- 本日のプログラム
- ガバナー公式訪問
- 卓話者
- RI第2710地区ガバナー 岡田幹夫様
- 担当
- 会長・幹事
- ゲスト
- RI第2710地区G7ガバナー補佐 佐々木宏様
G随行幹事 RI第2710地区代表幹事 齋藤文護様
RI第2710地区G7ガバナー補佐付幹事 杉川 聡様 - 祝事等
- 入会月会員(7名)
- 会長時間
- ・指導者研修セミナーに参加して・・・・報告
・地区補助金が採用された旨の事前報告 - 幹事報告
- ・BOX配布物の確認
(1) 本日のガバナー公式訪問資料
(2)理事役員会議事録・9月例会プログラム
(3) 新年度7月号会報及びファイル
・来月のロータリーレート(1ドル94円=今月同様) - 理事役員会
- ・本日例会終了後3F「安芸」の間にてガバナー公式訪問フォーラムを開催します。
資料8・9頁のとおり、出欠回答により指定席とさせて頂いておりますが、予備席もございますので多数ご参加下さい。 - 委員会報告等
- ◎S.A.A.: 100万$食事
◎職業奉仕 : 禁煙例会
◎出 席 : 出席報告
◎R財団 : 愛のコイン箱
◎料理同好会 : 8月料理教室案内
卓話時間
第1427回例会
岡田幹矢ガバナー
みなさんこんにちは、ご紹介をたまわりました岡田でございます。
昨日は、地区指導者育成セミナーに迫田会長をはじめ、4名の方にお越し頂き、また昨年大変ご活躍頂きました田原ガバナー補佐がお見えになりご挨拶頂き、おかげさまで盛大に開催されましたことをお礼もうしあげます。
本日、私にとって22回目の公式訪問でございます。
ガバナー道というものがあるならば、従来のガバナーはいわば伝道者であると思います。私は中道者と言う立場をとりたいと考え、22回目の札所を訪ねる22回目の巡礼の旅公式訪問でございます。修行中のみ到らぬ点はご容赦申し上げます。
さて、本年度国際ロータリーのジョン・ケニー会長はスコットランド初のRI会長で、「ロータリーの未来はあなたの手の中に」とテーマと掲げておられます。ロータリアン一人一人にロータリーの未来に責任を持ってほしいと、7つの優先項目を掲げています。その中から私は2つのテーマを取り上げます。1つは会員増強、2つめは職業奉仕です。
ケニー会長はこれに独特な職業奉仕と付け加えています。私は地区の運営の信条としまして、ロータリーにはまろうと訴えています。
私は、地方の幾つかのロータリーを廻り、残念なことにロータリアンでありながらロータリーの事業に全く参画していないクラブがあったり、ロータリーのことを全く勉強していない方がおられる事実がございました。
また、その裏には昨日も話題になりました、ロータリアンが激減しているという懸念であります。
8月のロータリーの友に「日本の会員数の動向」という記事が載っています。1996年の11月末に129,600名在籍していた会員が、実に13年間減少し、毎年2,760名減少し、13年で35,800人減少していたことが記してあります。
当地区にしましては、昨年度諏訪がバーの大変な努力で何とか減少は避けられたようですが、多少会費の納入するということからは、当地区の現況が深刻になるのはこれからであると思います。不況が浸透してくるのはこれからだと思うわけです。
当地区内であるグループの興味深いアンケートを頂きましたのでご紹介したいと思います。
このアンケートは次のようなことです。
1.ロータリーに誇りを感じますか?に対し
97%の会員が感じると応えたクラブが最高で、残念ながら65% もあります。
2.例会100%に意義を感じますか?に対し
最高が73%。最低は65%でした。
3.ロータリーは楽しいところだと思いますか?に対し
最高は80%、最低は38%という数字がでています。
4.退会したいと感じたことがありますか?に対し
最高は85%、最低でも48%
5.子供をロータリーに入れたいと思いますか?に対し
最高は70%が最高、最低は24%という数値がでています。
6.CLPは採用して良かったと思いますか?に対し
最高は44%、最低は10%
7.ポリオプラスに賛同しますか?
最高は100%、最低は85%
時間の関係から、全てを紹介出来ませんが、会員を増員するべきだと思いますかという問いに対しては、いずれも高い評価をいただいています。これはあるグループのアンケートですが、あるグループのアンケートと断定して良いかどうか、私は共通した意見ではないかと思うわけです。
ロータリーとしてどう対処するべきかは会員増強に対して、いろんな方々が国際ロータリーで専門的な教育を受けられたコーディネーターが、色々と言われていますが、私は原点に帰るしかないと思っています。
私の個人的な考え方ではありますが、もう一回会員を増強するには、ロータリーでない人、ロータリーに熱心でない人、ロータリーに入会しない人に理由を尋ねて、説得しなければならないし、ロータリーの持つ魅力を説明できなければいけない。
われわれは得てしてロータリーにどっぷり浸かっていますと、ロータリーの魅力を忘れています。思いつくままにロータリーの魅力を、きわめて単純なことですがお話ししたいと思います。
まず職業分類によって、選ばれた会員です。当然ですがロータリーバッジを着用する権利を与えられています。また、入会と同時に世界のロータリアンと友達になることができます。日本は勿論世界の例会、地区大会、国際大会にに出席出来ます。
あらゆるロータリアンと親睦を深め奉仕の感性を磨くことが出来ます。ロータリークラブ自体も非常に大きな研修の場です。研修のツール・ノウハウを開放し、人を育てる継続性を維持することに繋がっています。
また、ロータリークラブは人材の宝庫です。すごい人、尊敬すべき人、この中にもそういった事が多くいらっしゃると思います。ロータリークラブは、これほど知的に運営されている所はないと言われています。
ロータリアンたるもの、新会員を勧誘したり、退会予備者を出さないためには、ロータリーとは何か、と言うことを説明する力が求められています。
ロータリーの奉仕、これは他人への思いやりの心、助け合いの心と言われていると思いますが、自分の言葉で説明医が出来ないといけないと思います。
そして、ロータリーの目的、綱領が説明できること。ロータリーとは、ロータリーの奉仕や理念が上手く説明が出来るよう勉強しなければならないのではないでしょうか。
ロータリーに入会するときの口説きの文句をいわなければならないと思います。
ロータリークラブに入会するときに話すべき事は、
ロータリーの行事を通じて国際感覚が身につく、指導者の付き合いを通して、リーダーシップが身につく、他人を思いやるロータリー精神が身につく、奉仕の機会が増える、などです。
同じような別の表現では、
1.交友関係が広がる
2.社交的になる、
3.行儀作法が身につく
4.勉強するようになる
5.品性に磨きがかかる
6.朗らかにすごせるようになる
7.情報処理が上手になる
8.家族を大切にするようになる
9.健康に気を配るようになる
10.話し上手、聞き上手になる
以上のようなことを訴えています。
いずれにしましても、会員増強というのは、我々の大きなテーマです。
その意味するところは、最高度の倫理的な基準を尽くして職業奉仕を遂行しなさいということです。ロータリアンの会社は恐慌に打ち勝って生き残ったという逸話があります。只単に生き残るのでなく、国に法人税を払っていくこと、その努力をしてロータリー活動をすることが職業奉仕でありロータリー活動であると考えます。
ロータリーアンが動く広報者である自覚を持って行動することが必要であろうと思います。得てしてロータリーというのはアメリカ発の発想であるのですが、日本の良さを大事にした職業奉仕であるべきと考えます。
最後にお願いがございます。地区大会10月9~11日に周南市で開催されます。
記念ゴルフ大会や、第2690地区のパストガバナー渡辺好政氏と(株)致知出版社の社長兼編集長である藤尾秀昭氏の講演会を予定されていますので、多数ご登録をお願いします。本日はありがとうございました。