2016-2017年度　1月期

丑年生まれの会員は6名。本日は4名の会員から抱負などをお話し頂きました。

深瀬　清君

7回目の年男　深瀬清君
新年の橋本満会長のご挨拶の熱の入り方は、特別のものがあったと思います。今後のクラブの将来を左右するのは、一にかかつて会員増強にあります。
　この点を充分踏まえて、会員増強に向かって皆で協議努力してゆくのが、クラブ会員の抱負になって来るものと思います。
　常時、この事を念頭に、皆で折にふれ、話し合い助け合う必要が起きて来ると思っております。

碓井静照君

6回目の年男　碓井静照君
牛―　競り市、行進、カウボーイ

2009年は牛、丑年である。年末、年始はアメリカに住んでいる孫の顔を見に、ワシントンD.C.に近いバージニア州チェサピークを訪れた。滞在中牛を見ようということになり、2時間半車を飛ばしてブラックストンの牛の競り市に行ってみた。
高速道路を出たら、荒野が広がっていて、競り市だけが寒風の中にあった。午後3時からのセリには早かったが、すでに子牛が集荷され、粗末なレストランの土間には西部劇で見るような、汚れた長靴をはいた荒くれ男たちがねんきが入った木製の長椅子に行儀悪く腰掛けていた。
カウボーイ姿の白いひげを伸ばした大男が「今日は競る牛が少なく、50頭くらいだ」と言った。セリの建物の前の広場には1台で50頭くらい運べる2階建ての大型トレーラーや普通の牛運搬車が10台ばかりいた。
セリが始まった。大学の解剖教室のような、上から見下ろせる木製の建物の中の前の方がセリの牛を展示するところであった。オークションニーァと牛使いが長い棒を手際よく使って子牛たちを1頭1頭、調子のよい早口で競りあげ、競り会場は真剣な空気に包まれた。
角の立派な成育した親牛や、3頭まとめてセリにかけられる白褐色の子牛もいた。セリの主役、牛使いも柵に飛び上がる激しい暴れ牛もいたが、なぜ暴れ牛が取引されるのか2日後に訪れたテキサス、ダラスの郊外、フォトワースのストックヤードで分かった。
オールドタウン・ストックヤードはかつての南部の古きよき町の風習を残そうと、毎日、午前11時と午後4時に30頭くらいの牛の行進がある。それまでどこにいたのか大勢の観光客が集まってくる。子供たちも大はしゃぎだ。
牛の群れの行進がはじまった。群れを先導したり、通りからはみ出さないようにしたり、行進から遅れる牛が出ないように、馬に乗ったカウボーイたちは時々ムチをならす。黒牛、白や茶色のまだら牛。水牛のように大きな立派な角の大牛も堂々と行進し、見物人は拍手喝采するのである。
夜になると室内サッカー場のような競技場で牛や馬の伝統的でユニークな競技が始まる。それぞれの競技の始まりは、場内を優勝旗のような旗を片手にカウボーイが疾走して告げる。子牛が一目散に走り抜けると、カウボーイがこれを追い、輪を投げて止まらせ、馬から飛び降りて足を素早くひもで縛る速さを競う個人競技。ドラム缶でマークされた3つのポイントを廻るスピードを競う映画のシーンのような場面。暴れ回り、後ろ足を蹴り上げ、尻を大きく振り上げてカウボーイを振り落とし、さらに猛然と角をかざして突進する危険極まりない競技。こんな大暴れの牛を見たのは初めてだ。
　わずか1日のテキサスの田舎の見物であったが、地ビールを飲み、リブのステーキを味わい、なによりも地元の人たちの暖かい心に触れて満足感にひたることが出来た。

吉清有三君

5回目の年男　吉清有三君
中央RCに入会して2回目の年男を迎えることが出来ました。12年前は「年男大いに語る」と言うタイトルで、原稿を作ったのを覚えています。内容は忘れましたが・・その時は大先輩が何人か居られ、タップリお話しされ、時間が無くなった記憶があります。
　昨年から音楽と料理が私のマイブームを継続しています。音楽は3つのグループに参加をしてラテン、ポップス、ロックを楽しみ、週末は料理を楽しんでいます。妻に言わせるともう一つ「マッサージ」をやれ、と言います。週3日の水泳の後、マッサージを受けて美味しい料理を食べるのが良いのだそうです。“そんな勝手な”とは思うのですが、穏やかな日々を送る方が優先する今日この頃です。

永田富惠君

?回目年女　永田富惠君
年女の永田富惠です。
私は物心ついた頃から、丑年とゆうにの抵抗を感じていました。
やはりね女ですので、卯年とか酉年とか、かわいい干支が良かったのにと思っていましたが、こればかりはいたし方ありません。とはいえ、今年年女として、めでたく還暦を迎えました。
　私は、若い頃から周りに60代の素敵な女性がたくさんいましたので、私もきっと60才になったらそんな素敵な女性になれるよう願っていました。
　さざ、自分がそのとしになったら、憧れていた女性像には程遠く、まだまだ未熟な自分に愕然ととしている次第です。
　豆匠の仕事を始めたのは50才になった時でした。
　初めての飲食業に戸惑いながらも、よほど私の性にあったのか、周りからは水を得た魚のようだね、と言われ本当に仕事が楽しくてあっという間の10年でした。
　仕事をしていたお陰で、中央ロータリークラブとのご縁もできて多くの素晴らしい人達との出会いを頂きました。これは、私の大切な財産です。それでも私は60才になつたら、仕事をリタイアしてのんびりと過ごそうと考えていました。現実にはとんでもないことです。こんなに楽しい仕事を辞めるなんてとても出来ません。今まで以上に楽しく働いていきたいと心に誓ったところです。
　今年の抱負といたしまして、農耕牛のように粘り強く、闘牛のように力強く、乳牛のように心優しく、過ごして生きたいと願っています。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。