と「3つの志、愛・勇気・信頼」です。
使命は、「人生の企画と事業の企画」を遂行することで、縁をいただいた5人の方に具体的に貢献して絆に変える。5人の方とは「顧客」「社員とその家族」「お取引先」「地域社会」「理念を共有できる株主」です。私たちは、常にこの5人の方に、どのように具体的に貢献できるかを考え行動し、成果を出すことができるかを判断の規範と致します。 そして、最善・最適な手段と、心が通じ合うコミュニケーションを規範に置き、5人の方に関わることを宣言します。
この理念と使命は実は3年前にできました。江上が弊社のお客様であるアサヒ緑健の古賀社長に、「君には使命感が見えない。理念や使命を持て!」と言われて初めて考えたのです。
代表の江上がこの仕事をしてるのには理由がございます。それは江上のお父様の死からきています。江上の実家は熊本県天草で旅館や電気屋さんなど事業を地元でされていました。お父様は江上が22歳の時に亡くなられました。亡くなって初めて知ったそうなのですが、家には親戚の保証人などでご祖父の代からの借金が2億円あって、1億2000万円まではお父様が返されたそうなのですが、残り8000万円のところでご病気をされ、気力をなくしてしまい命を自ら断たれたそうです。
お父様のお葬式には島中から1000名ぐらい集まってくださったそうです。まじめにコツコツ事業をされていたから信頼があったのでしょう。お葬式の時にやけどで顔も手もただれているおばあちゃんが長男である江上の元に来られこう言われたそうです。「あなたのお父さんは、こんな私のところに近くに来た時にいつも寄ってくれて、電球を替えてくれたり掃除をしてくれたりした。そんなお父さんの生き方だけは忘れないでね。」と。この体験から、「お金で人は殺されること」と「人生お金だけじゃない」という二つの考えをもつようになったそうです。
セミナーの開催も増えております。弊社スタッフに元ソフトバンクホークスの選手がおり、3年ほどキャンプの時に『野球選手のためのセカンドキャリア』についてのお話をさせていただいています。他に大阪にて、30代40代の経営者に向けた『年収3000万円セミナー』などの自主開催セミナーや提携セミナーなどをしています。私自身は通販会社のベルメゾン主催の『女性のためのマネーセミナー』の講師をさせていただいております。
笠井の自己紹介をさせていただきます。
私の人生はまさにマイナスから始める人生設計を現在遂行しています。
1971年生まれ、広島で生まれ育ちました。短大卒業後、地元の中小企業でOLを6年するところまでは普通の人生でしたが、無謀にもOLを勢いでやめてしまってからの人生は波乱万丈です。
自分は何かできるんじゃないかと無謀な挑戦をしていき、起業までしましたが感覚的な経営でうまくいかず、あげくの果てにうまい話にのってしまいだまされる始末。多額の借金を背負ってしまいました。
そんな中、現在の社長である江上の『ライフプランセミナー』を聞き、『人生設計』の大事さに気づきました。FPの資格を取って勉強し、数字が嫌いなのに現在は、FPとして活動をさせていただいています。 私の場合、たまたま選んだ環境を変えたことで、マイナスからでも人生を変え、マイナスからでも将来の人生設計をつくることができました。女性は特に環境の影響が大きいと思います。
弊社では『自立型ライフプランニング』のご提案をしております。
ライフプランは『人生設計』『生活設計』ということです。
「自分の人生を楽しんで生きている方」と「他人に支配されて不安で生きている方」がいるのはなぜでしょう。それは自立できているかが大きく影響します。前者は自由を得られますが、後者はだれかに支配されて生きているということ。自由がないうちは、だれかのお世話になるしかないのだから、その時が学びの時期だと考えています。『自立型ライフプランニング』とは、「自分の想いに叶う人生を自らがデザインする」ことです。
ではなぜライフプランが必要なのでしょうか。それは時代背景が影響しています。2000年を中心に前後50年をよむと、人口は2004年に1億2780万人をピークに、50年後には8000万人台まで減ると予測されています。そして2000年は65歳以上の割合は17.3%だったのが、2050年には35.7%まで増えます。日本の大きな特徴は人口減少社会ですね。
また、国の借金も1000兆円を突破。国民一人当たりの借金は800万円といわれる経済状況。円高、低金利が続いています。
サラリーマンの平均年収は平成21年度で406万円、平成9年をピークに減少しており約60万円減少しています。 また平成21年度の年収300万円以下の全人口に占める割合は42.0%、平成14年度と比較すると、7%増加しています。 ちなみに年収1000万円以上が占める割合は4.9%です。
これからの時代を生き抜くポイントとしてお話していること
1.今を大事にする
2.時代背景を知る
3.現状を把握する
4.お金を整える
5.節約と貯蓄だけでなく、収入力を上げる
このような時代背景において、人生設計を真剣に考えるサポートをこれからも続けていきたいと考えております。
本日はご清聴いただき、誠にありがとうございました。