- 本日のプログラム
- クラブフォーラム(人間尊重・社会奉仕)
エコドリーム「マイカー乗るまあデー」の推進について - 卓話者
- 吉川 惠委員長・田原榮一委員長
- 担当
- 人間尊重・社会奉仕、長期プロジェクト検討
- ゲスト
- 入会予定ゲスト:江上 治氏
- 祝事等
- ・会員誕生日(2名)
・配偶者誕生日(5名) - 会長時間
- 私たちの年度に入り、すでに2ヶ月が経過し、今日は9月の第1例会であります。
私は、この土、日曜に奈良に行き、薬師寺で、写経をし、山田管主の法話を聞き、管主さんと一緒に食事をし、酒を飲んできました。薬師寺は天武天皇が持統天皇の病気平癒を祈願して立てた非常に美しい寺で、天気も快晴で本堂の屋上には天皇の象徴である黄金の鴟尾(しび)が映え、唯一の古い建物である国宝の3重の塔が映え、その息をのむような美しさに感激しました。古い3重塔である東塔は、この10月には解体修理が始まり、10年間は見れないということで、非常に幸運でした。写経は初めての経験でしたが、写経する般若心経の文字が思っていたより小さかったのが印象に残りました。また、玄奘三蔵館では、今は展示の期間ではありませんでしたが、平山郁夫が玄奘三蔵の道を描いた大唐西域壁画を特別に見せてもらいました。描き始めて1年後に爆破されたバーミアンの大仏や私もいったことのある高昌古城も描かれていて素晴らしい壁画でした。 - 幹事報告
- ・BOX配布物の確認
(1)雑誌類=ロータリーの友誌・ガバナーズレター
(2)インフルエンザ資料
・回覧
(募金箱)
国連薬物乱用根絶宣言支援事業「ダメ。ゼッタイ。」募金協力のお願い。
・ロータリーの友(英語版)発行のお知らせ
年1回11月発行、1冊525円、希望者は事務局までお知らせ下さい。 - 理事役員会
- ・例会終了後1F「コルベーユ」にて第3回理事役員会開催
- 委員会報告等
- ・出席=出席報告
卓話時間
クラブフォーラム(人間尊重・社会奉仕)
エコドリーム「マイカー乗るまあデー」の推進について
吉川 惠委員長・田原榮一委員長
クラブフォーラム「エコドリーム」について、をテーマに長期プロジェクト検討 田原委員長、人間尊重・社会奉仕 吉川 惠委員長による趣旨説明の後、各テーブルでディスカッションが行われた。結果はテーブルリーダーが発表。今後の活動に役立てることになる。
田原榮一委員長から、長期プロジェクト検討委員会が今期の事業として取り上げている三つの事業の一つに「マイカー乗るまあデー」運動を含む「エコ・ドリーム運動」取り組みがある。この事業をスタートするに当たり、本日皆さんにその取り組み方について意見交換をしていただきたいとの提案があった。
それを受けて人間尊重・社会奉仕委員会の吉川惠委員長がエコドリーム運動への取り組みについて趣旨説明をおこなった。
趣旨説明は次の通り
京都議定書に基づく1990年の基準年度からのCO2排出量の削減目標は広島県では2010年度に2%減に定められていますが、現実には2006年の実績では17.7%増となり、極めて達成困難の状況となっています。
製造業を中心とする産業部門が15.3%増、運輸部門が17%増に対して、とりわけ家庭部門が35.3%増で、もっとも身近なところからの取り組みが急務となっています。
広島市でも環境局がエネルギー、温暖化対策に総合的に取り組まれており、37項目からなる「エコチャレンジ宣言」が打ち出されています。私たちのクラブでは長期プロジェクト委員会が、すぐにでも実現可能な10項目を「エコドリーム運動」として全員で取り組むよう計画されています。
その内容は次のようなものです。例えば、冷暖房を1℃抑えようとか、電球を省エネ型に取り換えるとか、家電製品を待機状態にしない。あるいは庭に木を植えるなどですが、特に月3回、自家用車を自粛し、公共交通機関を使い、自転車か歩きで行こうという広島市交通局の推進する「マイカー乗るまあデー」運動に協賛し、全面的に支援してゆくことです。
私たちクラブ会員50人が「マイカー乗るまあデー」運動に協賛したとして、自家用車の使用を1週間に1回、30分ほどバスか徒歩に替えると年間5.4トンのCO2削減に寄与できます。これは385本の杉の木が1年間に吸収するCO2の量であり、ガソリン代の節約も70万円となります。
この活動を開始し、ある程度の実績が確認できた段階で在広ロータリークラブを通じ広く広島市民へ呼びかけ、その結果、例えば10万人規模の運動となったとしたら、年間10,800トンのCO2削減が可能となり、これは約77万本の杉の木が1年間に吸収するCO2量に相当し、1億2480万Km(地球3120周分)の自動車利用を控えたことに相当し、約14億円分のガソリンを節約したことになります。
約3年前から始まったこの運動も市民の認識が浅く、マイカー乗るまあデークラブ会員も2100人程度にとどまっており、なんとか私たちのロータリークラブが広島市交通局の実行委員会と強調して会員増強にも協力し、当面倍増計画を検討してみたいと考えています。
「マイカー乗るまあデー」を中心として関係する私たちの生活の身近なところで無理なくできそうなことを面倒がらずにやってみようという「エコドリーム運動」皆様の全面的なお力添えをお願い申し上げます。
また、長期プロジェクト検討委員会がまとめた「地球温暖化防止に役立つ簡単な10の方策を実践するCO2削減活動」について説明をおこなった。
この趣旨説明の後、5テーブルに分かれてディスカッションが行われた。結果はテーブルリーダーが発表した。テーブルリーダは、古澤宰冶君、太田 茂君、吉川修平君、神保 紘君、吉川 惠君の5名が務めた。
ディスカッションの結果
・これら10の方策について趣旨はよくわかっている。すでに実行していることもある。
・高速道路の無料化は高速道路使用に拍車をかけ、地球温暖化防止に逆行の制度ではないか
・マイ箸の持参を行い、割りばしの使用をなくす運動もいいのではないか
・ゴーヤを植えることはCO2を吸収してくれることと、日光を遮るので冷房を抑えるのに役に立つ
・「マイカー乗るまあデー」の日はバスの臨時便が出ているが、知らない人が多い。これを知らせることも大事
・「マイカー乗るまあデー」クラブ会員増強運動を全面的にやろう。会員登録を中央ロータリークラブとして行おう。
・この小さな運動を大きくして行こう
・学生たちにも「マイカー乗るまあデー」クラブ会員増強運動に加わってもらおう。
などの意見が出たことをテーブルリーダが発表した。