- 本日のプログラム
- クラブフォーラム(職業奉仕) ゲスト卓話
「夜型警察署 署長雑感」**少年からやくざまで** - 卓話者
- 広島東警察署 署長 田邊 誠(たなべ まこと)氏
- 担当
- 職業奉仕委員会
- ゲスト
- 柳川寿子(やながわ ひさこ)氏
- 黙祷
- ・広島南RC所属 高橋正吉郎(たかはし しょうきちろう)会員が、9月24日ご逝去されましたので謹んでお知らせいたします。(84歳)
- 祝事等
- ・会員誕生日祝(5名) 三宅 徳見 河野 通谷 蔭山
・還暦の御祝い 徳見 河野
・配偶者誕生日祝(5名) 神保 吉清 栗栖 増原 上原 - 会長時間
- 9月25日のガバナー公式訪問例会、フォーラムが無事終わり、その夜正副会長幹事会がリーガロイヤルホテル広島で行われました。その席で「いつも心に太陽を」に対してと、例会の雰囲気に対して大変お褒めの言葉を頂きました。本日は、新会員になられる柳川寿子さんがゲストとして出席されています、みなさん宜しくお願い致します。
- 幹事報告
- ・BOX配布物の確認
(1)広島東南RC・広島城南RC・広島中央RC3クラブ懇親ソフトボール大会ご案内(出欠回答をなるべく本日お知らせ下さい!!)
(2)会報9月号
(3)ロータリーの友誌
(4)ガバナーズレター
・回覧物
(1)家族会及びソフトボール大会出欠表
(2)広島東南RCの久行敏夫会員より自費出版された「ロータリー妄言録」(再度)
(3)上原悠爾会員作品掲載画集(再度)
・国際大会開催のご案内
と き 2007年6月17日?20日
ところ ソルトレイクシティ
・RI第2710地区2006?2007年度R.C.C.地区大会開催のご案内
と き 2006年11月19日(日)13:30?18:30
ところ ルルサス防府
・次週例会は休日の為なし、16日は定款による休会です。2週連続例会はなく、メークアップも無用です。
・地区大会について
(1)10/13(金)~15(日)は地区大会ですので、各日出席予定者は必ずご出席下さい。(地元開催を盛り上げましょう!)
(2)15日の日野原氏記念講演及び新世代アワーの一般傍聴券が地区大会事務所から届いています。ロータリアン以外の家族及びお知り合いの方に公開されますので、ご希望の方は事務局までお知らせ下さい。(30枚のみ) - 理事役員会
- ・本日例会終了後12階「ライラック」にて理事役員会開催
- 委員会報告等
- ○ 出席委員会 : 出席報告
○ 親睦活動・R家族委員会=家族会及びソフトボール大会参加のお願い
卓話時間
「夜型警察署 署長雑感」**少年からやくざまで**
広島東警察署 署長 田邊 誠(たなべ まこと)氏
広島東警察署 署長の田邊です。
本日はお招き頂きありがとうございます。
4点ほどお話しします。
私は刑事歴が長くその後、監察官、可部署長、などを経験し現在東警察署長をしています。
現在、広島県の犯罪問題の解決の一つとして青少年についての仕事を主に考えています。
広島県は全国でも青少年の犯罪件数が多い県です。原因はいろいろありますが、家庭、学校、警察すべての責任に於いて指導すべきと思っていますが、学校は学校の責任として、生徒への指導は学校は学力。生活指導は家庭と警察の仕事だと、公立学校の教育現場は云うわけです。では、学力はどうかと云うと全国でも学力もたいしたことにはない。学校の規模で云いますと、1,000人を超える学校もあります。そういう学校で生徒を集めて警察官が行って話をしても、本当に聞いて欲しい生徒は聞いていないのが現状です。しかし、警察は今も続けてはいます。
学校の先生にしっかり理解をしていただくため、生活指導プログラムをを作りCDにして配布しています。そして校長、教頭、担当の先生にお話ししています。そして学校へ帰って各クラスで話して欲しいとお願いをしていますが、うまく行っていないのが現状です。
教育長が替わったので現在期待をしているところです。
広島は未成年の子供が犯罪を犯す比率が全体の45%になっています。この子供達がこのまま成人になってしまうと困るので、学校にも協力をお願いしているわけです。全国でもワーストのトップです。学校にも責任を感じてもらい協力をしてもらいたい訳です。
次に暴力団の実態をお話しします。
広島県内で55組織、550人関係者と、関連のある430人で約、1,000人の関係者がいると把握しています。昔と違って企業として組織化して継続的にお金が入る仕組みを作ろうとしています。県警の中には過去何人の暴力団を捕まえたかが自慢のようになっていた時代があります。下っ端を何人捕まえても意味がない。現在では組織的な資金源を絶つことが一番です。
業界全体で云うと、解体業者は全ての工事受注に対して10%の手数料を暴力団組織のトップに支払っていた時代があったのですが、今は絶対許すわけにはいかない。広島県は建設業界にたいして、特に規制を強化して判った業者は公共事業から除外するなどの対策をとっており、これは全国37都道府県へ波及しています。
しかし、少しでも手を緩めると元へもどるので注意を続けています。
また、過去には多くの暴力団が生活保護を受けたり、公営住宅へ入居した。現在は入居時に厳しくチェックしているので新規の入居者にはいません。
次に全国12カ所にある歓楽街を安全な街にするため、色々な努力をしています。例えば路上の大きな看板を撤去することで、その間に止めてあった自転車などを排除しています。駐車違反、暴力団の関与が比較的多い風俗の営業違反の徹底した摘発をしました。街は美しくあるべきです。TAXもアジア大会以降の規制緩和で大変な台数が増えて交通の障害になっています。諸問題を解決するため、広島市の歓楽街を美しくするため広島市長、県警本部長、県知事、地元商店街、商工会議所などの協力でワーキングチームを作り、歓楽街の問題解決をすることになりました。
時間がなくなりましたので、まだ一つ残っていますがこれで終わります。
今後とも、ご協力をお願いをいたします。