- 本日のプログラム
- クラブフォーラム(社会奉仕)
「福祉制度の動向と平和について」 - 卓話者
- 心身障害者共同作業所 あさ作業所所長 今泉信介氏
- 担当
- 社会奉仕委員会
- ゲスト
- あさ作業所メンバー 戸田初美様・田中敏子様
入会予定者:森本幸雄君 - 祝事等
- ・会員誕生日祝(2名)
・夫人誕生日祝(5名) - 会長時間
- ・新世代のための月間に因み人間尊重委員会活動の紹介
・(理事会協議事項について)
1.入会し易いクラブ規則
2.合同事務局運営に於けるクラブ方針検討・クラブ内特別委員会設置について - 幹事報告
- ・国際大会のお知らせ
と き 2006年6月11-14日
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参加希望の方は事務局までお申し込み下さい。
・BOX配布物の確認
1.雑誌類=会報6.7月号・ロータリーの友誌・ガバナーズレター
2.会員名簿手帳版
・前回回覧しましたが再度まわしますのでご確認下さい。
2.ロータリー情報集2005-06年度版注文書
・次週例会のお知らせ
次週の例会は16日に変更して合同例会を開催します、お間違いなきようご出席下さい。(12日はありません) - 理事役員会
- ・本日例会終了後12階「ライラック」にて理事役員会開催
- 委員会報告等
- ・職業奉仕委員会=禁煙例会・四つのテスト唱和
・出席委員会=出席報告
卓話時間
「福祉制度の動向と平和について」
あさ作業所所長 今泉信介氏
社会福祉法人づくりへの支援の御礼
'99年より、安佐南区にある「あさ作業所」「セルプあさ(現障害者ディサービスセンターかろかろ)」「アンダンテのぞみ」の3カ所の無認可作業所が中心となり、障害があっても地域の中でイキイキと暮らせるよう、グループホームの運営等ができる法人づくり運動を始めました。この間、広島中央ロータリークラブそして、フラワーズの皆様にはバザー物品の提供や当日の手伝い、また、障害のあるメンバーと共に作らせてもらった肉まんもバザーで販売させて頂きました。このような多くの人達のつながりで、施設建設費の自己資金分である4,000万円を超えるご寄付を寄せていただきました。誠にありがとうございました。
国の財政難を理由に障害者福祉も大きな転換期に
障害のある人達は一般企業への就職は厳しく多くの人達は障害者年金(月約6万円)が主な収入です。これまで本人の所得によって決められていた負担額がホームヘルプやカイドヘルプ等のサービスを利用するとその1割を負担することになります。重い障害のある人達にとっては、生きて行く上で介助(食事・トイレ・入浴・外出等)が必要になります。そんな生きていく上で当たり前の介助を受けることもサービスを受けることになり、お金を支払わなくてはならないという堪え難い中身になっています。
日本で障害のある人は人口の5%。残りの95%の人達でその5%の人達を支えていくことができないでしょうか?障害のある人達が地域の中で豊かに暮らせる街こそ、誰にとっても住みよい街になるはずです。これからの障害者福祉の動向に注目して一緒に考えてほしい問題です。
被曝60周年…あさ作業所からのメッセージ
あさ作業所には、お母さんの胎内で被曝され障害を 持った人が2人通ってきています。戦争体験もない、何の罪もない赤ちゃんまでもが、苦しめられる。戦争なんておろかなものでしょう。彼女たちの生の声を聞いてもらいたくて、そして、広島中央ロータリークラブの皆様と平和について一緒に考える空間がもてたらと、今回3人で参加させていただきました。中央ロータリーの益々のご発展を祈念し終わらせていただきます。本日は誠にありがとうございました。卓話終了後、たくさんの方より、声を掛けて下さり、彼女たちもとても喜んでいました。
あさ作業所 所長 今泉信介