2016-2017年度 8月期

第1385例会記録

2008年08月11日 (月曜日)
【場所】 リーガロイヤルホテル広島  【ロータリーソング】 手に手つないで

第1385例会のアルバム 「第1835回例会風景」【7枚】

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写真で見る例会記録第1835回例会風景 新会員入会式、RI第2710地区IM実行委員長ご挨拶

本日のプログラム
ゲスト卓話
「多角的な観光農園経営によって周年集客を目指す実践」
卓話者
(有)平田観光農園代表取締役会長(三次RC所属)
   平田克明(ヒラタカツカキ)氏
担当
プログラム委員会
ゲスト
RI第2710地区地区大会実行委員長 園尾恵三氏
RI第2710地区副代表幹事 羽井紀行氏
祝事等
・連続出席表彰(7名)
・結婚記念日(1名) 
会長時間
・入会式(吉村洋恵君)
 会長よりバッチ・四つのテスト・会員証・ニコニコチケット・花束贈呈
 推薦者からの紹介と、新会員スピーチ
・地区大会について
 (地区大会実行委員長 園尾恵三氏・副代表幹事 羽井紀行氏)
・田原ガバナー補佐よりひとこと
幹事報告
・BOX配布物の確認
(1)新年度在広RC会員名簿
(2)地区大会本登録のご案内
(3)ガバナー公式訪問例会並びにフォーラムご案内(全員対象)
・【回覧】
(1)地区大会本登録表
 お手元のご案内と配布資料をご確認の上、回覧の回答用紙に出欠を記入して下さい。(各位仮登録状況を表示しております)
(2)ガバナー公式訪問例会出欠表
・国際ロータリー第2710地区事務局開設のお知らせ
 (業務内容)第2710地区事務局固定化準備室及び岡田ガバナーエレクト事務所(7/1より)
 2009~'10ガバナーエレクト 岡田幹矢
 地区事務局運営委員会委員長 川妻二郎
 所在地;広島市南区松原町1-5ホテルグランヴィア広島6F
・合同事務局盆休暇のお知らせ
 8/13(水)~15(金)閉局します。
 8/18(月)より業務開始/緊急の場合は、幹事までご連絡下さい。

理事役員会
・本日例会終了後4F「竹の間」にてクラブアッセンブリー開催
委員会報告等
・職業奉仕=禁煙例会・四つのテスト唱和(ロータリーソング終了後実施)
・出  席=出席報告

卓話時間

ゲスト卓話
「多角的な観光農園経営によって周年集客を目指す実践」

(有)平田観光農園代表取締役会長(三次RC所属)
   平田克明(ヒラタカツカキ)氏

紹介者の福田浩プログラム委員長

ブログラム委員会福田委員長の紹介で、三次にある平田観光農園から代表取締役会長 平田克明氏がゲスト卓話者として新しい農業を経営者の立場でお話し頂いた。平田氏は三次RCの会長経験者で、三次を中心とする備北地区の観光スポットの中心人物。現在25ポイントある観光施設を50ポイントまで増やすのが目標という。

平田観光農園 平田克明会長

1. 自己紹介
 私は24年前、44歳で公務員を中途退職してUターンで就職した。農業経営は初めての経験であり、台風による果実の落果、降雪によるブドウ棚の崩壊など、何度か辛酸を経験した。
 集落の人々や家族の心温まる支援のお陰で難しい局面を乗り越えることが出来た。私自身の日常生活は、豊かな自然に囲まれ、四季の美しい景観は目を楽しませてくれ、野鳥の鳴く声で目覚め、澄みわたる夜空の星を眺めるなど、私の心を癒すものは充分すぎるほどある。
 とりわけ、至福を感じるのは、自家栽培の有機、無農薬野菜をふんだんに食べられることである。それ以外にも、日々の果樹の生育を観察しながらの農作業は、子育て同様の悦びに溢れている。

2. 観光農園を始めた動機
 私は、23年間ブドウの研究に従事して、
1)長野県の3000haの巨峰産地の育成 2)世界で始めてのストレプトマイシンによる「種なしブドウ」生産技術の確立 3)三次ピオーネ産地育成を発端とした、全国ピオーネ栽培の普及など、日本のブドウ産業発展に貢献したと自負している。
 1984年に私の故郷にある10haのブドウ園が解散になり、私が継承することになった。

3. 平田観光農園の経営理念
 農業経営を始めるに当たり、次の点に配慮した取組みを行った。
1) 利益が確保できる 
2) 技術革新による所得向上 
3) 環境に配慮した農業 
4) 若者に魅力ある農業 
5) 農村に賑わいをつくる 
6) 果物のテーマパークつくり 
7) 担い手の道場づくり 
8) 地域活性化の先導役を担う

4. 地域及び施設の連携
 就農当時の備北の観光施設は、県立歴史民族資料館のみであった。その後「広島三次ワイナリー」を皮切りに、逐次観光施設が増え、入込観光客も、当時の380万人から現在は約1500万人と約4倍となった。
 世羅台地のフラワービレッジ、温泉施設、備北丘陵公園、奥田天宗、小由女美術館等の連携が魅力向上に繋がった結果である。

5. 日本農業再生の力になりたい
 日本の食料自給率は39%である。先進国で自給できない国は、日本のみである。異常気象、人口増加、発展途上国の経済発展、穀物のエタノール生産等で、輸入が難しい状況になってきた。
 しかし、農村は高齢化や耕作放棄地の増加等で、食料生産能力は年々急減している。
 最近の農業経営は、大型機械やパソコンが駆使できる若者でないと出来ない。私の農園では年間約50名の研修生を受け入れ、これまでに約20名の就農した若者を輩出している。

6. 私が描く農村社会
 整備された山があり、その裾野の里山に和牛が放牧され、野菜畑や田園が続く昔の農村風景は、日本の文化であり、持続可能な循環型社会の理想的な姿でもある。費用対効果のみを優先させる社会から、人間尊重の社会の創造が必要である。

7. 農村は子育て揺籃の地
 自然豊かな環境で、多様な生物と共存し、三世代が共に生活する中で、命の大切さや弱者に対する慈しみの心が醸成される。また、苛酷な環境や、苦しさに耐える、不屈の精神も涵養される。特に幼少期の子育ては、田舎が最適と考えている。



8. 私の経営哲学
1) 神からの最高のプレゼントは・・失敗
2) 為せば成る 成らざるは・・為さざるなり
3) 私の宝は・・・・人材(師・友人・知人)
4) 成功の最短の道は・・・・捨てること
5) 人生の目的は・・・・幸せになること

9. 21世紀は食料・農業・農村の時代


ニコニコBOX

連続100%出席
杉本嘉朗 君 26年間
深瀬 清 君 26年間
碓井静照 君 14年間
土肥博雄 君 3年間
徳光国弘 君 1年間
嶋本文雄 君 1年間

結婚記念日
福田 浩 君 16日
トピックス
◎杉本嘉朗君:このたび患者さん向けの本を出版しました。患者さん向けのパンフレットを作っていたら、いつのまにか出版することになりました。
◎橋本哲充君:吉村洋恵会員の入会をSAA委員一同で歓迎いたします。日々何かございましたらニコニコへお招きいたします。
◎土肥博雄君:一昨日八本松にて、日本No1プレーヤーの田村尚之さんと回る機会を得ました。さすがコンスタントに安定したプレーで楽しく過ごしました。スコアは限りなく100点に近い二桁でした。
◎徳光国弘君:7月25日発売のカープDVDありがとう広島球場「熱き戦いの記録」は好評で、この2週間あまりで7,000本が売れました。カープ往年の選手の映像や昔懐かしいラジオ解説が楽しめます。皆様にお礼申し上げます。
◎黒瀬真一郎君:先日原爆詩人「栗原貞子」さんの長女真理子さんから有名な「生ましめんかな」等、肉筆原稿や書籍3,000点を広島女学院大学へ寄贈頂きました。
 広島の大切な遺産として預かり広く市民の皆さんに開き平和のために活用させて頂きます。
◎矢吹広昭君:ようやく商品市場の高騰も鎮静してきており株価も今日は大きく上昇しています。今後ともこの勢いが続くことを願いつつ出宝させていただきます。
◎永田富恵:料理組合の大会で仙台へ行ってきました。美味しい地酒と料理もさることながら27度という涼しさに感激しました。
◎小佐古哲哉君:去る7月26日の花火大会には、多くの会員・ご家族の皆様に参加頂きありがとうございました。おかげさまで本年度の家族会の第一弾を無事に終えることができて安心です。今後も宜しくお願いいたします。尚、花火大会の二次会と称して、橋本会長の主催で親睦委員の慰労会をして頂きありがとうございました。会場を提供頂いたGプリンスホテル橋本哲充会員、お土産のお菓子を提供頂いたボストンの栗栖昭夫会員にお礼を申し上げます。
◎高石稔特別会員:本日お元気でご出席頂きました。
◎全 員:オリンピックで日本選手が活躍しています。全員で応援しましょう。
◎吉村洋恵君:入会おめでとうございます。早速ニコニコへ紹介者とともにご招待いたします。紹介して頂きました舛岡美寿子会員、橋本満会員、素敵な会員をご紹介頂きありがとうございます。

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