- 本日のプログラム
- ゲスト卓話「リフレッシュ県政」
- 卓話者
- 県会議員 緒方直之氏
- 担当
- 出席委員会
- ゲスト
- 入会予定ゲスト:三嶋 弘氏
- 会長時間
- ・ガバナーからの公式訪問礼状披露
- 幹事報告
- ・BOX配付物ご案内:理事会議事録
・回覧物ご案内:米山学友会賛助会員新規入会及び既会員継続のお願い
・米山功労賞/従来寄付額が30万円のところ10万円に改定されました
・次週例会のお知らせ(4階クリスタルホール) - 理事役員会
- ・例会終了後12階「ライラック」にて創立25周年実行委員会開催
- 委員会報告等
- ・職業奉仕委員会:禁煙例会
・国際奉仕委員会:使用済み未使用テレカ及び書き損じハガキ古切手収集
・出席委員会:出席報告
卓話時間
広島県議会議員 緒方直之氏
広島県議会議員 緒方直之氏
皆さんこんにちは。私は広島県議会議員の緒方直之と申します。
どうぞよろしくお願いいたします。
まず、現在の広島県についてですが明るいニュースはなかなかございません。先日も財政危機宣言と言うものを出したばかりです。歳入(いわゆる法人税等の税収とか)が減ってきている。そして歳出はそんなに減ってきていない。これでは財政状態、プライマリーバランスは悪くなる一方です。15年度は419億円の財源が不足しております。また三位一体の改革が行われようとしている中、地方交付税、あるいは補助金等が削減されていく状況で地方財政を切り盛りしていくことは本当に大きな課題だと思っております。
では広島県としてどのように取り組んでいくのかと言うことなんですが、まず考え方の方向性として収入にあった支出規模にしていく。
借金に頼らずにまた貯金がなくてもやっていけるようにしようということです。
問題の先送り的なやり方で解決してもダメなんです。次の時代を担うべき我々が40、50になったとき、県の財政は破綻しているんじゃないのかと心配にもなります。
皆さんご存知でしょうか?赤字が250億円を超えると財政再建準用団体というものに転落してしまいます。そうなると予算編成や執行が国の管理化におかれて県が独自に実施している事業などが縮小されたりあるいは廃止されたりと極めて厳しい措置をとらなくてはいけません。そうなってからでは遅いんです。そうならないためにも、新たな財政計画の策定はもちろん、県民の皆様一人一人に広島県の実態を知っていただく必要があると思います。
広島県には出先機関も含めると約7000人の職員がおります。これはある意味最大級の企業であり、シンクタンクなんです。職員一人一人が経営者の感覚をもち、県行政に携わっていくことが大事であると考えております。
これからは激動の地方自治の時代を迎えると思います。広島を愛するものとして、皆さんと協力しながら頑張っていきたいと思うところであります。
さて、県政についてのお話は以上にいたしまして私が現在29でもうすぐ30になるんですけども、今の若者として何を思っているかについてお話させていただきたいと思います。
男は小さい時は母親にぴったりとくっついておりますがあるときを境に父親と言うものを強烈に意識します。
私の場合はサラリーマンとして就職して初給料を頂いたときでした。あぁ20万弱の金を稼ぐのにこんなにも苦労しないといけないのか・・
俺のオヤジは(今日ここにいるから言うわけではないんですが)どんなに苦労してこのぐうたら息子を育ててくれたのかなぁと思ったわけです。その時から父親に対する見方は変わりました。
例えば子供を大学に行かせて子育ては終わった、、のではないのです。
確かに金銭的な面ではそうかもしれませんが精神的社会的な面ではそこから何かをつかむための戦いが本当に始まるわけです。そこに父親の存在は決して欠かせません。息子はずっと父親の背中を見ています。
例え父親がどんな事をしていても、自分を育ててくれたと言う恩義をかんじれるからこそ、決して目を背けるようなことはしません。私も父親を尊敬しておりますし、そしていつかは追い抜きたいと思っております。ですからこそ、是非、皆様方にはこれからの時代を担わなくてはいけない我々を厳しく指導して頂たいのです。
個人的なことですが、私は今回の選挙で自分自身が一皮向けたとはっきりと感じられました。それは街頭にたって涙も鼻水も垂れ流しながら思いを訴えたとき、だったと思います。
何故俺はここまでしてやるんだろう・・
何故笑われてもやめないんだろう・・・
やはりそこには自分が生きていこうとする道が見えたからなんです。のらりくらりといきてきた自分が産まれて初めて必死になってやっている、、それは充実感と言う言葉だけでは表せないものだったと思います。
必死にならなくてもそれなりに生きていける・・・だからこそ死に物狂い・・とか無我夢中ということが大事なのかもしれません。
是非若者に対してどんどん注文をつけてください。教えてください。皆様方に、「おぉ、ワシらも年取ったよのぉ、はぁ次のやつらに任せようじゃないか・・・」
そう言っていただけるように頑張ってまいりたいと思います。
これからも元気よく戦ってまいります。
ご清聴ありがとうございました。
お薦めHP
広島県のHPの中にある救急医療ネットワーク
http://www.qq.pref.hiroshima.jp/qq/
急病になったときに診てもらえる病院が検索できるサイトです。