- 本日のプログラム
- クラブフォーラム(職業奉仕)
「優良従業員表彰の活性化について」 - 卓話者
- 職業奉仕委員長 好永 裕一君
- 担当
- 奉仕プロジェクト委員会
- 黙祷
- 当クラブ名誉会員 高石 稔様が病気療養中のところ1/19ご逝去されました。(98歳)謹んでお知らせ申し上げます。
- 祝事等
- ◎連続出席表彰(2名)
◎結婚記念日(3名) - 会長時間
- ◎入会式(七枝 敏洋君)
*会長より四つのテスト・バッチ・会員証
*花束贈呈
*推薦者(浜田会員)より紹介と新会員の挨拶
「職業奉仕月間」
例会開始前の悲しいご報告で、広島中央ロータリークラブ初代会長・チャーターメンバー高石稔氏が、98歳の天寿を全うされましたことをお知らせしました。
葬儀で、喪主・ご長男から、高石氏が第二次世界大戦で兵士として満州に派遣され、敗戦後過酷な引揚げを乗り越えて気骨のある人生を切り開かれたことなどをお聞きしました。改めて、広島中央ロータリークラブ設立にご尽力いただいたことに思いを馳せ、感謝し、ご冥福をお祈りいたします。
さて、「不動産王」と呼ばれ、公職・兵役経験のない初の大統領が誕生しました。就任演説では、国益を最優先する「米国第一主義」を掲げ、雇用創出や不法移民対策など排外主義を強調しました。
どう米国を導こうとするのでしょうか、目が離せない状況が続きそうです。
先週申しましたように、今月は「職業奉仕月間」です。
「職業奉仕」は、ご存じのとおり、他の奉仕団体では見られない、ロータリー活動の最も特徴的な奉仕活動であり、自分の職業を天職と考え、他利優先の精神で「相手や顧客に満足してもらう」という心をもって事業を営めば、結果として、事業の繁栄につながるというものです。この考えは、早い時期からあったようで、フレデリック・シェルドンが、「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」という標語を、ロータリー創設5年後1910年の年次大会で発表し、翌年、奉仕理念として採択されました。同時にフランク・コリンズ提唱の「超我の奉仕」も、ロータリーの理念の第一標語として採択され、現在に至っています。
シェルドンの「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」を具体的に推進するには、職業人としての心構えを、簡潔・的確にまとめた、ハーバート・テーラーの「4つのテスト」を実践することが奨励されています。ハーバート・テーラーは、倒産に瀕していたクラブ・アルミニウム社を立て直すため、「4つのテスト」を1932年に考案し、全従業員に徹底させ、倒産の危機から救います。1946年にその版権をロータリーに移譲し、1955年46代RI会長に就任した時、「4つのテストで身を固めよ」を、会長テーマの1つとして掲げています。
「4つのテスト」は、ロータリアンの道徳的指標であり、人生のあらゆる面で適用されるべきでしょうが、特に事業・職業の面で活用するよう推奨されています。先般の地区大会でも緒方実行委員長が採りあげられ、大きな反響を呼びました。
私たちは毎月「4つのテスト」を唱和していますが、他利優先の精神で、「相手に与えること」から始めることは、「言うは易し、されど行うは難し」で、理念の理解と同時に、熱意ある実行力が必要です。
私たちはこれからも、友情を深め、他人への思いやりができるよう、自己改善を図って参りたいと思います。
改めて、2017年ロータリー国際大会へのご参加のお願いをさせていただきます。先週の例会で、クラブ広報委員会・城本理事からご案内がありました、本年6月10日〈土〉~11日(日)米国アタランタでロータリー国際大会が開催されます。ご紹介がありましたように大会終了後、ロータリー発祥の地・Chicagoを訪問する予定も組まれているようです。
また、これもすでにご紹介がありましたが、RI369第3690地区(韓国)地区大会は、4月21日(金)~22日(土)開催されます。改めてご参加くださいますようご案内いたします。 - 幹事報告
- ◎BOX配布物の確認
①理事役員会議事録・2月例会プログラム
②RAC設立準備会案内・広島特別支援学校へiPad寄贈と交流会案内
③会報11月号
◎次週例会について
12:30-14:30まで、広島市手をつなぐ育成会知的障害者施設訪問例会を開催(時間厳守) - 理事役員会
- ◎本日例会終了後、32階「エメラルド」にて第2回クラブアッセンブリー開催
- 委員会報告等
- ◎職業奉仕 : 四つのテスト唱和
◎出 席 : 出席報告
◎R財団委員会 : 愛のコイン箱
◎国際奉仕 : 古切手類収集
◎奉仕プロジェクト : RAC設立準備会(吉川惠会員)
◎人間尊重・社会奉仕 : 広島特別支援学校へiPad寄贈と交流会(西井会員)
卓話時間
職業奉仕クラブフォーラム
「優良従業員表彰の活性化について」
職業奉仕委員長 好永裕一君
□職業奉仕についての概説
・職業奉仕は、五大奉仕部門である クラブ奉仕、職業奉仕、社会奉仕、国際奉仕、青少年奉仕のうちの1つです。
・ロータリーの目的
ご存知のとおり、ロータリーの目的は、意義ある事業の基礎として奉仕の理念を奨励し、これを育むこと,具体的には、次の各項を奨励することにあります。
第1 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること
第2 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会として会員各自の職業を高潔なものとすること
第3 会員一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理念を実践すること
第4 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。
・職業奉仕は、「ロータリーの目的」の第2の項目を土台にしていて、すべての会員に、職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会として会員各自の職業を高潔なものとすることを、推奨しています。
・会員には、職業奉仕を通じて、自分のスキルを地域社会のために役立てること、研修やスキル開発を通じて人々の能力向上を助けること、ロータリーの基本理念に則って高潔な行動を促すことが求められています。
・職業奉仕には、自分の職業や仕事上のネットワークをロータリークラブの活動と結びつける。地域社会の問題解決のために専門能力を生かし、人びとが新しい職業の機会や関心を見つけるのを助ける。仕事や生活においてロータリーの中核的価値観である「高潔性」を奨励し、実践することが含まれます。
・会員は、それぞれの地域社会で事業分野や職業を代表する存在です。そのような会員には、クラブ内で職業を代表し、職場でロータリーの基本理念を示すという責務があります。
・高い倫理基準の実践を通じて高潔性を推進することは、会員として不可欠の要素です。その中で生まれたのが、「四つのテスト」と「ロータリーの行動規範」の2つです。
□従業員表彰について
・当クラブの職業奉仕委員会は、ロータリー活動の一環として、優良従業員表彰制度を継続事業として行い、長年にわたり行われているもので、職業奉仕活動において大変意義深いものであります
ロータリーの根幹を成す職業奉仕を実践するには、会員の職業奉仕活動を理解し、その職場において職務に精励され、ロータリーの理想である職業道徳の向上を図るとともに、他の範となり、社会に奉仕してこられた従業員の方々を、会員が推薦し表彰しているものです。
・このような、従業員表彰ですが、今回どのような起源で始まったのか調べてみたところ、Myロータリーや地区にもはっきりとした資料がなく、本部に問い合わせが結果、つぎのような回答をいただきました。
◎本部Historyの担当部署より地域の職業人の表彰に関して正式にRIとして推奨された記録は見付けることができないものの、1970年代初め職業奉仕の一環として各クラブレベルで推奨していたとが考えられますとの回答がありました。つまり、優良従業員表彰は,RIから推奨があって始まったものではなく、各クラブから自然発生的に始まったもののようです。
◎職業奉仕に関して、1978-79年度理事会で職業奉仕週間が制定され、また1983年7月1日より10月を職業奉仕月間と定められましたが、当時の国際ロータリーで作成された職業奉仕月間の資料「10月は職業奉仕月間」の中で、「地元の人一人に職業賞を授与する」ことが記載されております。
◎他方、日本ではクラブレベルで既に1960年代~1970年段前半より、「優良従業員賞状」を行っていた記録があったようです。
□このように歴史もあり意義深い従業員表彰ではありますが、当クラブの従業員表彰は、従前会員から積極的に従業員表彰の申し出をいただくことが殆どなく、個別に会員にお願いして選出していただいている状況です。
□そこで、従業員表彰を活性化するにはどうしたらよいかについてディスカッションしていただきたいと思います。
・最後の5分で、各テーブルのリーダーから簡単にご報告いただければと思います。
【各テーブル代表者からテーブルごとの討議内容の発表】
優良従業員表彰の基準が明確ではないので,勤続3年など表彰の基準を緩和して,ローターアクトとも絡めた運用が出来ればよいのではないか。
優良の定義も様々なので,表彰の基準を明確にすべきではないか。
表彰の基準を業種によって変えてもよいのではないか。
優良従業員表彰が形骸化しているのではないか。
鹿児島では,企業訪問してその場で優秀な従業員を紹介してもらって表彰する方法をとっている。
優良従業員表彰の基準を明確にすべきではないか。
優良従業員表彰の基準を明確にすべきではないか。
表彰の人数を増やすべきではないか。
優良従業員表彰の必要性について再検討すべきではないか。
優良従業員表彰の基準を明確にすべきではないか。
優良従業員表彰の推薦について,会長からある程度指名してさせるべきではないか。
優良従業員表彰の公平性を担保するために,会員全体を4つのグループに分け,ある年はこのグループ,翌年は別のグループという感じで,グループから推薦者を出すようにすればよいのではないか。