- 本日のプログラム
- ゲスト卓話「カンボジアにおける歯科医療の現状」
- 卓話者
- カンボジア保健省 予防医学史か保険課長
タピロウ ケール氏 - 担当
- プログラム
- ゲスト
- 広島女学院大学 藤谷亮子さん
広島県立大学 木幡(こばた)絵里香さん
高橋晴香さん
與儀(よぎ)沙織さん - 祝事等
- ・会員誕生日(5名)
・配偶者誕生日(5名) - 会長時間
- ◎RI 識字率向上月間について
RIは3月を識字率の向上月間に指定しております。
レイ・クリンギンスミス今年度RI会長の6つの強調事項の中に基本的教育と識字率の向上があります。
ロータリー情報マニュアル、ロータリーの友3月号にも識字率に関して色々なテーマのお話しが載っております。ぜひ読んでいただきたいと思います。
◎社会奉仕活動表彰式
「献血協力及びマイカー乗るまぁーデー会員登録募集街頭運動」
【お礼の言葉】
藤谷「座学だけでなく社会に出てこうしたいろいろなことをさせていただく機会はありがたい。これからもいろいろな活動に参加させてください。」
木幡「貴重な経験でした。これからもこうしたボランティアに参加したい」 - 幹事報告
- ◎BOX配布物の確認
(1) 雑誌類=ロータリーの友誌・ガバナーズレター
(2) 「エコ・ドリーム運動」2月分取組表
(3) 次年度所属委員会表(案)
(4) クラブ管理運営委員会アンケート
(5 )次年度第1回クラブアッセンブリーご案内(次年度理事役員委員長該当者のみ)
◎回覧物
(1) 次年度第1回クラブアッセンブリー出欠回答表
(2) 呉東RC50周年記念誌 - 理事役員会
- 例会終了後1F「コルベーユ」にて第9回理事役員会開催
- 委員会報告等
- ◎出 席 : 出席報告
◎人間尊重・社会奉仕 : 「エコ・ドリーム運動」2月分取組表作成 - その他
- ◎城川会員会葬御礼
卓話時間
ゲスト卓話
「カンボジアにおける口腔保健の現状と口腔保健活動」
Oral Health Status and Oral Health Activities in Cambodia
カンボジア保健省予防医学部口腔保健課
ケール タピロー氏
Most common oral health problems in Cambodia includes: dental caries,
periodontal disease, oral cancer, cleft lip and palate, trauma due to violent
and traffic accident. In average, a 6 years-old child has about 9 carious
primary teeth and a 12 years-old child has 3 permanent teeth decayed.
About 90% of population has some kinds of oral health problems. Majority
of those problems ware untreated.
When people has oral health problem, it will impact on: general health,
quality of life, economic productivity, education, personal finances and
also for national health budgets. Oral diseases are preventable.
Prevention oral disease is easy and inexpensive if we compare with cost
of dental treatment.
At present, the priority oral health activity in Cambodia is oral health
prevention and promotion for children at primary schools, kindergartens,
orphanage centers and disabled children in purpose of preventing tooth
decayed from the early age. Main activities includes: provide oral health
information to school teachers and school children, instruction on tooth
brushing with fluoride toothpaste and hand washing. Some additional
activities such as pits and fissure protection on permanent molars and
fluoride application also had been conducted when the materials were
available by donation form NGOs or companies. Others activities are:
improving quality of fluoride toothpaste trafficking inside Cambodia
markets, strengthening quality and safety of oral care at dental clinics
and conducting oral health status survey at national level.
Shortage of preventive materials such as posters, leaflets, flip-chart and
fluoride were our main barrier in implementing the activity. We would like
to seek support from all donors for continuing to promote and to improve
oral health for Cambodian children.
Your help will bring smiling face for them.
カンボジアにおける口腔保健の現状と口腔保健活動
口の中に健康上の問題が生じると、全身の健康、生活の質(QOL)、経済的生産性、教育効率などの低下をもたらすとともに、治療費によって個人の経済はもとより国家財政にも影響を及ぼします。口の病気は予防することができます。予防することは治療に比べるとより簡単で、治療に比較して予防にかかる費用は少なくてすみます。
現時点でのカンボジアにおける口腔保健活動の主眼は、人生の早い時期からのムシ歯の予防を目的とした、小学校、幼稚園、児童養護施設、障害児施設における子供に対する予防と啓発活動におかれています。子供と先生を対象とした口腔保健のための情報提供、フッ素入り歯磨き剤を用いた歯の磨き方の指導、手洗いの指導を主な活動としています。NGOや企業の支援を得ることができる場合には、永久大臼歯(おく歯)の小窩裂溝(噛合わせ面の溝やくぼみ)を樹脂で塞いでムシ歯になりにくくすることやフッ素塗布を行っています。また、カンボジア国内で流通しているフッ素入り歯磨き剤の質の向上、歯科医院における衛生管理や安全性の改善、国レベルでの口腔健康状態の調査等にも取り組んでいます。
ポスター、小冊子、フリップチャートあるいはフッ素製剤などの予防に必要な資材の不足が活動の妨げとなっています。カンボジアの子供たちの口の健康状態の改善を持続的に促進するために、支援をいただきたく思っています。皆様方のご支援により、カンボジアの子供たちに笑顔がもたらされます。どうぞよろしくお願いします。