2016-2017年度 11月期

第1311例会記録

2006年11月06日 (月曜日)
【場所】 リーガロイヤルホテル広島  【ロータリーソング】 われらの生業

第1311例会のアルバム 「1311の例会から」【10枚】

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本日のプログラム
会員卓話「厳島縁起」
卓話者
碓井静照君
担当
プログラム委員会
祝事等
・会員誕生日祝(7名)小笠 城川 若木 村本 小佐古 増原 深瀬
・喜寿の御祝い 小笠  
・古希の御祝い 増原
・配偶者誕生日祝(4名)小佐古 高重 水野 若木
会長時間
新会員入会式:福田  浩君
新会員に福田浩さんを迎えることが出来ました。弁護士として一緒に仕事をする機会があり我がクラブへの入会を勧めました。現在3名の入会予定があります。
毎年クリスマス例会に参加してもらっているサンフレッチェの皆さんの試合を10月28日念願でありました試合の観戦をしました。米山奨学生の劉欄欄さんも目を輝かせて楽しんでいました。強敵マリノスを相手に3対0で勝利し、応援のしがいがあったというものです。
幹事報告
○ BOX配布物の確認
(1)ロータリーの友誌 
(2)ガバナーズレター
(3)会報10月号
○ 創立28周年記念例会について
 11月27日(月)18:00?開催
 明日メール及びFAXにてご案内をお送り致しますので、ご確認の上締め切り日までに
ご返事をお願い致します。
理事役員会
○ 本日例会終了後12階「ライラック」にて理事役員会開催
○ 本日18:30~「きっ川」にてクラブ奉仕B部門インフォーマルミーティング 開催
委員会報告等
○ 出席委員会=出席報告と東京中央RC訪問報告(MUをして感激!)
○ 親睦活動,R家族委員会=秋の家族会開催報告と参加お礼
○ ロンガルス同好会=秋の写生会開催報告
○ マリンアドベンチャー同好会=タイ旅行締切が本日となっていますので希望者はよろしくお願いします。

卓話時間

会員卓話  「厳島縁起」

碓井静照君

本日の卓話者:碓井静照君

「厳島縁起」平清盛の願文を漫画などで解説
1164(寛永2)年、宮島に絢爛豪華な33巻の平家納経を持ったあかね色の帆船が到来した。納経の表紙である「見返し」の金箔、銀箔、もえぎ色をあしらった貴族、十二単の姫、僧侶の生活の模様、鹿などの装丁は国宝中の国宝である。
清盛は櫛筆と称して自筆の「厳島縁起」をしたためた「願文」を御宝殿に納めたのであるが、「このことは、くれぐれも口外しないように」と言い残している。したがって、この縁起の存在は、あまり世に知られることなく、御宝殿の中で静かに眠っていた。
この33巻目の65行の願文の最初に書かれた「櫛筆」の解説は江戸時代に入っていろいろとりざたされているが、今もって「櫛筆」の意味は明らかではない。
願文の最後に清盛は官位、氏名を自筆で書いているが、「弟子従二位行権中納言兼皇太后宮権大夫平朝臣清盛敬って白す」の21字を1行に書き収めている。
2004年私は願文の解説書ともいうべき縁起もののうちの「白峰寺本」にそった内容の「みやじま物語」を上梓したのだが、後段の「厳島の由来」の中で「厳島縁起」をわかりやすく現代語訳している。清盛は厳島大明神の由来について述べている2004年、私は「みやじま物語」を上梓したのだが、後段の「厳島の由来」の中で「厳島縁起」をわかりやすく現代語訳している。清盛は厳島大明神の由来について述べているが、推古天皇の時代に人々を救うために天上から降りてきた神様だとしている。
物語りは、上、中、下の三巻に分かれていて、上巻は東城国の善哉王と西城国の足引宮の恋の話。中巻では千人の后たちの陰謀による足引宮の謀殺の話、続く下巻では王子と善哉王が足引宮を生き返らせる話から、厳島の神として垂迹するまでを語っている。「厳島縁起」には「簾(すだれ)」、「くし」など、現代の私たちになじみの言葉が多いのに驚く。そして当時すでに妊娠中の胎児に腹の外の音を聞く能力があり、妊娠七ヶ月でも育つことが分っていたことにも軽い驚きを感じる。物語は次のとうりである。
むかし、推古天皇のはるか昔、天竺に東城国という大層栄えた国があって、王の名を東善王といった。千人の后の一人が懐妊し、王子は善哉王と名づけられ、七歳で王位を継ぎ、百人の后を与えられた。
善哉王はその国の遥か西にある西城国の足引宮という絶世の美人に惚れ、物思いに沈んでいたが、一羽の五烏の助けで足引宮を手に入れ、東城国に帰ってきた。千人の后たちは足引宮のあまりの美しさに嫉妬して、粗暴な武士を呼び出し、「岩の上で后、足引宮の首を打ちなさい」と云うまでになった。
后たちの指示に従った武士たちは足引宮の十二単衣を剥ぎ取って地面を歩かせた。そのため足元が血で赤く染ってしまった。足引宮は、「紅の 雲になりゆく わが身かな たなびく空に 霞ならねば」と歌を詠み、どうせ同じ事ならここで殺しなさいと言った。このあたりを漫画で説明する。
話しは飛ぶが、宮島ではお産をしたり、死者を荼毘に付してはならないという興味深い禁忌が多い。



ニコニコBOX

誕生月会員
小笠邦久 君
11月06日
城川大二郎 君
11月08日
若木義人 君
11月12日
村本憲康 君
11月17日
小佐古哲哉 君
11月26日
増原重巳 君
11月27日
深瀬 清 君
11月28日

配偶者誕生日
小佐古哲哉 君 多貴子 夫人 04日
高重清純 君 史子 夫人 05日
水野一正 君 玲子 夫人 08日
若木義人 君 則子 夫人 15日
トピックス
●土肥博雄君 : 10月28日(土)29日(日)日本内科学会中国地方会を会長として開催させていただきました。過去最高の内科医が集まり、盛大に修了することができました。内科医の皆様に厚く御礼申し上げます。内科関係者の皆さんも宜しくお願い致します。碓井静照君、頼岡?在君
●土肥博雄君 : 11月3日に放射線被曝者医療国際協力推進協議会(HICARE)が団体として中国文化賞を受賞しました。会長として10の授与式に出席します。広大関係者の皆様も宜しくお願いします。田原榮一君、頼岡?在君、碓井静照君
●11月5日は広島大学開学記念日です。広島赤十字病院:土肥博雄君、広島鉄道病院:三嶋 弘君、マツダ病院:迫田勝明君、広島県医師会長:碓井静照君、広島ガンセミナー:田原榮一君、杉本嘉朗クリニック:杉本嘉朗君
●杉本嘉朗君 : 40年間ゴルフを楽しんでいますが、昨日初めてハーフで39点を出しました。もうゴルフは上手くならないとあきらめていましたが、もしかしたらと希望を胸に練習に励みたいと思います。
●田原榮一君 : 10月号の会報誌の表紙を素晴らしい絵で飾って頂きました。
●砂田龍吾君 : 先日次女が幼稚園ですべり台より転落し頭を打ったのですが、平松先生にご紹介いたたせき通院等の結果無事元気になりました。ありがとうございました。
●蔭山武人君 : 11月18日(土)呉で開かれる脳卒中協会の大会で患者さんの手記を朗読致します。朗読という形で患者さんの声を伝えることに大きな意義を感じています。
●小佐古哲哉君 : 先日行われました家族例会・サンフレッチェ広島観戦では、多くの会員の方々に参加頂き感謝申し上げます。
●ロンガルス同好会:11月3日(金)秋の写生会を開催しました。場所をご提供頂いた河野  隆君、料理をコーディネートしたのは吉清有三君、参加された田原榮一君、迫田勝明君、上原悠爾君、徳見泰司君、永田富恵君、古澤宰治君、小佐古哲哉君、次回作品展にご期待申し上げます。 

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