- 本日のプログラム
- 会員卓話
「大塚かぐや姫プロジェクト」 - 卓話者
- 谷平英俊君
- 担当
- プログラム
- ゲスト
- 来客:(広島東南RC所属)
ガバナ-補佐 久行敏夫(ひさゆき としお)様 - 黙祷
- 広島RC所属の神田昭二(カンダショウジ)会員が1月26日(土)午前6時15分ご逝去されました
- 会長時間
- ・久行敏夫ガバナー補佐よりIM全員登録の御礼と当日参加のご協力お願いについて
・新ポールハリスフェロー表彰(河野隆君)
・小笠邦久会員退会挨拶・記念品贈呈 - 幹事報告
- ・ロータリーレート変更のお知らせ
2月1日より1ドル108円に変更となります。(現行112円) - 理事役員会
- ・本日例会終了後4階「竹の間」にてクラブアッセンブリー開催
- 委員会報告等
- ・出 席 : 出席報告
・ロータリー財団委員会 : 愛のコイン箱(ポリオ寄付指定)
・国際奉仕 : 使用未使用古切手類収集
卓話時間
会員卓話
「大塚かぐや姫プロジェクト」
谷平英俊君
1.西風新都と大塚地区
西風新都は、広島市の中心部から北西約5~10kmの位置に広がる丘陵地です。
約4570haを対象に、「住み」「働き」「学び」「憩う」という複合機能を備えた人口10万人規模の新たな都市拠点を建設するため、広島市、民間開発事業者及び地域住民が一体となって事業を推進しています。
この西風新都のほぼ中央に位置する大塚地区は、広島広域公園や広島市立大学、広島修道大学などがあり、高層建物の建設など、新しいまちづくりが進む一方、懐かしい田園風景も残る自然にも満ちた地区です。
2.大塚かぐや姫プロジェクトとは
大塚地区の里山には竹林が多く広がっていますが、そのほとんどは荒れた状態で放置されており、地域の環境や景観に悪影響を与えています。このことから、竹林に人手を加え、京都に見られるような人に優しい竹林を蘇らせるとともに、造形作品の制作を通して竹を美術の素材として利用することの可能性を試みるものです。
広島市立大学の学生・教員と大塚・伴南学区の地域の皆さんとの共同で行われています。
3.最後に
大塚かぐや姫プロジェクト実施について、マスコミも大きな感心をして頂き、取り上げて下さいました。今回のプロジェクトはかねてより広島市立大学と地域の交流促進が望まれていた中で、何か共通のテーマがないかとお互いが話し合いによって真剣に討議した結果と思います。
きっかけとしては、平成17年7月に広島市立大学芸術学部よりドイツのニュルンベルグ大学とのアートプロジェクトの開催を計画している旨のお話しがあり、是非とも地元の皆さんの協力を得たいとの申し出により、8月から10月にかけて地域の庭先、田んぼ、倉庫などを会場として19作品の展示をしました。そのとき、ドイツの学生より地域の山を見たとき、ニュルンベルグ地方には竹がない、竹を使った芸術品を是非とも造りたいとの申し出があり、2名の学生が制作展示をしましたことが、大塚かぐや姫プロジェクトの一つのきっかけになったかと思います。地域としても芸術を地域全般に理解してもらい、多くの子供からお年寄りまで参画することにより、将来、芸術を目指す人達が出て来るものと信じていますし、地域全体が芸術村になればと願っています。