2016-2017年度 8月期

第1387例会記録

2008年08月25日 (月曜日)
【場所】 リーガロイヤルホテル広島  【ロータリーソング】 われらの生業

第1387例会のアルバム 「第1837回例会風景」【9枚】

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写真で見る例会記録第1837回例会風景 ガバナー公式訪問

本日のプログラム
ガバナー公式訪問「諏訪ガバナー卓話」
卓話者
第2710地区 諏訪 昭登ガバナー
担当
会長・幹事
ゲスト
○RI第2710地区グループ7田原榮一 ガバナー補佐
○RI第2710地区 安部憲明 代表幹事
○RI第2710地区グループ7古澤宰治 ガバナー補佐付幹事 
会長時間
 本日はガバナー公式訪問です。皆様方にはフォーラムまで長時間になりますがご協力いただきますようお願いします。本日は諏訪ガバナーに卓話をお願いしておりますが、他の在広ロータリークラブ会長に伺いますとロータリーについて分かり易くお話しして下さると聞いております。私も非常に楽しみにしておりますが、会員の皆様にも本日の卓話は今後のロータリー活動について非常にためになると思っております。
 昨日、藤村副会長、河野理事、幹事と共に指導者育成セミナーに出席して参りました。今回のセミナーはロータリー財団と会員増強がテーマでした。本来、会長時間でお話しするところですが、本日はガバナー公式訪問ですので次回例会にておはなしさせていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

幹事報告
・BOX配布物の確認
(1)9月例会プログラム・臨時理事役員会議事録
(2)新年度7月号会報
・ロータリーレート変更
 9月1日より1ドル108円に変更されます。(今月106円)
・国連薬物乱用根絶宣言支援事業「ダメ。ゼッタイ。」募金協力のお願い。(募金箱を回覧します)
・本日が地区大会本登録のクラブ内締め切り日となっておりますので、出欠表をご確認の上、未回答の方は必ずご記入下さい。
理事役員会
・本日例会終了後3F「安芸」の間にてガバナー公式訪問フォーラムを開催しますので、資料8頁をご参照の上、ご出席をお願いいたします。フォーラムは指定席となっております。
委員会報告等
・R財団=100万$食事(幹事告知)
・職業奉仕=禁煙例会(幹事告知)
・出席=出席報告
・国際奉仕=使用未使用古切手類収集のお願い

卓話時間

ガバナー卓話

第2710地区 諏訪 昭登ガバナー

 国際ロータリーの準備会合を済ませて、7月1日から、公式訪問をはじめ本日19番目の訪問になります。
 RIのテーマは“Make Dreams Real”「夢をかたちに」です。
強調事項は「水、保健と飢餓、識字率向上」の三つです。

 今、世界では5才未満の子供達が日々3万人くらいが亡くなっているようです。国際ロータリーの最優先事項としては、その子供達の夢を生き延びることで叶えさせてあげようということです。これは、RI会長が、全世界を見渡してからの強調事項ですから、各ロータリーは身の回りを見渡して活発なロータリー活動を決めると良いと考えています。
 ロータリーは社交クラブです。それは親睦を大切にして職業上の相互扶助を目的としてスタートした訳です。
 当時は、ウーマンリブが始まったばかりで男が迫害され始め、そのころ男同士で楽しくやろうと始めたことで判るように社交クラブであることは間違いないようです。今もそうです。
 当時、都会の中にまるで砂漠の中で見つけたオアシスのような場所であったのですが、ドナルドカーターという人へ入会勧誘したとき「社会性がない閉鎖的である」という意見を聞いて、ポールハリスはシカゴ市に対する忠誠を誓い貢献することを三つ目の目的として決めています。

(綱領については、1935年のメキシコシティの大会でほぼ今の形に確定したようです。)
この頃、新しく入会したフレデリック・シェルドンという会員がシカゴ大学の経営学の基本理念である「サービス」と言う言葉を持ち込んでいます。サービス=奉仕と言うこの言葉がロータリーの理念になりました。
 「サービス」は、日本語で奉仕と訳されましたが、大きく勘違いすることになります。奉仕と言う言葉を、ポールハリスは「奉仕」を useful「役に立つ」の方が適切であると言っています。私もそう考えれば良いと思います。ロータリーの心として万古不変のものとして考えると良いと思います。
 ロータリー情報の中で「奉仕」とは、役に立つことと訳せばよいと思います。
役に立つことを考え方にして、これを信念としてロータリーの心として考え、これに徹することこそロータリーの原点です。

 二番目に、我々はロータリアンになったとき、誓ったことがあります。綱領の受諾と定款細則の遵守ということです。第一次世界大戦後には「国際奉仕」という言葉が入りました。
 綱領について触れてみますと、綱領は1箇条の本文と、4つの付随事項で成り立っているわけです。その本文が一言でロータリーを表しています。
 ロータリーとは、職業奉仕が第一義であるとしています。 
 
 1917年頃に全米身体障害者協会が出来てアメリカで発展して、ロータリーはアイサーブで出発して個人の奉仕で良いという考えと、団体奉仕との考えで二分した論争が激しくなりました。
 その結果ロータリーから別れてライオンズクラブが設立されます。混乱に収拾を着けるため、1914-15年時のフランク・マルホランドという会長が理論と実践の調和を説いて、1923年セントルイス大会で決議23-34が採決されてロータリーの理念と実践の大原則をとなっています。
 国際ロータリーの中には I Service 派と、We Service 派がいますが、I Serviceを除こうという動きがあります。しかしこれが無かったら日本のロータリーは成り立たないと言う考え方のロータリアンが多くいます。23-34は職業奉仕を第一義とした日本の香りのするロータリーの大原則です。

 次に二つの標語ですが、自己の存在を表現しながらワンセットで奉仕の理想と考えてください。そして、自己の存在を認識しながら他者に対するサービスを優先して共存共栄を実践すれば良いと考えます。

 ロータリーは元々職業奉仕が第一義であることは間違いない。1989年には40年ぶりに職業奉仕委員会を開催して、国際ロータリーは「職業宣言」をしています。日夜これに徹した職業活動をすることです。それにともない四つのテストは、それぞれが独立しているのではなく、全てのテストに照らしてどの道を選ぶのかという基準になることです。これを尺度として考えると良いでしょう。

 以上のことを私の方針として考え方として強調し申し上げ、ガバナーの信条をお話していますが、RIテーマを唯一のテーマとして強調としなさいと言っていますので、地区のテーマを掲げないことに致しました。ですから、私の信条として「心に愛を、実践に情熱を」と掲げました。
 愛情を掛けることが大切ですと言う訳です。人間としてのあり方の原点と考えてください。人生のあり方を追求することが大切と考えています。勿論奉仕プロジェクトの開発実施という使命もありますが、その基盤としてまさにロータリーの心としての研鑽をして頂くことをお願いします。
 具体的に2つのことをお願いします。
1つは、クラブ運営の充実です。お互いの関係で、上下の関係であってはいけないのです。民主的なクラブ運営が大切です。
2つめは、会員基盤の強化です。会員基盤の強化は会員増強ということです。ロータリーは1業種1会員制としてスタートしましたが、今は変化しております。
 むやみに会員増強を勧めているわけではありません。争いのない和やかなクラブ運営が理想です。ロータリーの友誌で、質の向上か、数の論理かと論争が起こったことがありますが両方とも大切です。
 我々は奉仕の理想を広げていくためのメッセンジャーとしての役目のために会員増強をしなければならない訳です。各クラブが国際ロータリーに委任したことが3つ有ります。
1.奉仕理念の追求と提唱
2.ロータリーの拡大
3.情報の媒介。この三つが国際ロータリーの目的となっています。

 1917年から世界を地区に分けてガバナーが選出されて、地区のクラブに諸情報をお伝えすることが任務であり、会員増強が永遠のテーマであることを理解ください。
 そして継続的な研修プログラムをお願いして、内部から再構築をして、正しいロータリーになってほしいと考えています。
 どうか、良き仲間として10年前の輝かしいロータリーになるようにしましょう。


ニコニコBOX

創業月
熊野 巧 君
日本機電株式会社
1996年08月08日
水野一正 君
株式会社日本メディトピア
1972年08月01日
小佐古哲哉 君
株式会社 縁
1993年08月01日
吉川修平 君
旬魚 きっ川
1998年08月10日
橋本哲充 君
グランドプリンスホテル広島
1944年08月25日
頼岡徳在 君
 広島腎臓機構
2011年08月22日
岡本哲治 君
広島大学大学院医歯薬学総合研究科
1945年08月01日
トピックス
◎碓井静照君 : 昨日8月24日、広島の生んだ最初の首相、加藤友三郎の銅像の復元序幕祝賀会が、広島中央公園で行われました。加藤友三郎は、第一次世界大戦後の軍縮のためワシントン会議で活躍、その後日本国首相を務めました。復元委員長として微力ながら貢献できたことをうれしく思います。
◎冨里良一君 : 出張と夏休暇が重なり、メイクアップの日々でした。卓話でもお話しした「緑の伝言」が8月6日無事、今年もスタートし、今年は記念切手も発行、完売しました。1か月ぶりのニコニコします。
◎吉川修平君 : ペンを待った手を包丁に代えて10年。先般のインフォーマルミーティングでは、橋本会長をはじめ参加の方々で祝杯を挙げて頂きました。これからもう少しの期間がんばってみようと思います。一層のご指導をお願いいたします。
◎柳川寿子君 : 杉本クリニックのロビーチェアーのリニューアルのお手伝いをさせて頂きました。とても嬉しかったです。ありがとうございました。杉本先生もどうぞ。
◎土肥博雄君 : 8月23日原爆病院運営委員会を開催しました。多くの持ち越し案件がありましたが、碓井会長の議長の下、全て理想的な形で決着していただきました。ありがとうございました。
◎徳光国弘君 : 先週から大学生の次女がグランドプリンスホテルでインターンシップの研修でお世話になっています。先日、橋本さんに研修先を訪ねて頂いたところ、「総支配人が視察に来られる」とのことで大騒ぎになったそうです。改めて“総支配人”の偉大さがわかるエピソードでした。ホテルでは雲の上の人なのですね。ありがとうございます。
◎橋本哲充君 : 8月25日は私どもグランドプリンスホテル広島の14回目の開業記念日です。今後ともご愛顧のほど宜しくお願いいたします。

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